カテゴリー別アーカイブ: 農政

充実する山村振興対策

(挨拶する宮越会長・衆議院議員富山選出、自民党農政の実力者) (理事会の模様)

全国山村振興連盟の理事会が開催された。 宮越会長は、富山県知事選挙応援から帰っての理事会であったが、12月の自民党税制の動きやら、山村振興関連予算等にもあいさつで触れられた。また、来賓の福島選出の吉野議員からは、森林環境税を自民党の部会ではその実現を12月の税制で決定することを申し合わせたとのこと。力強い限りです。 ところで、今回の二次補正予算では山村振興予算でも約5000億円を確保し、その箇所付けをしているところとのこと。 また理事会では来年度予算要望審議であって、あらたにドローンの活用を鳥獣被害防止のために考えること。この事は、各省庁では特別に鳥獣被害対策としてはないが、必ず対象になると考えられるので相談してほしいとのことであった。 また、山村地域活性化交付金がソフト事業であったが、29年度からは新たにハード事業も制度として計画しているとのことで、秋田県でもこれには積極的に情報を集めて活用してほしいと考えている。 森林交付税制や新たな交付金が制度化されるようになると、山村地域の振興には大きく寄与するものと考えられる。 是非活用してほしいものです。

山村振興の役員会

全国山村振興連盟の役員会があり、永田町での会議のためホテルについたところ、予約したつもりが予約していなかった。 今朝は今朝で、飛行機の予約をし、座席指定までしておいて購入手続きをしていなかったために大慌て。 何だかうっかりミスが多すぎる。 飛行機もホテルも空きがあり何とかなったが、これからはしっかり確認しないといけない。反省しきり。 東京は、どんよりとした曇り空。今にも雨になりそうな感じ。 皇居が見えるホテルで、住まわれておられる天皇皇后陛下は生前退位のビデオメッセージでそのご意向を示されて、すでに2ヵ月が過ぎた。 そのお気持ちを察するとき、早く結論や方向をご意向に沿った形で示してほしいと願いながら皇居をみております。

仙人米の秘密

 (売り出し中の仙人米) (米撰機などの最新機器)

米の出荷が盛んと行われている。 法人での出荷も最盛期。 米撰機も2mm目として特徴を出しており、その効果も徐々にあらわれ、県内はもとより県外や事業所などからの引き合いも多く、要望に応えきれないような状況てあるようだ。 それに、田畑に堆肥をふんだんに使用した有機質土壌での米、野菜は村の特徴としてじわじわとその品質に人気が出てきているように感じられる。 これからも、こうした特徴を出すと共に、現在進められている籾殻焼きの熏炭と堆肥を混合した肥料と土場改良は、今後の村の農業を飛躍的に発展させる要因になるように頑張って頂きたいと考えている。 昨日はそうしたことをふくめて、秋田県雄勝振興局との行政懇談会で話題となり、多いに議論し話し合ったところでした。 こうした農家や農業法人の努力は、農業の振興発展に重要な事となるものと考えているところです。

網走市、弟子屈町、白糠町視察

(網走市スポーツ公園視察中、ラグビー合宿を中心に誘致、パークゴルフ場もある)

(弟子屈町のマンゴ-農園) (白糠町のエネルギー振興事業視察)

昨日は盛りだくさんな研修した。 移動中には美幌峠と屈斜路湖、摩周湖等にも寄り、かなりの移動距離であった。 スポーツ公園では芝生管理の難しさと広大な面積を4,100万円で管理を委託しており、その安価さに驚いた。 さらに、合宿には全日本クラスが計画的に合宿をはり、その経済効果は5億円を越えているとのこと。パークゴルフ場は比較的コースが短く意外であった。 マンゴー農園は、30棟のビニールハウスを4人で管理、年2回の収穫、南国のマンゴーをなぜ極寒の網走で? 温泉熱活用法と85度の温泉水による暖房、南国の出荷時期と端境期に出荷、東京で最上級は最高で一個8,500円で出荷、売値は15,000円から20,000円位か? でもまだまだ軌道にはのってはいないとのことであった。 何よりも、マンゴーが嫌いな農園の管理者、父親が強引にサラリーマンから引っ張りこんだとのことであった。 将来性のある農園であると思った。 最後は白糠町では、棚野町長(北海道町村会長・全国町村会副会長)議長副議長他の職員はじめ、沢山の方々がお出迎えしてくれて感激した。 ところで、厄介者の柳の樹木を活用したバイオマスエネルギーと、日本で3番目ぐらいの規模のメガソーラー太陽光発電事業を着実に実践している町長の発想力と行動力にはただただ感心するばかり! 忙しい1日であった。

町村長と町村議長との研修会

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3回目になる町村長と町村議会議長との合同政策研修会が開催された。

今年の講師は、小坂町で「あきた森の宅配便」を経営しておられる代表取締役の栗山奈津子さんに講師をお願いしての研修会となった。

秋田では山菜の販売は特段珍しいことでもないわけですが、これを企業として取り組んだきっかけ、山菜ビジネスとしてなぜ全国的に評価されているのか、販売方法、付加価値をどのようにつけているのかなどその基本的な考え方などをお聞きする絶好の機会となった。

これが県内の地域興しに役立てることができれば大変結構なことであるとの考えの基に企画したものでした。

講演が終わると同時に、活発な意見交換があり、しかも山菜については、議長さんたちのなかには、化なりの知識をお持ちの方もあり、多いに盛り上がった。

栗山さんのこの事業に取り組む姿勢の根幹は中学校時代の恩師の「仕事がないからこの町を出て行く」との同級生の多くの意見に対して恩師は「仕事を作ればいいじゃないの」の一言がいまなお記憶として鮮明にに残っている、とのことから大学を卒業して数年はサラリーマンをやったあと、この企業についたとのことで、要はやる気があるかないか、意欲と前向きな姿勢がこうした起業精神に結びついたように感じた。

多いに参考になったお話であったし、その意欲に敬意を表したい。