爽風雲 のすべての投稿

秋作業が急がれる

週末は台風の影響が心配されている。 そのせいか先週あたりから田んぼの刈り取りが始まっているのも、そうした天候を見通しての秋作業を急いでいるのかもしれません。 先週は「仙人郷祭り」が行われたが、村内からの参加者は少し少なかったように感じておるし、主催、関連団体などからの参加者なども少ないか、あるいはほとんどなかったのは残念であった。 これも農作業のためばかりとは言えないように感じた。 それにしても、このごろの台風は異常で、どんな動きをするのか予報もかなり精度が上がってはいるが、対応するのに皆さん苦慮しているようだ。 心配なのが、日照時間の不足と累積温度の不足などが重なり登熟の遅れがあるとかで、102の作況指数が果たしてどんな検査結果になるのか懸念されている。 それに、稲丈の伸びが今年は大きくこれとコメの関係はどうなるのだろうか? 丈が伸びた分、倒伏も懸念されることから、刈り取り作業も早めにするのかもしれません。 いずれ、好結果を期待したいところです。

仙人郷祭り賑やか

今年で3回目を数える「仙人郷祭り」がたくさんのお客さんを迎えて賑やかに開催された。 このイベントも多くの団体のご協力で盛んになってきている。 メーンはヨサコイソーラン踊りと太鼓でしたが、今年はネイガーショウとサイン会など工夫を凝らしていた。 よさこい踊りもこれまでとは違った振り付けもありとても楽しかった。 圧巻は福島の「うつくしま復興PR隊」の元気な踊りと観客を引っ張り込む積極性は今年も印象深かった。 我が村の仙人郷の旗も堂々として立派であった。 あれだけ大きな旗を振るとなると体力も相当なものとなるでしょうし、しかも親子で振っていた。 この旗は私は初めて見たが見劣りしないくらいの大旗であった。 会場には名取市、岩沼市からの被災者も参加していたし、県庁雄勝振興局の部長も見えていた。 物産販売は名取市の漁港直送海産物が今年も大人気であっという間に売り切れ状態、外に三種アワビ巻き、男鹿塩汁焼きそばなど珍しいグルメも登場していた。 この後私は、六十路の会があり、こちらに出席、こちらも参加者は少なかったがものすごい盛り上がりで元気はつらつ、これからもがんばってほしい。

和やかに歓迎会

3回目になる宮城県名取市と岩沼市からの3・11被災者を迎えての交流夕食会が「ゆるるん」で開かれた。 今なお住宅復興が進まず、被災者住宅などでの生活を余儀なくされている方々のうちから、60名の方々が1泊2日の日程で来ていただき、栗駒山荘での入浴、村内視察、歓迎夕食は、商工会婦人部の村の農林産物を使った心のこもった手作りの折り詰め弁当とあきたこまちのご飯、マイタケの入った芋のこ汁、小豆デッチなどにおおよろこびでした。 昨年もさんかしたかたがたからお礼のお手紙を頂き、返事を出した方が数名おられ、その方々との交流もできた。 さらには、参加者の方から、ふるさと納税のご寄付もいただくなどいろんな盛り上げを見せていました。 こうした交流は、3年前に商工会青年部の活動がきっかけで始まり、今につながっている。 これからも継続したいものである。実行委員会の皆さんには大変御難気をかけ、宮城県議会議員太田さんには大変なつなぎ役を果たしていただいております。ふるさと納税にもご協力をいただいております。 また佐々木名取市長さんからもメッセージをいただいております。 ありがとうございます。

いつもながらのご挨拶

秋田県社会福祉協議会会長の佐々木滿さんのご挨拶は、以前にもこのブログで書き込みしたことがあるが、時代の流れ、日本の流れから世界をも見通した的確な動きを捉えた挨拶で何時も感銘深くお聴きしている。 今回も評議員会があり、出席したが、恐らく高齢とご本人は仰っているが、会長職を退任なさるようで、最後の挨拶であろうと思って感慨深くお聴きした。 人口問題とアベノミクスの関わり、特に第三の矢である「成長戦略」がなかなか進まないのは、経済学者は生産性を重視しているが、氏は、心理的な面からその進行が遅れておるように感じ、それが人口問題特に若者世代の減少にも起因しているのではないだろうかとおっしゃる。 20世紀は若者が増加し、それに伴った仕組み制度がつくられた、1990年代からは、高齢化、少子化が顕著になり日本などの先進国が悩んでいるし、そのフロントランナーは日本である訳です。しかし、その次は、中国が猛烈な高齢化に悩み、続いてインドとなる、つまりアジアの高齢化が進む、そんな中にあって、アメリカは違う、移民の国であり、若者が成功の国として集中する、そのアメリカも、違った大きな悩みがある。人種問題である。 また、福祉に対する考え方も違っておる。世界的な世論調査では、アメリカは負担は少なく福祉水準も低くともよいとされており、オバマ政権とは少し違うようだ。ところが、日本はこれとはまた違って、福祉は高く、負担少なくとなっている。 1980年代、高福祉・高負担で国民は利益配分を受けたが、その利益負担つまり負担分配の方向をしっかりと示す政治家の役割が重要になってくる、と締めくくった。 政治家であり、豊富な経験と知識、卓越した官僚であった佐々木滿さんのお話がこの後聞けないのは残念であるが、一時代を画したすばらしい方のご功績に心から謝意を申し上げたい。 ありがとうございました。 後任は、どうやら県庁OBの方が就任するようだ。

通学バスに絵が一杯!

通学バスに突如として賑やかなペインテングされた。 朝、登校する孫から「僕たちが書いた絵が一杯あるバスが走るよ!」と教えられた。 何のことかさっぱりわからなかったが、そういえば昨日かその前の日かに、路線バスの横が白く何も塗装されていなかったバスが走っていたことを思い出した。何だろうか?塗装が間に合わずに走っているんだろうなぐらいに思ったが、それにしても変なものだと思っていた。 それが、小学校の子供たちにこうしたペインテングをさせる企画の準備とは恐れ入りました。 専門家が飛行機に塗装したり、バスや、電車に書くのはよくある話であり、それでも随分と話題性がある話ですが、こうした子供たちを対象に自由に書かせてくれるとは、随分と思い切ったことをしてくれたものです。 子供たちから親たちまで家族全員が熱狂的になっている。 しかもじっくり見ている時間がない!停車して子供たちが乗るとすぐに走り出す、そのわずかな間隙を縫って子供たちの絵を探す、これまた大変だが、これもまた楽しみの一つである。 バスにひかれないように、邪魔にならないようにこの分だと結構な時間をかけて、孫たちの絵を探すことになりそうだ。 ところでいつまでこうして走ってくれるだろうか?