爽風雲 のすべての投稿

雪国から九州へ

image image 一昨日から降り出した雪は昨日はとうとう除雪車も出動した。 ついに来たか!という思いと、何とかもう少し待って貰いたいという思いが錯綜する気持ちで一杯でした。 そうした思いの中で、交通災害共済事業、消防団員の退職金支払い業務、災害補償精度、職員の退職手当制度などの事務を扱っている総合事務組合の議会の研修に参加した。 同じような業務を扱っている熊本県組合員での研修で、財政状態が極めて良好な組合で基金残高も秋田県組合の約8倍の240億円も保有している要因などを直接聞き、その経緯などを研修した。 更に、交通災害事業の公費負担のありかた、消防団員の公務災害の事故要因、非常勤職員や議会議員、農業委員会委員、教育委員などの公務災害補償の現状など幅広い分野の研修と意見交換をさせていただいた。 内容的にも、充実したものであった。 今後の事業運営に十分に参考になる内容であったかと感じているし、参考にすべきである。 研修後、日本の城で訪れてみたい城の第一位である熊本城を折角なので、薄暮の迫るわずかな時間に参観した。 すごいお城で、天正16年加藤清正築城、明治10年の西南戦争の開戦3日前消失、昭和35年天守閣再建、平成10年熊本城復元整備開始 整備費肥後54万石に因んでか54億円での事業費。 細川家、加藤家を中心にしたゆかりの城とした名城・熊本城として後世に残ることになった。いやーすごいお城でした。 途中、携帯で気になっている雪の状況を確認すると、降っている! あああっ! 熊本も思いのほか寒い! コートが必要な状況に驚いた。 ことしの秋は暖かったが、その反動なのかな? この寒さは日本列島全体で週末まで続くとか。

来年度予算に向けて

これから本格的に国の来年度予算獲得に向けての要望活動が激しさを増してくる。 そのすべての活動に参加することは無理にしても、可能な限り時間を合わせて参加することにしている。 昨日は、国道397号線の整備促進協議会(会長・奥州市長)の要望活動のため国土交通省東北地方整備局長に要望してきた。 秋田・岩手の両県が管理する県管理国道であるため、要望を受ける立場の整備局もその必要性は認識されておられることでしょうが、両県の意向を大事にする姿勢であることは承知しているものの、認識をお持ちいただくためにもこれまでも要望してきたところである。 従って、回答としては、予想していた通り、国の予算も厳しい折から公共事業費は年々削減されており総額確保のため、ご協力をいただきたいとする意見でもあった。 私からは、冬季閉鎖期間が長く、経済交流、県際観光による交流人口の相互交流の重要性からも通年通行の必要性を訴えながら、冬季閉鎖の期間短縮、最低ゴールデンウイーク前の春山除雪の実施と除雪障害となる安全施設の対策としてのスノーシエット工事などの促進を強く求めたところでした。 これに対し、要望を受けてくださいました副局長さんからはその必要性に言及していただきました。 これからも、こうした要望はしっかりと説明していかなければならないと感じたところでした。 行くときは道路状態も良かったのですが、帰路に着くと間もなく雪がちらつきだし途中からはすっかり雪もよう。 途中村の方を確認したら道路にも雪が積もっているとのこと。 こうした天候になると、あれこれ心配しなければならないことが多い。 まさか、まだ根雪になることはないでしょうが、なんとかもう少し根雪は伸びてほしいと願うばかりである。

今朝初雪

一昨日は素晴らしい秋晴れ、それが昨日は一転して冷たい雨と風。 そんな日曜日であったが、地域の共同作業日で、集落内の水路の掃除に総出であたった。 久しぶりの作業とあって、体力不足の私にとっては多少疲れた。遊びやスポーツとは違って使う筋肉が違うのだろうか、夕方には疲れがどっと出てきて横になって少し休んでしまった。 それでも、水路の手入れ作業は我々の地域にとっては欠かすことのできない重要な作業であり、ついでに自分の池に入れる水路の手入れも息子と一緒に手入れしてすっかりした。 あけて今朝の散歩、いつものように東の山々を見るのが癖になっておりを見るとスキー場やその近辺の山の一部が白くなっていた、一昨日も一番遠くの脊梁山脈の一部が白くなっていたようだが、今朝ほどではなかった。 いよいよ雪のシーズンになった。 それでもまだ早い。 まだまだ雪はいらない! 工事関係も残っており、もう少し待ってもらいたい、正直なところの気持ちである。 栗駒山荘の冬支度もまだかかるようだし、もう少しゆっくりしてもらいたいものです。

好天の秋

  気持ちの良い秋晴れとなった昨日、たくさんの飛行機が飛び交い見事な飛行機雲が空に描かれていた。 朝には、近くの89才になるTじいちゃんが亡くなり火葬に向かうじいちゃんをお見送りをした。 明るく快活な方で歌もうまく、昔のお祭りの納歌などをご指導いただいたり、冗談もうまく、人気者のじいちゃんでした。 敬老会や地域の集まりなどでは、会を盛り上げるのに欠かすことのできない貴重な人材でしたし、家族思いの強い方でした。 じいちゃんが西方浄土に旅立つのを皆がお見送りしたように空からも、地域からも多くのお見送りがあり、見事な紅葉、青空とこの上ない旅立ちであるかのようでした。 安らかにお眠りください。本当にありがとうございました。 そうしたことを思いながら、家の周囲を片付けるのにも、どこか気持ちの良い天気で孫たちも外に連れ出し、好天の中で思い思いに自由に遊んでいたし、息子は車のタイヤ交換と、冬の準備に忙しかったようです。 この後、昼食をとり、妻が習っているお茶の先生のところでのALTの方々との2回目のお茶会に呼ばれていたので、これの出かけお茶を美味しくいただいた。 アメリカからの6人のALTが日本文化のお茶を楽しんでおり、次は冬のお茶会が計画されておるようで、ぜひ参加させていただきたいと思っている。 そのあと、来年秋田で開催される29回目の国民文化祭のプレイベンとして「出羽(いでは)の国の昔っこ」が村の集会施設「ゆるるん」で開催され、開会式であいさつ、じっくりと聞かせてもらった。 村からは二人の昔語り、山形、福島、岩手からも三人の語り部からおいでいただき、聞きに来てくださった方々は、200名近くにもなったのではなかったでしょうか。実に内容の濃いプレイベントとなった。 一般参加者の方も含めた交流会では、東京、福島、神奈川、などからも40名を超える参加で大いに盛りあった。 開会式では、昔語りと、方言の大事さ、後世に残したい文化の一つに、昔語りと方言をぜひ残していきたいと申し上げた。 交流会では、そうした私の考えに、驚いたことに横浜から見えられた30代のご婦人んから、母親世代は方言をどちらかというと関心がないかもしれないし、恥ずかしいといった思いもあるようだが、私たち世代は、すごく関心があるし、「かっこいい」とおっしゃるんです。 しかもぜひ残して行きたいし、特に東北の方言は優しく、気持ちが良い、どこか包み込んでくれるようで大好きであるとのことでした。 ははーそうした思いの方もおられるんだなーとつくづく考えさせられたし、これは是非残すべき文化なんだなーと改めて感じたところでした。 羽後町、美郷町、秋田市などからも県内各地からもっと来ておられたんでしょうが、お話をしたかたがただけでも、こうした反応があるのですから、結構関心のある方々が多いように感じられた。 更には、昔語りの本の出版も企画してほしいとのご意見もあったし、方言の収集、DVD化なども計画しているが、これらの出版も将来的にはこの国文祭を期に検討することも大事なように感じた。

全県駅伝復活?

新聞などで全県駅伝復活と報道されているようである。 この内容については先日行われた秋田県と市町村の協働政策会議や懇談会などで提案されたものですが、この提案のそもそもは、作家の内舘牧子さんから秋田魁新報を通じて提案されたものではなかったかと思っている。 今回提案された内容によると一回目は秋田市内を循環するコースでの開催を計画されているようであり、かっての全県を縦断するコース設定ではないようであり、内舘さんの思い描いておられた構想とはちょっと違うのかなと感じた。 しかし、かって行っていた駅伝競走とは交通事情も格段の違いがあり、一般交通にも多くの支障もあるでしょうし、公安委員会など警察関係からもそんなに簡単には許可も難しいだろうとは思うが、そこをどう工夫するのだろうかと思っていた。 内舘さんの構想はどうなのかはわかりませんが、2回目以降はどうするのでしょうかなー。 いずれ、私たちが思っていた「駅伝競走」は全県を縦断し、その地域地域の方々が応援する熱い熱い思いではなかったのではないだろうか? ちょっとした違和感を覚えているがどうであろうか。 難しいイベントですなー。