大木の伐採
久しぶりに高木の伐採作業を見た。
場所は、診療所の医師住宅裏手の民家に近接した杉の木など数本、そのうち特に高い杉の木の伐採作業が行われていた。
一気に倒すわけにも行かず、枝を順次落として電線や隣家などを傷めないようにした作業となった。
途中までは高所作業車での枝きりであったが、とてもその作業車では届かず、てっぺんの方は安全対策をしっかりととって、一段一段上っての手作業となった。
なにせ地上22メートルにもなる大木で、もう1本の唐松も20メートル以上はあったようで、こちらも一番上の幹を切り落としての作業となった。
久しぶりの伐採作業、昔はこうしたことはざらであったでしょうし、2メートル間隔で切り落としての作業ではなく、一発でばさりと倒したものでしょうが、昨今は、安全対策第一ですから、こうした慎重な作業となるようです。
もちろん命綱などはつけず、するする上って、のこぎりで切り倒す、そのためには、時間もかかる、そうした作業ともなると、近くの人たちが大勢で見物したものです。
特に、田子内の天神社のご神木きりの時などは、たくさんの見物者と一緒になって、いろいろと昔話をお聞きしたことが思い出された。
今回の伐採で、これまでご迷惑をおかけした隣家の方々にも陽が差すようになって少し気が楽になったように思っている。
なかなか住宅に近接していると樹木の伐採作業は難しく、どうしたものかと悩んでいたところでした。