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秋田県知事と市町村長の行政連絡会議
佐竹県政になって知事の肝いりで始められた知事をはじめ県幹部そう揃いと県内市町村長の行政情報交換をする「協働政策会議」が今年も開かれた。
市町村の意向を大事にしようとする県政姿勢がその趣旨であろうと考えている。
いろいろな取り組みが1期目の県政において施行されている。
その姿勢をよしとするも、具体的にはなかなか期待したような効果が表れにくいのが現実であるように感じている。
基本的な考えは理解できるが、それでは具体的にはどんな事項があるのか、考えられるのか、生みの苦しみで方向は見えないのではあるものの、じっくりと取り組んでいく必要性がるように感じている。
前段の協働政策会議の総会では、市長会、町村会から提案された協働政策会議への課題について議論され、国民健康保険事業の広域化に向けた取り組みの推進については、全国的な大きな課題であり、国が財源手当てをするのかどうなのか、県が保険者になるのかどうなのか、知事会でも結論が出ておらず、時間を要する問題であることになった。
一方、「県民一人1スポーツ運動」については、スポーツ立県の秋田県としては、その趣旨を理解しこれから具体てこに取り組んでいくことになった。
この後、県に対する要望事項については、多くの要望が出されたし、その事項ごとに秋田県からは回答が示された。
すべてについては一致点が見いだせなかったが、基本的には今後各項目について理解しながら協議を続けて、具体的に解決していく方向を探っていくことになった。
私にとっては、この会議については議題は議題として大事であるが、普段持っている課題について、県幹部との話し合いができる絶好の機会であり、とても意義のある、ある意味で持っていた課題に一定の方向性を見いだせた実りある懇談会であった。