カテゴリー別アーカイブ: 行政サービス
屋根にも除雪機
除雪対策でもいろいろ工夫するもので、保育園と児童館、図書館の雪下ろしがされていた。
よく見ると、普通に見られる除雪ではなく、ロータリー除雪機械が3台も上がっており、それが勢いよく屋根の雪を吹き飛ばしているのである。
ははーこれは考えたものだ、それにしてもこの機械をどのようにして揚げたのだろうかと思ったら、そばにクレーン車がいたので納得。
そんなところを写真に撮っていたら、役場の屋根にも揚げたげたんだよとのこと、これにはびっくり、とてもとてもこの高さまでのクレーンなんてあるものかと思ったらそうではないそうで、やはり機械力は大したものです。
雪対策に当たっても、いろいろ工夫をし、知恵を出して効率的に進める必要性もあることを改めて感じた所でした。
さて、今年の除雪経費もそろそろ底を突いてくる頃ですし、いつ頃どれくらい補正予算に計上しなければならないか具体的に計画しなければならないだろう。
まずは、この分だと2月一杯は除雪経費がかさむことを覚悟をしてしっかりと対応しなければならないだろうと思う。
どこかさんみたいに「予算がいくらあっても足りない」などと言ったことは絶対言ってはおられない雪国の重要な行財政経費であり、雪のない地域で地方の行財政経費を削減するように、などとは言ってほしくないものです。
昨日は、かねてから要望のあった村内の集落では一番南であり、消防機器の充実は重要であると考えておったところで、これまでの小型消防ポンプ積載車のグレードアップした配車をする計画であったところ、昨日納車になり、地元に引き渡しをしたところでした。
「なるべく、出動しないように願う」と添えるとともに、事故防止には十分留意するようにと申し上げたところでした。
県都の除雪
本格的な降雪量となった昨日、県都である秋田市に出張があった。
午前の会議には余裕をもって出掛けたのに、ギリギリセーフ。
午後の会議は遅くまでかかり、更に年末ということもあって、懇親の場もあった。
普段から、各種の事故見舞い制度の認定に当たって、各般からのご意見を頂き、制度の平等化、合理性を判断していることから、一年の総まとめとしての会議と懇親で、話も盛りあがった。
さすがに、その道のプロフェッショナルばかりの委員さんで、私みたいな素人からすると、話しの全てが新鮮で実に勉強になるし、楽しい。
第一に人の話しを遮るようなことが全くない!
とかくすると、自己主張が強いように思えるが、それがないのは、それぞれの委員さんのお人柄なんでしょうねー。
これは大事なことで、私なんかは、よく注意しなければならないし、心掛けるようにしたいと思っている。
人の話しを聞けよ!とよく家の女房から注意を受けておる身からすると\確かにそうだと思う。
そんなこともあって、懇親会も盛り上がる中で、帰りは早めに退出したが、道路が渋滞し、秋田市内を出るのに、なんと1時間以上もかかってしまった。
原因は、除雪の酷さですよ!除雪ではなく、除雪していないのではないか?と思えるような状態!
道路は轍(わだち)状態!これでは車は走れないし、交差点は混雑、辛うじて、交差点のみは、融雪剤を散布したんでしょうか、ザクザク!
他は圧雪状態でツルツル!
小路なんかはとてもとても通行出来る状態でないでしょうなー。
災害なんか起きたらどうするんでしょう?
人のことなんか心配するな!と言われそうですが、それにしても酷いもんですよー!
幹線道路を走っても、官庁街から1時間以上もかからないと、脱出できないなんて、考えられないことである。
そう言えば、会議に出た、県職員が今朝は1時間以上かかった、危なく遅刻だった!と言っていたなー。
と言うことは、これが当たり前か?そういうことかもしれないなー。
我々のところでは、それは出来ない!
やっぱり除雪だけは絶対に手を抜かないで、しっかりとやるようにしなければならないのです。
生活道路の確保と災害対策を含めた住民の安全・安心の基本ですから。
今冬も万全を期さなければならないと強く感じた、県都の除雪?道路状況でした。
それにしても、わが村の道路の除雪は、来てくださるお客さんが皆感心されている。
町村事務電算化共同事業協定締結
町村事務の電算化が猛烈な勢いで進む中で、制度改正などのたびに、ソフトの改正が必要になり、そのたびごとに莫大な経費をかけてシステム変更をしなければならない。
それを自治体が個別にソフト会社に業務委託をしていたが、その額があまりにも大きくなり、苦慮していた。
これを何とか共同で処理をすることにより、経費の削減を図ろうとして、平成21年度から秋田県町村会がその共同化に向けて検討をしてきたところでした。
いろいろな曲折を経て、一部事務組合として発足することの協定がまとまり、橋口秋田県副知事と児玉町村議長会会長立会いの下に協定書に12町村長が署名をして正式に平成25年4月から「秋田県町村電算化協同事務組合」として発足することになった。
当面10%以上の経費削減に向けてスタートすることとなった。
それぞれの町村にとっては、独自の事務事業をしてきたことであるが、これからは一定の基準を設けて、事務事業をしていくことになる。
課題もあることでしょうが、この事業はしっかりと理解し合いながら着実に進展させていかなければならいと考えている。
野田総理も出席して全国町村長大会
全国の931町村長が出席しての全国町村長大会がNHKホールで開催された。
大会では、当面する町村の諸課題に対する決議がなされた。
特に、TPPに加盟意向の政府方針に対し絶対反対の決議、道州制の推進にはその方向が示されず、なぜ今市町村合併につながるであろうその制度を検討しているのか反対の決議をした。
更に、地方財政制度の堅持と、削減された地方交付税の復活決議などを
強く求めた。
また、地方公務員制度改革としての退職手当減額についても強要しないことなど8項目の決議をした。
大会には、野田総理も出席して挨拶を述べてくださいました。
昨日未明にASEANから帰国したばかりなのに、疲れも見せず、ノー原稿で気迫溢れる挨拶をしてくれた。
さすがに、鍛え抜かれた話術であり、内容もしっかりとされており、我々の要望にも鋭く反論されておりました。
会場からも、賛同の声がかかるくらいのあいさつであった。
また、我々町村の応援団の一人として、フリーアナウンサーの青山さんから全国を調査した結果から、日本は地方の町村の発展なくして将来はないという視点から、実際に町村を訪れて聞き、話して得た経験からの応援団としての意見を述べてくれました。
元気のでる話であった。
終わってから、北東北3県の合同研修として、桜井よしこさんの講演会があった。