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特産メニュー登場か

村の花は「やまゆり}である。 、ささげ豆やあずき汁にやまゆりの球根が入っていてそれ自体が甘みもあって結構おいしいいごちそうであった記憶がある。 我々が子供の頃は砂糖が結構貴重品で、今みたいに調理にはふんだんには使うことが出来なかったようで、球根自体に甘みがあったのでしょうかよく使われていたのではないかと思われる。 そこで、村の花の球根を使った料理ができないか研究してほしいとホテルブランの板場にお願いをしていたら、村の特産調理の際にも検討してくれたようで試作品ができた。 それが、今回職員の年度末懇談会のメニューに登場した。 イヤー嬉しかったなー。 こじんまりしたお茶碗に「ユリ根ごはん」としてデビュー。 村の米粉ご飯に白いユリ根をのせてその上にオオバを刻んで放して彩りと香ばしさを添えたとてもおいしい料理であった。 こうした形で、村の特徴を活用した調理を心がけることはとても大事であると思う。 ところで、もう一工夫するとすれば、ご飯とユリ根が同じ彩でここいら辺りが改良の余地があるのかなと感じたところでした。 今度はいつごちそうになれるのかな?  

雨にも春の息吹

この時期の雨は雪をどんどん消してくれる一方で、どことなく肌寒さも感じる。 昨日の朝などは、目覚めて外を見やると夜半に降ったのでしょうか重そうな雨雪が積もっており、庭木の枝のかすかに膨らんできたように感じる芽に張り付くような感じで水滴となっていた。 その雨の水滴も丸く優しさが感じられる。 季節は人の心も柔らかく暖かなものにしてくれる。 そんな風情にも、春の息吹が感じられるようになってきた。 そんな季節は、人事の季節、多くの転出者が挨拶に来てくださる。 それぞれの思いで移動なさるわけですが、これまでたくさんのご協力ご支援をいただき心からお礼を申し上げる次第です。 村の職員も、3名の方々が退職されます。 長い間、職員として懸命に頑張ってもらい本当にありがたい思いでいっぱいです。 3人の方々にはそれぞれの経験を活かして、これからもご協力をお願いしたところ引き受けていただくことになりありがたいと思っています。 立場は多少違っても、持てる力を存分に発揮して引き続きがっばっていただきたいと思っております。 春はいろんな動きの激しい季節です。 春の息吹のように、健康に十分に留意しますますがんばるようにしたいものです。

雪解け

秋田県と一口で言っても季節の移り変わりはかなりの違いがある。 例えば、スーパーなんかに行って野菜売り場で見かけた「こごみ」「タラの芽」などに秋田県産とある、どこだろうと丁寧にみると海岸線の地域の産物である。 こちらはまだ140cmを超える積雪であるのにである。 昨日の朝も、地元の積雪を測定してくれている方と偶然確認に行っての帰りと話しながら、あんなに多かった雪も消え方がすごいですねーという。 このところ一日で20cmも少なくなっている。びっくりしてしまうと驚いていた。 それでも、三寒四温、雪消えのスピードも速くなったり遅くなったりの繰り返しが続く。 そんな季節ではあるが、消え始めた道端では水仙の芽が青々と出てきている。 どこかホッとする光景です。 山々の芽が確実に萌ええ出す季節がもうそこまで来ているのです。 希望の季節、躍動する季節、長い雪との戦いから解き放たれて、身も心も晴れ晴れとする季節が訪れます。 もう少しです。

春作業は雪割から

  農作業が始まりだした。 まずはこの冬の豪雪の雪割作業が始まりです。 4月20日頃にはJAの育苗センターから稲の苗が芽出しを終えて、各委託先の農家のハウスに届けられるそうで、それまでに準備万端整えなければならない。 苗箱が置かれるハウスの中も雪が積もっており、これを排雪した後、土を十分に乾燥させておく必要があるそうで、当然それまでに土壌をしっかり消毒するなど多くの管理作業があるでしょう。 そのためにも、雪割作業で準備を整えることになる。 大型の除雪機械で雪を飛ばす作業も、この時期は水分を含んだ重たい雪で、それだけ雪消えもかなり早まっているようで、自然に消えていく速度も日増しに早まっているように感じられる。 昔から、「降るだけ消える」と言われているように、降る量が多ければ多いほど消える量も多いといわれている通り、このところの消雪速度は目に見えて早い気がする。 昔の人たちの観察眼は的確である。 こうした言い伝えはだんだんに廃れていくが大事にしたい文化でもある。

年度末行事

    いよいよ年度末行事が佳境に入ってきた。 当然のように各種の団体、組織、協議会などの年度末の総会が連日開かれてくる。 仕方のないことではあるでしょうが、一日のうちに複数の会議に出ていただかなければならない方々も多く気の毒に感じることもあるし、申し訳ない気もする。 そうした中で、人事異動もまた大きな関心事であるし、それぞれの方々の挨拶も毎日のようにある。 昨日も、教職員の移動の合同挨拶会があり、10名の教職員から転出、ご退職の挨拶があった。 教育については村としても、重点施策として取り組んでおり、それに先生方も積極的に取り組んでくださり、大きなご貢献をいただいたところで、心からお礼を申し上げたところでした。 視察なども多く、心休まることの少なかった勤務であったかもしれませんが、本当にご難儀をかけましたし、その成果は着実に子供たちに植え付けられたものと確信しているところでした。 この後には、平成25年度東成瀬村功労者等表彰式が行われた。 自治功労賞、スポーツ賞(栄光賞、奨励賞)芸術文化賞などの分野で、26名と3団体に対し表彰をさせてもらった。 年々表彰を受けてもらえる対象が多くなっており、それだけ活躍される方々が増えてきていることに対し好ましい傾向であると感じている。 こうした活躍は、本人の今後にも励みになってもらえると思うし、その一方で、村の存在感にもつながるものと感じている。 これからもますます努力し頑張ってほしいと心かご期待申し上げたい、おめでとうございました。