カテゴリー別アーカイブ: 雑感

ロケットスタートもいいが

次々と経済財政対策を打ち出している安倍政権。 聞いたことのある審議会の委員も選考されてめまぐるしいばかりの対策で、私なんかは何がなにやら分からないのが本音である。 言えることは、かって自民党政権時代に幅を利かせていた審議会が再び復活していることは確かなようである。 つまり、安倍総理が第1次内閣の途中で挫折した経済財政対策を復活したことであるのであろうか?復活というより、その当時と現在の経済財政状況は同じであるのだろうか?世界は間違いなく変わっていると思われるのであると思うのであるが、それとは関係なく、1次でできなかったことを、やり直しをしようとしているのだろうか? 次第に明らかにされることであろうが、どうも心配なことが出てきているというか、閣僚の発言などから、政権公約とされている「地方分権」がなんだか全く別の方向に進んでいくように感じられてならない。 昨日は、閣僚から自動車に関する地方税を減税する方向で検討するという担当大臣からの記者会見があった。 減税するといっても、地方の財源であるこの関連税を代替財源を検討しているのかどうなのかも示さないで、一方的に減税したい、それが自動車関連産業の活性化につながり、雇用も創設されるし、円安、株価対策、輸出産業にも好影響を与えるとのことであるが、片手落ちなような気がしてならない。 これまでの自民党政権は、どうも一方的に地方に問題点を押し付けて、中央政府の意のままな対策、政策が多かったように感じられていたが、どうもその再来なような気がしてならない。 まさか、あの忌まわしい小泉改革の再来ではないであろうとは思うが、各種委員の選任などを見ているとそうした影がちらちらと見え隠れするようであるがどうであろうか? 決まってしまってから、そんなはずではなかったなどと言ってもどうしようもないが、どうなるのだろうか、しっかりと注意深く関心を持っていく必要があるように思える。

スノーモービルの山行き

鳥海山でスノーモービルの8人がビバーク。 2班に分かれての行動の1班が吹雪のためにビバークしているとのことが、仲間への携帯電話での連絡で分かったようだ。 この吹雪はかなり以前からこの天候になることは天気予報で確認できていたはずであるにもかかわらずこうした行動に出た理由は何であるのだろうか? 不思議なことに、1班は予定通り帰着しているのに、もう1班は帰れなかった、ということは何を意味しているのだろうか? 我々には予想もつかないことであるし、スノーモービルをやらない立場からすると、あれこれ詮索することはよくないかもしれませんが、どうしても言いたいことは、雪上を猛スピードで走るスノーモービルの魅力に取りつかれ楽しんでいることはよいかもしれませんが、おそらく冬山での移動距離は相当広く、天候の急変には相当気を使わないといけないだろうと容易に想像がつく。 それにもかかわらず、こうした行動は、普段からその技術、距離、行動範囲など、自らの技量と機械の性能に頼りすぎ、過信していたのではないだろうか? その行動範囲は広く、特に国立公園、国定公園など自然環境の優れた地域での走行はこれから春山にかけてすごい台数が走り回っているようで、静かな山が突如として、モービルのエンジン音で驚かされることもたびたびであるとする苦情を、これまでも何回も耳にしている。 我々としては、その苦情に対して特段の規制もしていませんが、はた迷惑な行動だけは慎んでいただきたいものである。 公園管理の立場から規制をしている地域もあるようだが、そうすると別の地域での活動に移るといった具合で、抜本的な規制や対策にはならないようであるものの、何らかの対策、協力を求めることは必要になってくるものと考えられる。 報道によると、鳥海山に入ったモービルの方々の今回のビバーク地点は、10km以上もある地点であるとのことで、捜索に当たる県警もその対応には苦慮しているようである。 それはそうでしょう、大体そうしたことの遭難対策は予想だにしていなかったことでありましょうし、機械力だって備えているわけでもないことでしょう。 ヘリによる救助といっても、この天候では飛ぶこともできないことでしょぷから、とにかく冷静な判断で救助を待つか、天候の回復とともに自力でのモービル走行で無事帰還できることを願いたい。

スキーは楽しい

  昨年まではどちらかというとスキーは仕方なくやるかといった感じであった孫が、どうしたわけか「スキーは楽しい」という。 どうした心境の変化なのかは分からないが、とにかく一緒にスキー場に出かけた。 年末で、帰省客であろうと思われる方々も多く、家族ずれが圧倒的に多い。おかげさまでスキー場のスキーやボード、ウエアーなどのレンタルをしてくださるお客さんも結構多い。ありがたいことです。 こうしたお客さんの動向をみると、少しは景気が上向いてきたのかなと思えてくる。 冬休みと同時にスキー場で企画している「スキーキャンプ」も今年から3日間から5日にしたのに参加者は昨年と同じくらいの参加者があり、親御さんも子供たちも随分思い切ったものだなーと感じた。 この分だと、キャンプが終わっての子供たちの変化は相当なものがあるだろうと予想される。 たくましく雪焼けした子供たちを見て、団体生活をした成果が家庭でもびっくりするのではないだろうか。 帰省客の中には、初めてのスキーだという一家もあり、リフトに1回乗ったまでは良かったが下りてくるまで相当難儀していて、少しでやめるのかと思っていたら、なんともう一度行くという、その意気込みがすごい。お父さんは汗だくになり、風邪をひかなければよいがなーと思った。この分だと、夕食はバタンキューだろう。 こちらも、今年初めてのスキー、孫の「スキーは楽しい」という意味がなんのことだろうと考えながらリフトに乗っていろいろ話をしていると、どうやら同級生を探しているようだ。その会話の中から、ジュニアスキークラブに入る話からそうしたことを言っているようだ。 そうだとすれば、少しスキーに慣れなければと思ったところでした。 確かに言っているように、昨年からすると体力的にもかなり丈夫になり、スキー操作もかなり自由にできるようになったし、第一「甘え」が少なくなり「我慢」もできるようになった。やはり成長しているようです。できるだけ手伝わないで、多少の遅いのはじっとこちらが我慢して、手をかけることなく自分でやらせるようにした。 我慢比べです。 昨日の天気は誠によく、このところの天気にうんざりしていたものですから、すっきりした気分のする青空で、飛行機雲も見事な天気で、孫との会話も飛行機雲から、リフトから見える動物の足跡、キラキラ光る雪の結晶、その様子などいろんなことがたっぷりと出来る時間もあり、とても楽しい様子であった。 レストランも多少時間がかかっていたようですが、たくさんのお客さんでにぎわっていた。 その会話に耳をそばだてて、お聞きしておいて、参考にさせていただくのも私の仕事かなと思っている。 他の市町村の知り合いの方々も多く、お礼のご挨拶も大事であるのです。

安全運転の第2次安倍内閣

やはり、年末の選挙は考えものです。 国民に密接にかかわる国の予算が越年することになり、さらに経済対策ともいうべき補正予算も年を越しての作業や国会審議となる。 いろいろな方法を講じて、暫定予算などを組んでしのぐことになるが、そんな時間的余裕もないわけで本当に迷惑するのは国民なのである。 しかし、新しい政権はそうしたことを見越しているのか、早々と今後の政治日程を思い描いているようで、野党も極めて冷静に今後の政治日程、審議などにも協力的な姿勢であるような報道である。 結構なことであり、政府も強引な国会審議を避けるような姿勢が見えて、どことなく安心感がある。 年末のこうした選挙は、できれば避けたほうがよいように思えるし、同時に新しい年度には新たな気持ちでしっかりと取り組んでいけるような体制を図るように期待したいところである。 今年も残りわずか、いろんな反省をしながら、書類整理やら、確認事項などをしっかりとして、来るべき新年に備えたいと感じているところである。 昨日は、FM地域コミュ二テー放送の、新年番組の録音取材があり、約1時間びっちりインタビューを受けた。 広範な範囲からの質問でなかなか大変であるが、普段思っていることをしっかりと述べたところで、今回で10回近くになるだろうか。 放送はまだ判りませんし、村では聞くことができるのはほんの一部に限られている。 それでも、来訪されるお客さんからは、カーラジオで聞いたと言って、いろいろと質問を受けることがある。 事前の準備もなく、インタビューを受けるものですからどんな感じかもわからず心配な面も多い。 外に出てみると、あちこちに綿帽子をかぶった光景が見られました。 政治も、こうしたほんのりとした対策が必要ですよねー。  

孫に面会

image image image 孫も遠くであろうが近くであろうが、内孫と同じでめんこいものです。 その8人目が8月に生まれたが、面会がなかなか叶わずにいた。 メールとブログで成長を見ていたがやっと年末の3連休を利用して那覇に内孫2人と妻で出かけた。 氷点下-8cから20+cに来ると、体調維持も難しい。 でも、人々の行き交う姿は、軽装ですし、やはり南ですなー! 息子夫婦にいつ頃那覇から帰るの?と聞いても、うーんとうなってばかりで、二人からは期待するような言葉が返ってこない! それだけ生活し易いんだそうです。 ここ2、3年そうした会話を交わしているが、さっぱり変わりがないので、実際生活し易い土地なんでしょう。 孫たちも、伸び伸びと健やかに育っているので、安心した。 仙台空港からは直行便で3時間のフライト、早特割などを活用すると運賃も割安で出かけられるし、可愛い孫たちを逢わせるのも大事なことであると思っている。 沖縄では、小学生の内孫も外国人が多いねー、どうして?と言う。 その説明も難しいが、さてどうするか? 街路樹の様子も違うし、シーサーのある門構え、建物の違いなどもあり、食事も違うなど、沢山の経験したことのないことを実際体験させることはいいことです。