カテゴリー別アーカイブ: 雑感

休日の都内は閑散

image 成瀬会を終えて、ホテルから帰路に就く。 都内、特に泊まったホテル周辺は閑散としていた。 こういうときに忙しいのは、高層ビルなどの窓掃除点検でしょう。 あんな高い所からロープ二本でぶら下がり、しっかりと手早く作業中!次々と移動、こんな方々の作業賃金も高いだろうなー!なんて、詰まらない事を考えてパチり。 三連休の最後、乗り物は結構混んでいました。 成瀬会に参加してくれた方々からメールもどんどん入っていました。 参加すると、いろんな方と会えるし、話すことができてすごく楽しいとのこと。同級生とも会えてとっても良かった! こんな形で広がりを見せてくれると嬉しい限りです。 特に、段階の世代の方々にそうした動きがあり、期待したい。

論調

農政を取り巻く急激な動きと地方財政に対する新聞などの論調にもいろいろな考え方があるようで考えさせられことがあります。 まず農政では、米の過剰米対策として長年続けてきた作付面積の減反対策について、政府与党では、一定の期限を切って廃止する方向であるようである。 これに対して、面積要件によっては一定の面積ついては保証制度の導入があるようであるし、山間地対策としての農地の保全のためにも、何らかの制度導入が検討されているようだ。 より具体的になってこないとわからないことが多いのであるが、相当大きな課題として議論されなければならない問題ではないだろうか。 この問題では毎日のように新聞などでの報道がなされているが、姿が見えてこない。政府与党ともかなり難しいい判断を迫られているようでもある。 かっては、これに対し記憶が確かではないが、マスコミなどは猛烈な反対の論陣を張っていたのではなかっただろうか? 時折、トーンダウンしたりしてしまってもいたように思っているが違っていただろうか。 それはそれとして、今回の制度廃止には、当然伏線として、農地の中間管理機構の問題も出てくるだろうし、TPP問題も絡んで来るであろうと思われる。かなり複雑な問題でもあるように思われる。県では減反制度廃止はやむ終えないことで協力しなければならないだろうとの見解であるようですし、直接農家と係わる我々はどんな対応が必要なのか具体的に検討を進めなければならないだろうと考えている。 まずは、一律の制度導入だけでは解決が難しいことが予測されることから、中山間地、急傾斜地農地対策への十分な配慮制度の導入などを求めていく必要があるように感じている。 一方、地方財政対策として、総務省では地方税改革で地方に配慮した制度改革を目指しておるようで、大変結構なことであると思っている。 なぜなら、これまでも法人税は大都市、特に東京や愛知など有力な企業が集中している自治体に納税され、潤っている。 そうした税制の偏りを平準化し、法人税の一定割合で地方にも回す制度を導入している。 今回の改訂でもそうした理念の元に改革しようとしているのに、一部の論調では、そもそも論で、地方自治体はその地域で納められる税金で自治体を運営すべきであるのが本筋で、今回の改正はその原則にそぐわないとおっしゃるのである。 そもそも論から言えば、たとえば大企業が地方で稼いでもその税金は本社機能のある自治体の税金として入る矛盾もあるのではないか。 同時に、均衡ある国土の発展のためには、こうした税金をいったん国庫に納め、それから一定の制度の下に地方にも回し、国全体が協力し合って発展していくべきものと考えるとき、そうした論調は、どうしても納得しかねることが多い。 もう少し、国全体を考え、地方の持つ役割、果たす役割、果たしてきた役割などを見渡した視野で論陣を張っておられるとは思いますが、十分な配慮がほしいし、世論をリードしていただきたいものです。 夕暮れも早まって参りました、朝晩は寒さが一段と厳しくなってきています。 きれいな水を作り、自然を守り地方の役割をしっかりと果している我々山村地域に対してもしっかりとした理解を示していただく努力もまた必要なのではないか。 そんな環境の中で懸命に住民とともにより良い生活のために努力しているところに、往復ビンタみたいな論陣を張られたんでは堪ったものではありません。

秋も深まる

座談会も昨晩で3日目、2回目は私の地元岩井川で行った。 参加者はどうしたわけか少ないのが残念であった。 それでも話し合いは結構熱が入り、予定時間をオーバーしての座談会で、それはそれなりの成果があったように感じている。 特に日本でもっとも美しい村連合の話から、ゴミ対策や、ゴミ焼きの問題についての具体的な課題などで議論が伯仲し、今後の対応策についての話しあいになったし、守るべき事項などを話しあったところでした。 昨晩は椿川地区での座談会、ここは多くの参加者がおり活気を呈したし、地域課題など具体的な話し合いになったし、今後の方向性についても課題としてしっかりと取り組んでいかなければならないと考えたところでした。 いつものことながら何事にも一生懸命な地域であり、ありがたいと思っている。 朝晩は急速に冷え込んできており、我が家でも一昨日にはストーブが入ったし、役場でも毎年産業祭の頃には暖房が入っており、今年もかなり我慢していたようだがしっかりと入ったようだ。 昨日の朝はきれいに晴れ上がり、見渡す周囲の紅葉具合も一段と進んできた。 この時期の朝は気持ちが良くて朝の散歩はこたえられないくらい気持ちがよい。 スカッとする。 朝霜もあり、田んぼからは一面の上昇気流が発生し白くきれいである。 さて!今日もがんばるぞ!となるが雨になるとなんだか出るのもおっくうになるのは仕方のないことかなー、、、、。 おっとっと!今日は誕生日だったなー。何歳にになるの? まずまず、、、、、、。 秋田市内で全国環境衛生組織の総会がありパーテーもあるしなー。

今年の部落座談会

今年度の部落座談会を田子内地区から始めた。 参加者こそ少なかったが、10項目ぐらいの結構多くのご意見をいただいた。 昨年は大柳地区から始めたが、今年はその逆の順序で開催した。 昨年は村の発展計画などの策定に当たっての村の皆さんから直接ご意見などをうかがう機会にもしたが、今年はその計画に沿って多くの事業をすでに展開中であり、その進行にご協力をいただきつつ、これから目指すべき村政の方向など、普段からの心がけ的なご協力をお願いすることとしたが、ちょっと具体性に乏しく、村の方々にとっては抽象的すぎたように感じているので、少し内容に変化を持たせて、一発目の座談会の内容はそれはそれとして概要的にまとめることとして、二回目からはより具体的な内容にする必要があるように感じたところでした。 たとえば、街灯の省エネルギー化対策としてのLED化対策とか、地域興し対策としての仮称ではありますが「○○ 委員制度」の導入など、かって100人委員会制度などを作って、村制施行100周年記念事業で取り入れた制度を再度実施するなどの事項も検討材料にして話題提供も考えてみたらどうかと思っている。 この中では、新たな行政需要に対応するための若い世代や女性の意見も積極的に取り入れることは大事であり、これまでもかなり組み込んだ振興施策であると考えているが、ここしばらくそうした総合的な意見反映の場は薄くなっていたようにも感じていますし、世代も相当程度変わってきているのではないかとも思われることからの提案である。 時間をかけてじっくりと取り組む課題ではあると思う。

100万都市広島

西日本の中心都市のひとつ広島はやはり観光や会議などに訪れているのでしょうかやはり多くのお客さんが多かった。 原爆記念碑や平和記念公園でのバスも相変わらず多い、戦争当時の産業奨励館は無残な姿で後世に残すために保存しているが、その維持にも多くの苦労があるようだ。正面からはよく見ているが、今回は別の方角からもみることができた。 いろんな思いがめぐらされた。 宿泊されたホテルのロビーには色紙が準備されていた、なんだろうと思ったら千羽鶴を折り平和記念公園にあげるものであった。 すべての市民や訪れるお客さんにも戦争の悲惨さをこうした形でしっかりと認識しつつ、語り継ごうとしている姿勢がうかがわれた。 近くには、頼山陽史跡資料館があり見学した。 江戸時代の歴史家、画家、詩人などとして、あるいは学問にも秀でて広島藩の学者として迎えられた人の資料館である。 特に書家としてはその筋の方々はたぐいまれな書家として崇拝されていたようであるし、詩人としても若くして名をはせたようでした。 旅好き、酒好き、女好きの一面もあり、一言でいえば、「自由人」という言葉がぴったりの人であったようです。 一方では思想家でもあったのではないのでしょうか。 実は、頼山陽の掛け軸を私の亡き父が持っており、生存中に何回か聞かせられたことがあり、頼山陽の名前だけは知っていた。 しかし、どのような人物であったかは調べもしなかったし、掛け軸もうろ覚えに記憶していただけである。 今回、そのゆかりの地に行き、書画を見、概要に触れたことになる。 いつも持ち歩いている私の両親の小さな写真とともに訪れているうちに、頼山陽はそうした自由人でありながら、親孝行で旅に連れて歩いたことを知った。 私は、両親の元気なうちには旅行にも連れて行くことができなかった。 写真で連れて歩いてもどうしようもないとつくづく思ったところでした。