春作業は雪割から

  農作業が始まりだした。 まずはこの冬の豪雪の雪割作業が始まりです。 4月20日頃にはJAの育苗センターから稲の苗が芽出しを終えて、各委託先の農家のハウスに届けられるそうで、それまでに準備万端整えなければならない。 苗箱が置かれるハウスの中も雪が積もっており、これを排雪した後、土を十分に乾燥させておく必要があるそうで、当然それまでに土壌をしっかり消毒するなど多くの管理作業があるでしょう。 そのためにも、雪割作業で準備を整えることになる。 大型の除雪機械で雪を飛ばす作業も、この時期は水分を含んだ重たい雪で、それだけ雪消えもかなり早まっているようで、自然に消えていく速度も日増しに早まっているように感じられる。 昔から、「降るだけ消える」と言われているように、降る量が多ければ多いほど消える量も多いといわれている通り、このところの消雪速度は目に見えて早い気がする。 昔の人たちの観察眼は的確である。 こうした言い伝えはだんだんに廃れていくが大事にしたい文化でもある。