雑感 親思い 2013年12月7日(土曜日) 爽風雲 米寿を迎えられているような方は、何事にも興味を持ち、集まりにも参加するし、自らも健康を考えて体を動かす運動なども積極的であるように感じている。 更に、ひとり暮らしだと、情報も得るように広報なども丁寧に見てくれているようだ。 ところが、活字が小さいと、読みにくいし、読むこともままならないで困ってしまうという話は時々聞くことがある。 そうしたこともあって、広報「東成瀬」の活字を大きくできないだろうかと提案したところ、先月号から大きくしてくれたようである。 それでも、米寿を迎えられた方々はとても難儀しているようである。 どうしたものかと悩んでいたら、先日訪問した方は、何やらテレビの横にパソコンがある。ところがキーボードもないし、関連する機器もない。はてなんだろうと思って、「ばーちゃん、パソコンやるの」とお聞きしたところ、「これが、新聞や広報、雑誌など読むときのものだ」と言って、手元のスイッチを2回ほど押した。そうしたら一つ目のスイッチは、画面に入れるスイッチ、もう一つは四角いプラスチックに、小さな拡大鏡がセットされたカメラに入るスイッチであった。 その拡大鏡は、ピントが合うようにしっかりとセッテンぐグされており、活字が大きく画面で読めるようになっていた。 その四角いプラスチック製を手で操作をして、自由に活字を読めるようになっていた。 これで何でも読める!という。 これはすごい!と思ってさらに聞くと、「息子が作ってきてくれたのだ」という。 母親と遠く離れて暮らしていて、読みたいものもあるだろと思い、考えて特別に作ってくれたようです。 お仕事もそうした関連の機器関係の製造、保守管理を個人でやっておられるとのことで納得した。 それにしても、遠く離れて親を思い、その不便さを少しでも和らげようとするお気持ちに感動してしまった。 なかなかできるものではありませんよ。 「親思い」の鑑を見た感じを持ちつつ退出した。
雑感 大木の伐採 2013年12月3日(火曜日) 爽風雲 久しぶりに高木の伐採作業を見た。 場所は、診療所の医師住宅裏手の民家に近接した杉の木など数本、そのうち特に高い杉の木の伐採作業が行われていた。 一気に倒すわけにも行かず、枝を順次落として電線や隣家などを傷めないようにした作業となった。 途中までは高所作業車での枝きりであったが、とてもその作業車では届かず、てっぺんの方は安全対策をしっかりととって、一段一段上っての手作業となった。 なにせ地上22メートルにもなる大木で、もう1本の唐松も20メートル以上はあったようで、こちらも一番上の幹を切り落としての作業となった。 久しぶりの伐採作業、昔はこうしたことはざらであったでしょうし、2メートル間隔で切り落としての作業ではなく、一発でばさりと倒したものでしょうが、昨今は、安全対策第一ですから、こうした慎重な作業となるようです。 もちろん命綱などはつけず、するする上って、のこぎりで切り倒す、そのためには、時間もかかる、そうした作業ともなると、近くの人たちが大勢で見物したものです。 特に、田子内の天神社のご神木きりの時などは、たくさんの見物者と一緒になって、いろいろと昔話をお聞きしたことが思い出された。 今回の伐採で、これまでご迷惑をおかけした隣家の方々にも陽が差すようになって少し気が楽になったように思っている。 なかなか住宅に近接していると樹木の伐採作業は難しく、どうしたものかと悩んでいたところでした。
雑感 雪の下にきのこ 2013年12月2日(月曜日) 爽風雲 榾木に打ったなめことシイタケが今年やっと生えてきた。 それに気づいたのが雪が降ってからで、初雪のころは何とも思わなかったが、このところの雪で次々と生えてきている。 盛りが過ぎてしまったものもあるが、まだまだ食べることができそうだ。 雪をかぶったため取るにも冷たくて大変だが、これもまた楽しいものです。 シイタケは孫が取ったが、なめこはなかなか雪を掘り起こしてからの作業で自分でやった。 まだまだ取れそうだので、雪を掘りながら楽しむことができそうだ。
防災・消防, 雑感 雪下ろし事故防止 2013年11月28日(木曜日) 爽風雲 今年もすでに大雪ではないかという予報もちらほら出てきている。 村では、社会福祉協議会が中心になって一人暮らし老人家庭、老人夫婦など要援護者対象に雪下ろしや排雪などのお手伝いをさせてもらって久しい。 その制度はしっかりと定着化し、50人近い方々がボランティアとして登録してくださり、対象家庭100位にきめ細やかに対応してもらい、大変喜ばれ、安心して冬を過ごし、越してもらっている。 ところが、最近、一般家庭での雪下ろし事故が発生しその安全対策が大きな社会問題ともなっている。 命綱を着ける、ヘルメット着用、複数以上での作業などが求められてくるようになった。 安全対策上からはそれは、必要であるし、守られるべきことでしょう。 ところが、現実問題としては対象家庭の住宅の状況、積雪状態など作業中にそれらを総て網羅するとすれば、なかなか難しいことも現実問題としてあるのも事実であると思う。 そこは、現実に作業に当たる方々の判断に任せるしかないのではないかとも考えられる。 だからと言って安全対策はどうでもよいと言うことでない。 最低守るべき対策はとっての作業にしてもらうため、今年からは、そうした注意点を広域消防分署長と担当などにお願いしての講習会を開いた。その前段でこの事業のあらましを説明し、理解をもとめた。 何といっても、万が一にも落ちた場合の地面の状況確認、落ちた場合連絡がつくように複数以上の方による作業が最も大事であるのではないだろうか。 これでかなり取り返しのつかない事故は防げるだろうと考えられる。 こうした、具体的な対策を現場では取っているときに、国県では、大震災対策の事業としてでしょうが、緊急雇用対策も含めて、270万円を限度として、大震災以降の離職者を対象に雪対策コーディネータ設置事業があるが、なかなか活用がなく、その説明に来てくれた。 ところが、具体的にお聞きすると、その趣旨に合わせる事業とするにはかなりハードルが高く、どこの省庁が担当かは分かりませんが、ほとんど使えない制度あるように感じた。 だから、こうして丁寧に回って理解してもらっているのでしょうが、それでも手を挙げる団体がなく苦慮しているようでした。 そりゃそうでしょう、雪国の実態を理解しての制度なのかどうなのか頭を傾げる内容ですから、県の担当も大変です。 こうした、事業、現実無視の内容がどれだけあるだろうかと思うし、恐らく各省庁を見回すと活用されない制度がゴマンとあるのではないだろうか?それが、拡大解釈され、会計検査院から指摘されることになるのでしょう。 だから、もっと地方の声を聞き、現実に則した制度とすべきなんです。 雪対策として、緊急雇用であればより効果のある事業となり、大震災以降でも活用ができるし、効果もあろうと思うんですが。 とにかく、そうした無駄とは言わないが、かつようできない、現実離れした制度が余りに多すぎる。
政策, 防災・消防, 雑感 治水砂防大会と国会議員要望 2013年11月20日(水曜日) 爽風雲 曇り空、ちょっと肌寒い感じの東京で1000名を超える参加者、国会議員さんがたも100名もおり、国交省からも大臣、副大臣、政務官、局長、技監など主要な役職の方々が出席してくれ、熱い大会となった。 政権が代わるとこうも変わるものかとその変化に驚いております。 それだけに、会場も久し振りに熱気のあるものであった。 多くの 被害をもたらす深層崩壊、台風被害、大雨、土石流などに対応するためには、危機感の共有が何よりも大事であるとする、奈良県知事の講演もあった。 この後、全国の協会の役員さんがたと、国交省に代表団の一員として要望活動をした。 打ち合わせ会場では、昭和32年建設の砂防会館の歴史ある役員室で、政治を動かした部屋などを案内していただいた。 この後、与党県選出国会議員さんがたと秋田県町村会の要望会を開催し、懸案事項を説明し、要望をした。 折から、米国のケネディ大使に信任状が天皇陛下に手渡される儀式があり、上空からも警備が厳しく行われていた。