田植えに向けて

今週は好天が予想される。 一昨日までの天気があまり芳しくなく、農作業も拍車がかかるところを腰折れ状態であったようで、農家にとってはやきもきしておられることでしょう。 一転して、好天も予想されるところから、耕起も終わり、代掻きが最盛期、今週末は田植えも一気に進みそうである。 この田植え時期はいつものことながら「田植え空」などと言って、かっては「水苗代」に入って稲の苗取りをするのが、じいちゃんやばあちゃんの仕事、そばにはわらやわずかなたき火をしながら、「どんぶく」を着ての作業であったように記憶している。 それは、苗取り作業が田植えのようにあまり動かない作業であり、寒い天候が必ずあって、そのことを意味しているわけで、そんなことから「田植え空」のようだと表現していたようだ。 今はそんなこともなく、機械化しており、寒くとも予定通りの作業が行われている。 秋田の人口減少が、「米作り」にも一因とするご意見もあるようだが、深い意味合いがあるようでなかなか納得しない向きもあるようだが、表現がどうなのかな?共感じないわけでもない。 課題はあってもこの対策にも真剣に取り組む必要がありそうである。