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赤べこ事業地鎮祭

正式な事業は「雄平地区草地林地総合整備型事業」ということであるが、我々はかって村の地域特性を活用した「日本短角種」、通称「赤べこ」を夏は焼石岳山麓一帯に自然放牧し、冬は農家の畜舎飼育しながら子牛が生まれる、その子牛を連れた春には再び山に向かいひと夏を過ごし、秋には臨時家畜市場で競り市にかけられ、売買されるこの繰り返しを明治時代から続けられていた。 昭和30年代後半から40年代に入り、黒毛和種の全盛時代となり、この赤べこは残念ながら一気に衰退した。 しかし、ここにきてその肉質が淡白でヘルシーであることから見直しされるようになり、消費者からの需要が急激に増加しているようで、テレビのコマーシャルなどでも大きく取り上げられるようになってきた。 村としても、価格の問題、飼育のしやすさ、牧場を一定規模もっている関係からそうした特性を大いに活用する観点からも、ぜひ取り組んでいきたい事業として検討していたところにそうした、交付金事業があることとなり、取り組んだところでした。 ところが、前政権時代から名乗りを上げてはみたものの、事業実施までは具体的な取扱いなどでなかなか進まずやきもきしていたところ、このほどやっとその方向が決定し、昨日その主要施設である畜舎、飼料貯蔵所など施設建設の地鎮祭が行われた。 この施設は秋田県農業公社が発注したもので、かなり急ピッチでの工事施行となるもののやっとここまでこぎつけたといった感じである。 この施設のほかに、民間実施の畜舎建設も予定されており、さらに草地の改良更新事業はすでに事業が施行されており、いよいよ動き出した感じがしてほっとしている。 この施設整備と併せて、総合的な畜産振興、飼料用米の生産、付加価値を付けた加工事業も期待されることから、雇用の場としても発展することを期待したい。 やはり、地域の持つ特性を活用したこうした事業にはしっかりとした計画のもと、将来性を見極めて進めていかなければならないと感じている。 ともかく、走り出した畜産事業をしっかりと完成させなければならないと強く感じたところでした。 昨日の午前中は、手術をして2年目になることから、胃カメラを飲んだ。 ごく初期の食道上皮癌を見つけてくれたお医者さんを頼って大仙市のK内科胃腸科で検査を受けた、「問題なし」とのことでホッとした。 このところ、胸やけがしたりするといった症状があったのですが、正直なもので、検査を受けて大丈夫と言われると、その症状もなくなるのですから、かなり精神的なものがあるんですなー。 妻も、どうしたわけか、2年前に私がそうした病気になったときにも、同じ症状になり胃カメラを飲んだし、その時も異常がなかった。今回もまた私が同じ症状であるとのことで一緒に飲んだと言うよりも妻の場合鼻からカメラを入れたようで、とても楽だそうですし、時間もかからないようです。しかし私の場合、食道の一部が残っているようで、そちらを確認する意味からも飲んだ。妻には小さなポリープがあったようですが特に問題なしとのことで、これまたホッとしている。 似てくるんですなー。 でも昨日はお酒は飲みませんでしたよ!

活発な意見交換

現知事になってから提案され始められた「協働政策会議」の本年度総会が開催された。 25市町村になって秋田県と市町村が協働でできる政策を出し合って、推進しようとする会議である。 その意義については理解できるが、なかなか具体的な政策が出てこなかったが、少しずつ県と市町村から提案されてくるようになった。 課題は同じであっても、県と市町村では立場も違うし、対象は同じ県民でありながら、微妙な意識の違いがあるのも止むおえないことかもしれません。 しかし、その違いを解消しつつ、施策を展開することは大事なことでありましょう。 今回もそうした意識のずれが少しずつ解消されつつあるのか、活発な意見交換がなされた。 私からも、県際観光と交流人口の拡大さらにはそのための交通アクセスの整備の重要性について、隣県との協議機関設立に向けての県としての指導と協力を提案させていただいた。 これに対し、知事からは交流人口の拡大は重要な県政課題であり努力すること、スポーツ観光部長からも、その必要性については十分認識しておるとの回答であった。 また、地域包括医療と福祉対策の推進ついては、その中心になるのが医師確保であり、そのための具体的な対応策を県に求めたところでしたが、これまでの考え方を出るものではなく、物足りない感じがしたが、これまた難しい問題であることは承知しているものの、それだけでは地域包括医療福祉の充実は、時間を要する課題であろうと思った。 医師確保の問題、新規企業立地、再生エネルギーと農地利活用、ラジオ難聴対策については5月のこの会議で提案したところでしたが、国においてはかなり具体的に対策が取られようとしているが、県においてはこれから具体的に貯砂する方向で検討するとのことであった。このほか難病対策、など幅広い分野での意見交換がなされた。 もちろん、県の幹部との意見交換会もあり、個別の課題についても、村の実情と状況を申し上げしっかりと説明し、ご協力を願ったところでした。 これが大事なんです。 この後グランドオープンした県立美術館を見せていただいた。 藤田嗣治画伯の秋田の祭り大壁画が移転展示され、圧倒された。旧館にあった展示内容とは違った全く初めての作品も鑑賞することができた。 あの大作がたったの15日間で完成したことを初めて知った。 また、安藤忠雄氏設計の新美術館の素晴らしさと2階のロビーからの水面越しの旧館とお堀、県民会館の眺望のすばらしさにしばし見とれてしまった。 安藤氏の建築は、今年四国松山でも見たがやはり素晴らしいものであった。

日毎に変わる景色

秋の日は日毎に変化をする。 それが出張などで二日三日空けると本当にその変化の激しさに驚く。 散歩コースは同じであっても山々を見る角度によっても大きく違うし、あぜ道の朝露もいかにも冷たそうに見えてくる。 それでも、まだまだ可憐に咲く何の花かはよく知らないが、たくましく咲いている、もう少しで散るのでしょうか。 それとも、懸命に咲いているのは、生命力を蓄えるための最期の力を振り絞っているのでしょうか。 見事なものです。 昨日は、早朝から村内の部落長さん方にお集まりいただいて、春に要望していただいた各地域の要望事項について、検討した結果を含めてご回答申し上げ、さらに今後の具体的な対応策についても回答させていただいた。 こうした積み重ねで、それぞれの地域要望が実現し、少しでも住みやすい地域作りになってほしいと願っている。  

休日の都内は閑散

image 成瀬会を終えて、ホテルから帰路に就く。 都内、特に泊まったホテル周辺は閑散としていた。 こういうときに忙しいのは、高層ビルなどの窓掃除点検でしょう。 あんな高い所からロープ二本でぶら下がり、しっかりと手早く作業中!次々と移動、こんな方々の作業賃金も高いだろうなー!なんて、詰まらない事を考えてパチり。 三連休の最後、乗り物は結構混んでいました。 成瀬会に参加してくれた方々からメールもどんどん入っていました。 参加すると、いろんな方と会えるし、話すことができてすごく楽しいとのこと。同級生とも会えてとっても良かった! こんな形で広がりを見せてくれると嬉しい限りです。 特に、段階の世代の方々にそうした動きがあり、期待したい。

大盛会の成瀬会

    25回目を迎える首都圏成瀬会の総会が東京都文京区の椿山荘で開催された。 この会場は2回目で首都圏の方々もめったに行くこともないようで、参加者もそのせいか村からのふるさとの味を担当してくれた商工会婦人部の方や、一般参加者を含めて、200人を超える盛大な総会となった。 秋田県人会長、湯沢会長、胆沢会の会長さん方や役員さんがた、国会議員秘書、秋田魁新報社東京支社長、漫画家の高橋よしひろさんなどもおいで頂き、大変な盛会であった。 持ち込んだ納豆汁も漬け物、そのほかも大好評で、皆さん久し振りの故郷の味と、成瀬言葉を存分に使っての語らいに大満足であったように感じた。 まさか、椿山荘で持ち込みの納豆汁と漬け物!匂いもあり無理かと思ったのに、役員さんがたや椿山荘の総支配人であった冨田さんのお計らいもあったのでしょう、そのご無理で皆さんから喜んで頂き嬉しかった。 多くの ふるさと会が各市町村で開催されているが、これだけ盛会なのは珍しいようです。 最後は、北国の春、ああ上駅、故郷を全員で歌い締めくくった。