生活の知恵

先日、出生者と米寿を迎えられた方々に対してのお祝いに村内のご家庭におじゃました。 そんな折には、それぞれのご家庭の庭や植木だとか、冬囲いの工夫だとかをお聞きすることが良くある。 今回も、本格的な降雪季に備えての準備がすっかり整った中で、雪下ろしなどをした雪を溶かすための工夫が凝らされていた。 しかも、その池は臨時の池で、角材などで囲った中にブルーシートを張った臨時の雪消し池であるのです。 ちょっと見た感じでは、どうして沢から引いてきたホースの先の水が落ちるあたりに、ブロックを置いていたり、木材の角物を置いているのだろうかと思ったのですが聞いてみて納得した。 それが勢いよく周囲にまるで水が回転するように散水されていた。 つまりこの散水が雪を溶かしてくれる作用をしているわけです。 私も、小さな池に水を引いて雪を溶かすようにしているが、水の波紋が雪を溶かすことからすると、なるほどよく考えている物だなーと感心した次第でした。 こうした生活の知恵、沢水をふんだんに使え、雪消しなどに使えるなどといった工夫は、我々の地域だからこそできる特権みたいなもので、都会などではとても考えられないことでしょう。 こうした工夫は、村道でも、勾配の厳しい場所では道路に直接沢水などを流し、除雪をしなくとも良いような工夫を凝らしている。 課題もあるが現実の対策としてはいろいろ工夫さえすれば冬期対策の一助となることがあるものです。 もちろん、地下水を活用して、路面地下に配管をした融雪道路も有効に機能している村道もあるし、今後は沢水、湧水など水温の高い水を活用した融雪道路にも挑戦する試みも考えているところです。

厳しい冷え込み

image image 昨日の朝は厳しい冷え込みで、恐らく今年の最低気温ではなかったな? 散歩もつい遅くなってしまい、散歩の相棒もどうしたんだろうといった感じ。 散歩道の田んぼの残り水が、薄い氷を張っていた。 遠く焼石連峰は白く、垂れ込めた雲と空模様もそれは、正に冬景色である。 来週末はスキー場開き、スキー場だけに雪が降ってくれないかな! ちょっと調子が良すぎるか! でも正直なところそんな思いで毎年この時期を過ごしている。 ジュネス栗駒スキー場は、今年からここ数年休んでいた第4リフトの整備も終えて、再開することにした。実は、第4リフトを運行している斜面はスキーヤー、ボーダーからも凄く人気のある斜面で、何としても再開したかった。 皆さん是非全面滑走可能となったジュネス栗駒スキー場に是非、是非おいでください。 おまちしております。

イルミネーション点灯

image 年末には毎年楽しみにている商工会青年部によるイルミネーションが、今年も商工会前の広場、ふるさと館に点灯された。 今年も鮮やかな色とりどりにクリスマスを祝う形を表す電飾が、通りがかりの人達や、つとめ帰りの方々をいやしてくれます。 夕暮れも早く、家路を急ぐ人達もどこかホッとします。 青年部の皆さんにお礼申し上げあげたい。

大木の伐採

久しぶりに高木の伐採作業を見た。 場所は、診療所の医師住宅裏手の民家に近接した杉の木など数本、そのうち特に高い杉の木の伐採作業が行われていた。 一気に倒すわけにも行かず、枝を順次落として電線や隣家などを傷めないようにした作業となった。 途中までは高所作業車での枝きりであったが、とてもその作業車では届かず、てっぺんの方は安全対策をしっかりととって、一段一段上っての手作業となった。 なにせ地上22メートルにもなる大木で、もう1本の唐松も20メートル以上はあったようで、こちらも一番上の幹を切り落としての作業となった。 久しぶりの伐採作業、昔はこうしたことはざらであったでしょうし、2メートル間隔で切り落としての作業ではなく、一発でばさりと倒したものでしょうが、昨今は、安全対策第一ですから、こうした慎重な作業となるようです。 もちろん命綱などはつけず、するする上って、のこぎりで切り倒す、そのためには、時間もかかる、そうした作業ともなると、近くの人たちが大勢で見物したものです。 特に、田子内の天神社のご神木きりの時などは、たくさんの見物者と一緒になって、いろいろと昔話をお聞きしたことが思い出された。 今回の伐採で、これまでご迷惑をおかけした隣家の方々にも陽が差すようになって少し気が楽になったように思っている。 なかなか住宅に近接していると樹木の伐採作業は難しく、どうしたものかと悩んでいたところでした。    

雪の下にきのこ

榾木に打ったなめことシイタケが今年やっと生えてきた。 それに気づいたのが雪が降ってからで、初雪のころは何とも思わなかったが、このところの雪で次々と生えてきている。 盛りが過ぎてしまったものもあるが、まだまだ食べることができそうだ。 雪をかぶったため取るにも冷たくて大変だが、これもまた楽しいものです。 シイタケは孫が取ったが、なめこはなかなか雪を掘り起こしてからの作業で自分でやった。 まだまだ取れそうだので、雪を掘りながら楽しむことができそうだ。