カテゴリー別アーカイブ: 雑感

ゆっくりした朝

image 懇親会があった翌日は雪でもない限りゆっくり休める。 でも年齢の所為か早く目覚める。 西の空にはまん丸のお月様。 かすかに空いているカーテン越しに月明かりが差し込んで、つい見とれてしまった。 この時期、夜明けは遅い。 行動開始は6時過ぎとなる。 先ずは東の空を眺め、次にぐるっと見回す。 今日はいい天気となりそうだ。 飛行機雲も見える。 こんな朝はどことなく清々しい。

痛ましい事故

このたびの雪により痛ましい事故が発生してしまった。 73歳になる主婦の方が、自宅の周囲を見周りながら、水路の確認にでも行ったのであろうと思われる状況の中で、突然後ろから滑り落ちた屋根の雪の下敷きになり、発見されたときには既に亡くなってしまっていた。 午前6時30分頃に、隣のお母さんと立ち話しをしていたのが最後であったようで、夕方になって電気もつかないと言うことで近所の方々が探していて、発見してくれたとのこと。 屋根勾配をつけて、雪を滑らせる住宅が最近増えてきている、私自身も住宅改修に当たって、そうした屋根構造にしているが、一長一短があり課題はあるにはあるが、豪雪地帯の我が村にとっては一つの手法ではあると考えている。 確かに、雪を滑らせるものですから、敷地の関係、周囲の住宅の関係、落ちた雪の処理の問題、屋根構造が痛みやすく住宅維持には課題があるなどと言われているが、私自身は、冬期間に何回も何回も年によっては、10回以上も屋根の雪下ろしに苦労した思いからすると、滑らせる構造にして良かったと思ってはいるが、将来的にはどうなのか判断の仕方に違いはあるでしょう。 それに、今回みたいな事故になると、相当気をつけなければならないと思う。 当然、そうした気象、温度、屋根の雪の状況などを常に確認する必要があるし、子供、孫、家族を含めて、滑り落ちる場所には絶対に入らないように徹底させなければならないと思っている。 そうした事故もあり、昨日の10時に豪雪警戒部を立ち上げ、注意点を確認し、パトロールの徹底、公共施設での安全対策などを確認してもらうことにした。 それにしてもこんなにも早い警戒部の立ち上げも珍しいことである。 17日現在の積雪量はかなり押し詰まって70cm、朝方は雨模様でだいぶ落ち着いてきたようだ。前日は110cmであった。 そんな状況を、午前中に開かれた来年の国民文化祭の実行委員会の冒頭の挨拶で申し上げたところでした。 実行委員会では、主に企画委員会での実施計画をおおむね了解し、実施に向けて、今後具体的に進めていくことにしていくわけですが、昔語りと、方言の紹介をどのような形でしていくかという大きな課題が少しずつ解決していけるようになった来たので安心しているところである。 この課題は、結構奥が深いような取り組みであると思っているし、新たな文化という視点からも捉えていいのではないかとも考えているところである。 楽しみであるし、東北はもとより、全国からの出演もあり、日本でもっとも美しい村連合会員町村からの参加も見込めることから、大勢の参加でなくとも、300名ぐらいの参加を予定しての企画ではあるが、内容の濃い国文祭行事の一つになるものと思っている。

疲れの残る月曜日

13日からの雪で朝夕の雪寄せで結構疲れた方がたも多かったのではないだろうか。 昨日現在の積雪は110cmとのことで、ここ10数年の記録ではなかったようである。 少なくとも年末に雪下ろしをしたことはあるが、15日で屋根の雪下ろしをした記録はないようだ。 役場での積雪量が110cmで大柳では140cmを越しているようである。 その雪も湿り気があって、道路沿いの樹木がその重さに耐えかねて倒れてしまい、水路を越え、歩道を乗り越えて車道までも出てしまい、その倒木に車が衝突しフロントガラスを壊してしまった事故も出たり、森林もあちこちで倒れるなどの被害も出ているようで、その降雪被害は来春には相当出るのではないかとさえ思われる。 それだけ凄い降雪量となっているようだ。 すでに除雪による死亡事故も出たり、けが人も出ているようだし、村の中でもそうした人身事故寸前の状況もあるようだ。 今年の雪は思いやられる。 しっかりとその対策を検討しなければならないと思うし、連絡体制の確認などもしっかりと取る必要がある。 そんな状況の中で、昨日は国道342号の整備要望を要望に会長である一関市長代理の副市長と雄勝建設部に要望した。 道路が排雪作業で渋滞し、約束の時間に遅れてしまう失礼をしてしまった。冬道はかなり余裕を持った移動をしなければならないとつくづく感じたところでした。

ものすごい雪

師走の15日、年賀状の受け付けが始まったようだ。 そんな時期になったのだが、ここ数日の雪の降り具合はどうだ。 驚いてしまう! 15日にこんな雪とは調べてみなければわからないが、最近にはなかったのではなかったような気がする。 私の隣近所でも屋根の雪下ろしをしている家庭があちこちにに見える。 特に、そこの家の家庭の事情もあって、日曜日に息子さんや家族が手伝いに来てくれるうちでは自然と休日に雪下ろしということになるのであろうが、ここ数日の雪の量は半端ではない。 そんなに重くはないが、結構水分の多い雪が下積みみになっていて、これが後になると重くて大変であるので、今がおろし時であるようだ。 私も実家の下屋のマブ落としを昨日の夕方手伝った。 今年の春先に雪下ろしをしていたであろうと思われる義姉がどうしたわけか、いつもは慎重な性格の人だったのであるが、雪と一緒に滑り落ちたのか、本屋からの雪の落下によるのか押されたのか、滑落したであろうと思われる豪雪の事故で、池に落ちてしまい亡くなってしまった。全く予想だにしなかった事故でかなりのショックを受けた。 残された息子も体調が悪く、自然とそばにいる私が時折手伝ったりしている。 この雪であるので、黙ってみているわけにはいかず、時折見に行くが、それがマブ落しと相成った次第である。 天気予報ではもう少しで落ち着きそうであるが、それにしても異常なくらいの積雪量である。県都秋田市も大変なようだ。

12月定例議会開会

12月定例議会が開会された。 開会にあたって、村政の執行状況と当面する村政運営の方針などを申し上げ、議会に対しご協力とご理解をいただくようにお願いをしたところでした。 行政報告については、所管する事項について最も詳しいそれぞれの所管課長から報告を記述して報告させてもらっている。 私からは、そうしたことを含めて、今後の方向を示すための考え方を定例議会ごとに述べさせてもらっている。 今回は、畜産公共事業に対する基本姿勢、湧出した「山ゆり温泉」の効能と今後の営業方針、活用など、また、成瀬ダムが本体工事着工に向けた工事と調査事業が急ピッチななってきており、これに呼応して、水現地対策特別措置法に基づく計画の具体化に向けた作業がスケジュールとして上ってきておることから、これに対しての基本的な方針の準備に入ること、また地域防災計画の改定に向けての取り組みと、ラジオ放送の難聴地域解消に向けての方針と運動の展開、その進捗状況などについて具体的に申し上げた。 また、地域おこし協力隊による、水戸市での「東成瀬村食堂」の開設とそこでの「東成瀬村定食」の紹介、これを先鞭にした「東成瀬」という冠を付けた、物産、農産物の販売と宣伝に力を入れていきたい旨を申し上げた。 このほか、農業対策、TPP問題、減反政策などにも触れさせていただいた。 12月1日の民生児童委員の委嘱、消防団幹部の人事などについても触れての冒頭のあいさつとさせていただいた。 会期は12月13日までの5日間で、11日には一般質問がありその準備に忙しい。 このたびの議会では来年から始まる、これまで3、6、9、12月の4回開催されていた定例議会の会期を1回にすることの通年議会関係議案が提案されることになっている。 これは、議会改革の一環であるものと理解しているし、議会の意向を尊重したいとする考え方であります。 今朝の風景です。 赤が見事です。