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道路整備要望

DSC_2662[1] (要望書を前佛秋田県建設部技監に手渡す) image (昨夜はクリスマスイブなのに孫たちは半袖!) 国道397号線の整備要望に秋田県関係と国土交通省湯沢河川国道事務所を同盟会の役員会で訪問要望した。 会長が岩手県奥州市長ですが急な用務のため欠席となり秋田県では一番関連のある私が担当して要望した。 本来三桁国道は県管理の国道であるため、国土交通省は直接の所管ではないわけですが、整備や今後の道路行政のあり方などを検討するためには現状を知っていただくためにも必要と考えてあえて要望申し上げた次第でした。 実際、3.11の大災害の際もいわゆる現国土交通省徳山事務次官が先頭に立って実践した「櫛の歯作戦」(縦軸の国道幹線道路に対する横軸の道路の重要性とそれをいち早く確保しつつ災害復旧に迅速に対処した)で 三桁国道も大きな役割を果たしているところであり、その重要性は今後ますます増大していくことからもぜひ係わっていただきたいものとです。 県に対しては、通年通行のための調査検討と、春山除雪を早期に行い冬季閉鎖期間の短縮化を強く要望してきたところでした。 この路線には、胆沢ダムもあり更に今年9月には国道342号線の落橋した祭畦大橋付近から国道397号線の胆沢ダムサイト付近に通じる市道(延長約15km)が開通して、観光道路としても注目されており、村で建設中の成瀬ダム、増田の蔵(重伝建指定)、後三年の役、湯沢の酒蔵、七夕、横手の送り盆、西馬音内盆踊りなど多くの観光、史跡、イベントもありこれからますますこの路線は重要度を増してくるものと考えられる。 こうしたことを、秋田県に対しても要望して参ったところでした。秋田県としてもその重要性については理解して下さっているものの、全国的にも県際道路は多く、なかなか整備が進捗しないのが現実であり、春山除雪については関係者とよく連携して取り組んでいきたいとのコメントをいただきました。 いずれ、県際道路整備についてはこれからもあきらめることなく粘り強く国、県に理解をしていただくように機会があるたびに強く発信して参りたいと考えているところです。 高速道路網の整備は一定程度進捗しているのように感じているし、今度はいよいよこれまで我慢してきていた経済交流、観光交流、人的交流、太平洋、日本海の雇用促進などのためにもこうした道路網の整備にも視点を向けてよいのではないかと強く感じているところです。 昨夜はクリスマスイブ、ケーキの飾りを誰がとるか揉めています。しかも暑いのか半袖! 元気なものですが、やはり雪がないイブは感じがでませんなー。

夢のある懇談会

image image (講演する川瀧東北整備局長) image 昨日は議会の開会。 行政報告で、準備してもらった報告をもとに若干の補足をしながら、情勢報告をした。 十分に吟味したつもりでしたが、欠落していたこともあったかもしれませんが、ほぼ全体的なことについて報告できたものと思っている。もちろん説明不足のないように努力する必要性を感じている。 今回は、何といっても、12月1 日に開局したNHKラジオ秋田放送からの放送が受信できるようになったことでした。 このあとも、川瀧東北地方整備局長を お招きしての湯沢商工会議所の地域づくり懇談会に出席。 局長の東京と秋田を結ぶルートが現在2ルートしかないが、現在の進行状況では10年後には24ルートに飛躍的に伸びることになる、それに向けて今からあらゆる可能性を検討し、行動を起こすべきであり、鉄道の整備、観光地、祭り、自然、食、雪、等あらゆる可能性の大きいのが東北地方、秋田である。 ダムについても観光面からの企画、発想を含めた提案もあり、誠に将来性のある夢のある懇談会となった。 今日は議会の一般質問もあり、名残惜しかったが早めに帰った。

北陸新幹線の効果

image (金沢駅前のおお垂れ幕) 先日北陸地方に出掛けた。滋賀県から福井、石川とまわった。 天気は薄曇りながら晩秋、初冬の気温で寒かった。 いわゆる、秋田と同じで裏日本と称されているが、車窓からの眺めは、どことなく落ち着いた風景に感じられた。 福井では、珍しいネジの専門メーカーである福井鋲螺(びょうら)という会社、工場を視察した。 チェックも厳しいが、清潔な工場、最新設備の中で勤務中の職員の礼儀正しさに、職員教育の徹底ぶりがうかがわれた。 こうした、優良企業がこの他にも多く立地しているようですし、今後も長野新幹線、北陸新幹線の延伸を予測して積極的に攻めの方向であることが強く感じられた。 しかも、そのもつ技術力に絶対の自信を持っているようにも感じられた。 同時に、観光振興でも誘客に極めて具体的、積極的で北陸全体が協調しあっている姿勢も強く感じられた。 石川県全体が新幹線開業によって大きく変わろうとしているのも印象として強く、金沢駅前の賑わいなどは正しく圧倒されるようなおもいでもあった。 わが地域の栗駒も観光客の多くが首都圏が多かったのに、今年は減少している、やはり、こうした地域に動いた影響があるような見方もあるのも頷けた。 宣伝もうまい! 温泉、観光地、等は東北も決してひけをとらないし、シッカリト取り組まなければ、このままじり貧になっていくのではいけない思いも強くした。 頑張らなければいけません。 具体的に動きたい。 さあー、どうする? 長期的には矢張、交通アクセスの充実です! 北陸新幹線と同じように、秋田新幹線もフル規格の新幹線化、在来線つまり、奥羽本線の新幹線も当然強く要望するのも重要なことである。 先日の国会議員のセミナーで、その運動の重要性を挨拶で述べられていた、与党の国会対策委員長もおられることだし、この機会を逃がさず、タイミングよく打ち出すべきではないか。 東北全体で、日本の東北として協力し会わなければ、北陸全体が活気があるように、どんどん先にいかれてしまう。 黙ってはいられません!

国道108号花渕山バイパス開通!

image (挨拶される村井宮城県知事) image (司会は東北整備局でこの事業の設計担当者でした!) image (工事施工者の国土交通省・徳山事務次官) image (テープカットとくす玉が割られました) 宮城県と秋田県を結ぶ大動脈国道108号の最大難所であった鳴子温泉温泉から鬼首に通じる鳴子ダム沿いの道路を約6・9kmに短縮したバイパスが最初は宮城県事業で始まったが、30年近く掛かっても、地質の関係もあったことや、相次ぐ地震の影響で工事の続行は難しく、直轄権限代行として平成21年度から国の事業着工、凡そ7年間でこの難しい工事を見事に完工した。 関わった関係者の一致した運動が地元の期待に応えた素晴らしい成果であろうとしみじみと感じた次第でした。 党派を越えた協力、国と地方整備局、敢えて申し上げませんが、3・11の「櫛の歯」作戦を陣頭指揮した現在の国土交通省事務次官、元事務次官、現在は参議院議員などとタッグを組んだ成果、勿論、宮城県知事、国会議員さんがたなどその協力には頭の下がる思いであったし、何よりも地元の熱意には感服したところでした。 しかし、こね路線はまだまだ整備の必要な箇所がたくさんあるのではないだろうか? 今後そうした解決に向けて宮城県、秋田県が協力しあうことの重要性を、観光人口比、物流などあらゆる観点から強く感じたところでした。 小雨のなか、ゆざわからはわざわざ自転車を積んで開通を祝っておられた先輩方もおられました。 こうでなくちゃ! 式典前には事務次官とと記念写真におさまりました! 次官は、東北整備局長時代に、峠道に関心があり、挨拶のなかで、歴史上の「おにきりべの戦い」は鬼首であることにもふれておられましたし、347号線と「342」「398」号線についても峠道と歴史についてはずいぶんと関心のある方でありました。 数年前にお話ししたことが、まさか、こうした場で紹介されるとは思ってもいなかった。 嬉しかったなー!

率直な意見交換

image (意見交換での佐竹知事) 秋田県と市町村の行政施策を協働して行うようにしたいとして、知事が提案した協働政策会議が開かれた。 一部にはその趣旨がよく理解出来ないなどとする意見もあるが、継続していくうちに、その、趣旨に沿った意義を理解でき内容があるように感じている。 要は、参加者がどんな意識でもって参加するかであって、お互いに提案者の考え方を理解する必要もあるように感じた。 今回も、新たな相互理解ができたように感じた。 肥料偽装問題など大きな課題もあり、県の担当部長から状況説明もあり、身近な課題対応もしっかりとしておりました。 全体的に、年に2回の会議でありながら、率直な意見交換が出来て良かった。 、