今年の4月1日は特に記念すべき年になった。
診療所の所長さんが着任してくれたのである。
ここ数年診療所の医師確保のために懸命の努力をしてきたのであるが、臨時的にしかも数人のお医者さんの交代での勤務しか確保できず、それぞれお忙しい中、数人の先生方にお願いし、やっとのことで診療所の運営をしてきたところでした。
このたび、村出身のお医者さんが勤務してくださることになり、職員としての辞令を交付させていただいた。
本当にありがたいことであり、村の方々もどれだけほっとしていることか存じている。
私自身も、常に医師確保のためにはあらゆる情報を張り巡らしていたところでしたし、秋田県にも、東京の自治体病院協議会などあらゆる紹介機関にもお願いをしてきたりしたが、なかなか良い情報もなく、困惑しきっていたところでした。
同じ自治体でも医師確保にはどこでもご苦労なさっており、私たちは今回の決断には本当にありがたいと感謝しているところである。
そんな2013年4月1日は私にとっては忘れられない年になりそうである。