カテゴリー別アーカイブ: 農業
生ごみEM肥料
時間ができたので、わずかな我が家の畑を掘り起こした。
例年はもう少し早めに作業をしていたのだが、5月のこの時期は4年に一回の洗礼を受ける年であり、当然のごとく全くそうした作業はできないのが当たり前である。
従って、畑にはもう雑草が一面に出てしまっていた。
とりあえずは、その雑草にクワを入れて大雑把に除いて、掘り起こしたあと、生ゴミで出来たEMペレット肥料をふんだんに散布した。
毎年感じているが、化学肥料を使わなくなって10年近くなると思うが、畑の土が黒々としてぱさぱさしているように感じている。
今年はどんな野菜を植えるか「家族会議を開く」が、あれこれ意見が出てくる。
ネギ、ナス、ミニトマト、ピーマン、キューリ、ツルムラサキが大体定番である、それでも畑にはまだ植える余裕がある。
このほかにも植えてみたい野菜はあるが、育てる技術や能力がなく、手のかかるキャベツなどはほとんど無理である。
結局は手のかからない野菜で、無農薬で化学肥料を使わずに育てることにこだわって、畑で育った野菜を孫たちがそのまま畑で手でごしごしやって食べれる楽しみを味わせてやるのに拘って楽しんでいる。
EMペレット肥料をまいて掘り起こしたので、2週間ぐらいはそのまま畑を寝かしてから、苗を植えようと思っている。
これぐらいでも結構我が家では食卓が豊富になる。
これに、EMボカシを入れたら最高であろうが十分なくらいの肥料を入れたから十分であろうと思うし、追肥はEM活性液をごく少量使うだけで、私の野菜つくりは「完璧(?)」であると思っている。
害虫対策はマリーゴールドを畝ごとに植えて花を楽しむが、これがまた丈夫に育つ。
その結果、何より家族がおいしいおいしいといって食べてくれるから十分である。
田植えに向けて
今週は好天が予想される。
一昨日までの天気があまり芳しくなく、農作業も拍車がかかるところを腰折れ状態であったようで、農家にとってはやきもきしておられることでしょう。
一転して、好天も予想されるところから、耕起も終わり、代掻きが最盛期、今週末は田植えも一気に進みそうである。
この田植え時期はいつものことながら「田植え空」などと言って、かっては「水苗代」に入って稲の苗取りをするのが、じいちゃんやばあちゃんの仕事、そばにはわらやわずかなたき火をしながら、「どんぶく」を着ての作業であったように記憶している。
それは、苗取り作業が田植えのようにあまり動かない作業であり、寒い天候が必ずあって、そのことを意味しているわけで、そんなことから「田植え空」のようだと表現していたようだ。
今はそんなこともなく、機械化しており、寒くとも予定通りの作業が行われている。
秋田の人口減少が、「米作り」にも一因とするご意見もあるようだが、深い意味合いがあるようでなかなか納得しない向きもあるようだが、表現がどうなのかな?共感じないわけでもない。
課題はあってもこの対策にも真剣に取り組む必要がありそうである。
トマト生産に頑張る
今年で16回目になるJAこまちトマト部会東成瀬支部総会が開かれ、ご案内をいただいたので出席した。
16回の総会全てに出席したことになる。
それだけ村としても力を入れて来た農業施策であり、かってはトマトの単一昨目で1億円を越えたこともある極めて優秀な昨目であり、市場でも高い評価を受けておることから、今後も村としても積極的にご支援させていただきたいと、考えているところです。
それだけに、トマトに関した二次加工商品も多く考案し、出荷されて、注目度もたかいのが現実です。
ですから、どんどん作ってほしいし、年度途中に商品、トマトがなくなってしまったなどということのないように期待したいと挨拶させていただいた。
会員数は昨年よりも2農家が少なくなったが、その技術力はすばらしいものがあるとのことであり、生産額もこまち農協管内の10パーセント、3500万円で今後に期待したい。
春作業は雪割から
農作業が始まりだした。
まずはこの冬の豪雪の雪割作業が始まりです。
4月20日頃にはJAの育苗センターから稲の苗が芽出しを終えて、各委託先の農家のハウスに届けられるそうで、それまでに準備万端整えなければならない。
苗箱が置かれるハウスの中も雪が積もっており、これを排雪した後、土を十分に乾燥させておく必要があるそうで、当然それまでに土壌をしっかり消毒するなど多くの管理作業があるでしょう。
そのためにも、雪割作業で準備を整えることになる。
大型の除雪機械で雪を飛ばす作業も、この時期は水分を含んだ重たい雪で、それだけ雪消えもかなり早まっているようで、自然に消えていく速度も日増しに早まっているように感じられる。
昔から、「降るだけ消える」と言われているように、降る量が多ければ多いほど消える量も多いといわれている通り、このところの消雪速度は目に見えて早い気がする。
昔の人たちの観察眼は的確である。
こうした言い伝えはだんだんに廃れていくが大事にしたい文化でもある。