爽風雲 のすべての投稿

鯉のぼりの季節

あちこちで鯉のぼりが一斉に上がり泳ぐようになった。 どこのうちでも、男の子が生まれると競い合うように立派な鯉のぼりをかってあげるが、その縦竿を立てるのに大難儀をする。 私の息子の当時は、長木を準備するのであるが、その長木になる杉の木を事前に準備するために、杉山を持っているうちにお願いに行って、あらかじめするりとした良さそうな杉の木を切っておいてもらっていた覚えがある。 従ってその木は重たくて、とてもとても一人で立てることなんかできるものではなく、大難儀をし、さらにその木に鯉のぼりが風によって引っかかりなんかすると、その始末に悪戦苦闘したものです。そんな苦労なんか子供たちは全く関係なく一時はしゃぎ回るが、まもなく全く関心がなくなってしまうのが常で、親たちや祖父母の満足感(?)だけに成ってしまうのが関の山であった。 その長木も我が家では使わず、スチール製のポールになりだいぶ軽くなったが、柔らかすぎてこれもまた一長一短があった。 そうこうしているうちに、子供たちも大きくなると当然のように全くあげなくなる。 そんなことを思い出しながら、先日は、孫のために鯉のぼりをあげた。 鯉のぼりも、だいぶ古くなって色あせてきてしまったが、今では家と電柱の支柱をうまく利用してロープを横に張り縦並びでなく横並びにして簡単にしている。 これだと、あまり難儀することなく泳がせておくことができて孫たちも一応喜んでくれている。 こんな風にして、子育て孫育てをしているんでしょうなー。 今度は、重たい

雪見桜

役場の裏山が部屋からよく見える。 「雪見桜」なんて言う言葉があるかどうかは知りませんが、まさしく残雪の中に桜が満開を迎えようとしている。珍しい風景ではないだろうか。 四季の移ろいをこの裏山から感じているのだが、何年前であったろうかちょうど今頃、桜が満開になったときに時ならぬ雪が降り、満開になった桜の木を雪がすっかり包み込んだことがあった。 まさかそんなことにはならないだろうが、寒暖の差が激しく、20度を超す天気になったり、急に10度以下になったりと体調の管理にはかなり気を遣わなければならない。 今日からは5月、飛び石連休の前半が終わり、3日からは後半に入る。 そうした影響もあってか、村内を歩いていると久しぶりにお会いする方々とも突然挨拶を交わすことになる。 皆さん一様に、まだ雪があるねー!といった言葉を交わすのが通例で、つい以前に満開の桜が雪で覆われ、桜の枝が折れそうになった話をすることになる。 この雪が溶けてくれないと、春の農作業も遅れてしまうし、稲の苗は順調に育っているような状況から、何とも苦悩の続く状況である。 とにかく、雪の処理についてはできることはすべて実施したつもりでおりますし、願うは天候がよく一日も早く田んぼの雪が消えて耕起作業に入れるよう願うばかりである。

美味しい農家レストラン

昨日4月29日は「昭和の日」、私が知っている限りでは、天皇誕生日、みどりの日から「昭和の日」になった。その前は私はよくわからないが「天長節」とかと呼んでいたようだが、記憶にない。 記念日の祝祭日の名称がこんなに変遷するのはあるものであろうかと、素朴な疑問を感じた。珍しいことでないだろうか? そんな一日、わずかな時間が空いたので、息子たちが孫のうちの一人を残して出かけたし、その孫も宿題があるとか何とか言って出かけなかったことから、お昼を食べに横手市大雄の農家レストラン「R」に行きたいと言い出し、久しぶりに出かけた。 ここは、手頃な値段でのランチがあり、すごく美味しいし、ボリュームも私にとっては適量で気に入っている。 もちろん味付けもよいし、中心の肉は鶏肉主体であるのも好みである。 お客さんも結構多く休日は予約客も多く、多少の待ち時間は覚悟しなければならない。 調度品もこっているし、食材自体もかなり凝っているようだ。 客層もどちらかというと若い女性グループが昨日は多かったが、私の年代はあまり見かけないが体には優しいメニューが多いように感じている。 農家レストランらしく横手盆地のど真ん中といった感じである。 こうした洒落た農家レストランはこれからは好まれるのではないかと感じているものの一人であり、我が村でも、特徴的な料理にこだわっての農家レストランあるいは「我が家のレストラン」「我が家のお昼ご飯」でもよいと思うが、どのような切り込み方があるのだろうか? いつか話題にして見たいものである。

記念植樹

息子夫婦の結婚記念と孫たちの出生記念植樹を続けて来ているが、今年の雪には3番目の一番新しい記念樹がどうも新芽の部分がなかなか出てこない、やはり雪の多さには冬囲の長木もがんばってくれただろうがどうにもならなかったようだ。もう少し様子を見てみようと思っている。 それでもほかの樹木は元気であるようだし、芽が膨らみもう少しで咲きそうにもなっている。 次々に芽が出て咲きそろうのが楽しみでもある。 家の後ろにある柿の木は、今はない母親に教えられたのであるが、私の先祖が植えたそうである柿の木が未だに毎年実をつけてくれている。 いわゆる野良柿(渋柿)であるが、私が新築した当時(約40年前)その柿の木が住宅新築に当たって少し邪魔になるので伐採しようとしたが、母親に昔先祖がそこに住んでいたのであるそうだから、切らない方がよいと言われ、そのままにした経緯がある。 屋根に柿が落ちて屋根が柿渋で真っ黒に成るのでどうもいやであったが、考えてみると屋根に柿渋がつくということは、雪などの滑りは悪いが、トタンには塗装の役目を果たしているのかと思うようになった。 たとえば、木の桶などには柿渋を塗って塗装にしているのとは訳が違うのかどうなのかはわかりませんが、柿の木はいずれそのままにしている。 親の言うことは聞くものだなとも思っている。 その柿の木も今年はずいぶんと枝折れがしたものの元気であるしおそらく今年も実をつけてくれるだろう。その実は毎年我が家の大根の柿漬けの元になっている。 その枝折れの後始末はいつになることやら、ご近所さんに迷惑にならないうちに整理しなければならない。

いよいよ花の季節

村の中でも平良地区は一番の日当たりのよい地区である。 春の草花が一番早く咲き誇る地区であり農作物もおいしい地区であるとも言われている。 車で通っても道端で、いろんな草花を見ることができる。 ところが我が家ではわずかな庭にはまだ雪が残っているものの、この休みには今冬の雪によって折れた樹木の枝の整理に結構手間暇がかかった。 こうしたことからも、いかに雪による被害が大きかったがよく分かる。 その後始末には、隣近所も大変であるようだ。 天気も良い連休、皆さん本格的な春の農作業の前作業にいそしんでいました。 集落の一斉清掃と親子会のごみ拾いが行われた。 ごみの多さに子供たちはどんな思いでいるのだろうか。 お互いに注意しあいたいものです。