自殺者が年々増加傾向にあることから住民の方々が自主的にその予防のために何をすべきか、何ができるか、そうした事態になる前の相談活動ができないかなどを勉強しあって、地域からそうした悲しい自死者が出ないようにしようと、組織を作って5年目になります。
その組織「東成瀬村のぞみの会」が今年の集会「東成瀬村いのちを考える集い」をゆるるんで開催した。
この集いにはわたくしも必ず出席してご挨拶をさせていただいている。
今年は、先日の長野県小谷村を中心にした地震災害で震度6弱ながら、ひとりの事故死者が出なかったことの要因に、隣近所の結びつき、声掛け、助け合いなどコミュニティ活動によることが大きかったといわれている。
これは、自殺予防にも言えることであり、普段から地域との結びつき、声掛け、協働、助け合いの精神など昔からの向こう三軒両隣がつねに声を掛け合い、お付き合いを大事にしていることにより多くの問題が解決できるのではないかと考えていることを申し上げさせていただいた。
これから、厳しい本格的な冬を迎えますが、お互いの協力し合って悲しい事故につながらないようにご協力をお願いしたところでした。
この集いの後には、広域圏組合の臨時議会があって中座してしまったが、岩手医科大学の佐々木亮平氏(保健師)さんの「はまってけらいん、かだってけらいん(集まって語りましょう)」と題しての講演はとても現実的なお話であり、軽妙、軽快、明るく集まった人々を暖かく包み込む話でとても楽しく聞くことができた。
この後、翼tasukuさんのギターによる弾き語りは、皆さんに感度を与えてくださったようでしたが、会議のため中座してしまいとても残念でした。