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嬉しい医師着任

今年の4月1日は特に記念すべき年になった。 診療所の所長さんが着任してくれたのである。 ここ数年診療所の医師確保のために懸命の努力をしてきたのであるが、臨時的にしかも数人のお医者さんの交代での勤務しか確保できず、それぞれお忙しい中、数人の先生方にお願いし、やっとのことで診療所の運営をしてきたところでした。 このたび、村出身のお医者さんが勤務してくださることになり、職員としての辞令を交付させていただいた。 本当にありがたいことであり、村の方々もどれだけほっとしていることか存じている。 私自身も、常に医師確保のためにはあらゆる情報を張り巡らしていたところでしたし、秋田県にも、東京の自治体病院協議会などあらゆる紹介機関にもお願いをしてきたりしたが、なかなか良い情報もなく、困惑しきっていたところでした。 同じ自治体でも医師確保にはどこでもご苦労なさっており、私たちは今回の決断には本当にありがたいと感謝しているところである。 そんな2013年4月1日は私にとっては忘れられない年になりそうである。

完全休日が・・・

年度末の二日間、10年近く前にお願いした職場を無事に退職してあいさつに見えられた。 お願いした職場の管理者がわざわざご一緒に見えられて恐縮したが、再雇用をとの誘いもあったようですが、体力的に限界とのことで、退職されたようである。 勤務状況もよく、再雇用までも願われるくらいであったとのことで紹介したものとしてもうれしかった。 村からも結構勤めておられる職場で、その職員の方々はみんな能力が髙く優秀であり助かっているとの言葉もいただきとても嬉しかった。 とにかく、真面目に一生懸命に取り組んでいる姿勢は高く評価されておるようで、これからいろいろな形で責任ある役割を期待しているとのことであり、大いに自信を持って頑張ってほしいと願っている。 年度末にいろいろと抱えている課題もあったが、時間的に週末とあって、思い切って休ませてもらった。 おかげで、二日間はお客さんが見えられた以外は休めることができると思ったのが、ちょっと違ってしまった。 またまた家族がそれぞれ出かけてしまい、一番小さな孫を預かる羽目になり、前日は午後から孫3人を預かるというとんでもない休みになってしまった。 まーたまには仕方がないと思っている。 これが、年中ほとんど仕事にしている、女房からすると少しくらい、いいだろうと思うのかもしれないが、普段のそうした家事万般は本当に大変なことであると改めて感じている。 それでも、少しは本も読めたし、ゆっくりとする時間もあって貴重な年度末ではありました。 新年度、気持ちも新たにして、しっかりと諸課題に対処していかなければならないと思っている。

地域おこし協力隊

総務省が主唱している地域おこし協力事業にに村でも参加し、首都圏を中心に募集をしていたところ、一名の応募があり面接などを実施し4月から採用することにした。 更に、もう一名の応募があり、書類審査のうえ近く面接などを実施する予定になっている。 すでに決定しているN氏については住所も岩井川に決まり、所有者のご協力により民家を借入し4月から活動を開始していただくことになっている。 農業関係の活動を中心にしてすでに年間計画を策定してくれているようで、この計画によって頑張っていただくようにする計画である。 この時期、県内の地域おこし協力隊員の活動状況が新聞などで報道されているようであるものの、その活動実態などをよく承知していないが、地域地域によっていろんな活動、地域おこしがあることでしょうし、わが村はわが村の考え方で独自に頑張っていただくことになるものと思っている。 もう一方には、決定したら観光・物産などの分野での活動をお願いしたいと考えているところである。 書類上では、ぴったりの方であるようにも感じている。 村の農業、観光・物産など外から見た、あるいはまったく違った視点からの考え方での地域おこしも必要であると考えていたところであり、この事業はそうした観点からすると非常に意義のあることではないかと考えているところです。 こんな人材の交流が進もうとしているわが村にも、雪解けが進み、緩やかに春が進んでいます。 成瀬のせせらぎもそんな緩んだ水を流しついづけています。  

退職辞令交付

年度末のこの時期、人事異動や退職に伴う辞令の交付が行われる。 昨日は朝から大忙しであった。 加えて、年度末になって確認しておかなければならない事業が何点かあってその打ち合わせと、その対応をやってもらうようにお願いし、湯沢雄勝広域市町村圏組合の事務局職員の退職、消防職員の退職辞令交付式に管理者の職務代理者として臨んだ。 管理者が市長さんであるが、市長選挙があり多忙のため代理することになったのであるが、4年に1回はこの役割を務めることになった次第である。 今年は、事務局と施設職員5名の退職と転出 消防職員は消防長以下14名と大量の退職で、結構時間がかかった。 広域行政の環境業務、消防業務などそれぞれの分野において、献身的な業務執行当たられた皆さんにしっかりとお礼を申し上げ、辞令を交付させていただいた。 また感謝状も贈呈させていただいた。 本当に長い間お勤めいただき心からお礼を申し上げさせていただく。 終わって、第3セクターの運営に関して相談役と密度の濃い打ち合わせを行い、昼食も噛みながらの補正予算対応の課題を打ち合わせをし、小学校の同級生の葬儀に出席した。 突然、新聞で訃報を知り驚いた。71才という年齢での急逝は何とも早すぎるし残念でならない。 建築業を創業し、独特のこだわりでの木造住宅で多くのお客さんがおり、特に直木賞作家の高橋治さんや、石川県山中温泉の割烹旅館「かよう亭」や白山の「僻村塾」などで著名な方々との付き合い、東京、神奈川、など首都圏での木造住宅を手掛け、今なおお客さんからの相談を受けておられたようである。 落ち着いた色調の日本建築の本質をしっかりととらえた木造住宅は、住んでみてゆっくりすると好評であったようである。 奇をてらうことを嫌い、ほとんど営業活動などしなかったようであるが、着実にお客さんをつかみ、しっかりとした会社にしたようである。 喪主であるご長男のごあいさつでそんなことを知りましたし、わざわざ遠く、石川県からかよう亭の社長さんが駆け付け弔辞を述べられていた。 女優の真野響子、あずささんからもくれぐれも良しくというご家族へのご挨拶も述べられていた。 交際範囲の広い人であったことがこうしたことからも知ることになりました。 安らかならんことをお祈り申し上げます。 そのあと、村職員の退職辞令交付、4名の退職者と、県庁に帰られる職員への辞令を交付した。 勤務期間はそれぞれ違いはあるものの、多くの困難な場面もあったことでありましょうが、すべてをこなし、村政発展のためにご尽力いただきましたことに対し心からお礼を申し上げる次第であります。ありがとうございました。

スポーツ・芸術文化賞表彰  

平成24年度の東成瀬村スポーツ賞、芸術文化賞の表彰式があった。 小中学生、高校、一般の方々を含めて栄光賞4名、奨励賞25名と1団体に対しての表彰であった。 合計で30名、今年の特徴としては芸術・文化部門の対象者が多かったことと、成人者でもパークゴルフ東北大会レベルでの1位と入賞者、秋田県障害者スポーツ大会、秋田県スキー技術選手権大会での4位などの入賞がおったことであった。 スキー大会では第6回全国小学生アルペンスキー大会で小学校5年で高橋夢香さんが1位、同じく4年小野寺紅美さんが第2位という成績もありました。 また、全国小学生作文コンクールで「わたしたちのおまわりさん」と題して、古谷羽音さんが警察長官賞を受賞した。 素晴らしいことです。今後の活躍とさらなる前進を大いに期待したいと思う。 おめでとう。