スキー客戻るか?
確たる証拠や要因分析をする資料もないのですが、このところのスキー場のお客さんの動きをたまに出かけて感じていることの一つに「お客さんが戻ってきている」と感じられることである。
このことは、他のスキー場でもいえるようであり、スキー場関係者とたまにお会いして話をしていると、自然とそうした話になることが多い。
要因の一つには、小中学校、高校のころに盛んとスキーを楽しんだ世代が、今子育ての真最中で、子供と一緒にスキーでもやろうかといった雰囲気が家庭の中でも出てきている世代になってきていることがあげられるようである。
そのことは、実際スキー場で親子ずれで見かけることが間違いなく多くなってきている。つい、「やー来ていだがー、久しぶりだなー」と声をかけると、返す言葉が「うん、やっと来たー、これがいぎであーて言うから来たー」、思わず、「うんうん、えがった、えがった」となる。
子供のころはかなりの運動神経で、元気いっぱい滑りまくっていたことが思い起こされ懐かしい。
そう言った人たちは、大抵は奥さんになられた方もスキーをやっておられたし、奥さんの名前を言うと、
「あっちあっち」とレストランを指さす、そちらに2番目3番目の子供といるとのことである。
こうした方々が徐々にスキー場に足を向けだしたことは間違いないようである。
子育てに家庭にと大変な生活であろうが、この世代がどんどんスキー場に出向けるような対策を考えていきたいものである。
なんとかこうした世代が雪国の生活を楽しみながら、しっかりと地域に根ざした活動をしていけるような環境を作っていくことも我々世代の大事な役割でもあろうと思う。
スキー場での感想でした。
来シーズンは、休止していた第4リフトを是非運行したいと思っている、その準備のためスキー場のリフト責任者たちが山頂駅に徒歩で出かけ、帰るところですれ違った。
3度の地震で架線、リフトのセンターのずれなど微妙なずれもあるのではないかと確認する必要もあり、お客さんを運ぶ安全運航をするためには、かなり神経の使う仕事でもあります。
目に見えないところでのこうした安全対策を常に心がけているのです。
ご苦労さんと言いたい。