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三陸鉄道北リアス線に乗る

(被災したトンネル) (三陸鉄道) (断崖と太平洋) (鉄橋から望む国道を走るバス、地上130メートル) (鮭の養殖施設) (雨の浄土ヶ浜) あまちゃんの舞台、三陸鉄道北リアス線に田野畑駅から陸中野田駅まで初めて乗った。 二両編成で快適な乗り心地。 途中、景色の良い地点や地上130メートルの鉄橋の上に止まったり、さけの養殖施設を見せるために、やはり110メートルの鉄橋に止まり、運転士が説明してくれるサービス。 観光客ばかりではなくお客もおるのに、なかなかのサービス。 鉄橋から景色をみていると、上方の道路を我々を迎えるバスが通過。 振り替えると、太平洋の絶景、到るところに津波の水位を表示する看板が見える。 いかに水位が高かったかが分かる。 浄土ヶ浜の景勝も雨で残念ながら散策は出来なかった。 バスガイドさんの蘊蓄のあるガイドには感心することしきり。 バス旅行はガイドさんと添乗員次第で楽しみがかなり違う。 今回は誠に恵まれたスタッフで、本当に久し振りにゆっくりした楽しい旅行でした。 最後に「旅は心の栄養剤」はガイドさんの好きな言葉! いいですねー!

バス旅行

(岩洞湖、日本最初のロックフィルダム、田沢湖と同じ面積とか) (北山崎の断崖絶景) (田野畑村の復興住宅は海抜200メートルに集団移転、ほとんどが漁師さんたちとのこと) (左上がアワビの躍り焼き) (職員も総出で歓迎) (残念ながら曇っていて朝日は拝めません) 久し振りにバス旅行に参加した。 毎月積立している旅行積み立てを利用して 復興協力バスツアーである。 久しぶりの仙岩峠を越えて盛岡市を 経て、外山街道、外山ダム、岩洞湖、龍泉洞、三陸国立公園北山崎を見学、ホテル羅賀荘宿泊。 羅賀荘は、第三セクター経営で秋田県には特に好意を持っている施設とか。 職員が津波の際に三階までが被災し、ホテルが休業、解雇。 それが、見事に復旧、リニューアルオープンして二年、職員の意欲も接客姿勢も好感され、順調な経営で、サービスも極めて素晴らしかった。10階建てのホテルは眺望も良く、依然消防団と一緒に泊まったこともあり懐かしかった。 夕食は豪華なお膳で、アワビの躍り焼きは柔らかく美味しかった。 第三セクター経営、田野畑村の村長さんが社長で、職員も一丸となってサービスにつとめていて、その心構えが肌で感じられた。 こうでなくちゃいけません!

可愛く熱演

  (泣いています!)   (歌っているのではありません!おおあくびをしています!) なるせ保育園のなかよし発表会が行われた。 多目的集会施設である村の文化施設の一つ「ゆるるん」で開かれた。 この施設の利用度は極めて高く、毎日のように何等かの行事が開かれているし、ことに昨日のような保育園の行事ともなると、参観者が多く駐車場も満車となってしまう。 一人の孫に両親、祖父、祖母、兄弟姉妹、と6人から7人にもなるのが普通である。 昨日も多くの参観者が、約半日にこにこして、拍手を贈り、大笑いして満足なひと時を過ごした。 それにしても毎年毎年よくもまー小さな園児たち、しかも0歳児、やっと歩けるような子供たちまでも演技を教え、舞台に立たせてくれる、全く演技などしないで立ち尽くすのがふつう、思わず泣いてしまう、などなどそれはそれで皆さん大笑いしながら可愛くてしようがないといった会場の雰囲気であった。 年代ごとにマッチングした演技指導、工夫には感心するばかりでした。 わが家でも、1歳児は、普段はきかん坊であり口達者であるが多分立ち尽くしたままだぞ、と話していたが、どうしてどうして結構演技をしていた、後半は全く保育士さんを見つめたままでしたが・・・・・。 各家庭でもそうした話で昨日は持ちっきりであったことでしょう。 和やかな1日となりました。

組織の力

昨日は先月行われた第一生命株式会社の主催の「保健文化賞」の受賞記念祝賀会を、歴代の役員さん方を中心にご案内を申し上げましたところ、16名の方々が出席してくださいました。 この方々がこの栄えある受賞の立役者さんがたであり、心から御礼を申し上げたいと存じます。 最高齢の役員さん経験者はもう90歳になられましたが、元気に出席してくださいました。 これまでの経験、結核検診などの呼びかけを積極的になさってくださり、常に検診率が秋田県ではトップを維持し、全国でも極めて高い受診率でありましたし、その呼びかけの仕方など苦労話に花を咲かせておりました。 なんと言っても、その地域ごとに地域特性があり、住民の方々の意識にはかなりの差があり、多くの苦労があったものと思われます。 それに加えて、近年は結核検診のみならず、がん検診、成人病検診などあらゆる検診が加わり、その煩雑さは大変なものがあったことと思っています。 まさしく、ボランテア活動であり、村の各家庭の主婦を中心にした組織は極めて強固であり、しっっかりと地域に根ざした活動として代々引き継がれてきた伝統的な組織でもありました。 その意識は高く、健診に関してばかりでなく、食生活改善にも積極的に関わっており、その活動範囲は広がっております。 そうした活動が認められての保健文化賞の受賞は結核予防婦人会のみならず、村の名誉であり誇りでもありました。 ありがとうございました。 この受賞祝賀会の後、これまた地域の消防団幹部会が夕方からあり、仕事終えてからの幹部会にも、これまた極めて出席率が良く、ほぼ全員が出席しての、今冬の消防防災、出初め式の細かな打ち合わせを行っていただきました。 出初め式では、消防団としては名誉な「傘頭綬」が授与されることになったようで、消防組織としてますます励みになることと思われます。 私たちが安全に安心して生活できるのも、こうした組織や多くの方々のご協力で成り立っていることを常に忘れていてはならないことと思っています。 皆さんありがとうございます。

自殺予防の研修

自殺者が年々増加傾向にあることから住民の方々が自主的にその予防のために何をすべきか、何ができるか、そうした事態になる前の相談活動ができないかなどを勉強しあって、地域からそうした悲しい自死者が出ないようにしようと、組織を作って5年目になります。 その組織「東成瀬村のぞみの会」が今年の集会「東成瀬村いのちを考える集い」をゆるるんで開催した。 この集いにはわたくしも必ず出席してご挨拶をさせていただいている。 今年は、先日の長野県小谷村を中心にした地震災害で震度6弱ながら、ひとりの事故死者が出なかったことの要因に、隣近所の結びつき、声掛け、助け合いなどコミュニティ活動によることが大きかったといわれている。 これは、自殺予防にも言えることであり、普段から地域との結びつき、声掛け、協働、助け合いの精神など昔からの向こう三軒両隣がつねに声を掛け合い、お付き合いを大事にしていることにより多くの問題が解決できるのではないかと考えていることを申し上げさせていただいた。 これから、厳しい本格的な冬を迎えますが、お互いの協力し合って悲しい事故につながらないようにご協力をお願いしたところでした。 この集いの後には、広域圏組合の臨時議会があって中座してしまったが、岩手医科大学の佐々木亮平氏(保健師)さんの「はまってけらいん、かだってけらいん(集まって語りましょう)」と題しての講演はとても現実的なお話であり、軽妙、軽快、明るく集まった人々を暖かく包み込む話でとても楽しく聞くことができた。 この後、翼tasukuさんのギターによる弾き語りは、皆さんに感度を与えてくださったようでしたが、会議のため中座してしまいとても残念でした。