北陸新幹線の効果
(金沢駅前のおお垂れ幕)
先日北陸地方に出掛けた。滋賀県から福井、石川とまわった。
天気は薄曇りながら晩秋、初冬の気温で寒かった。
いわゆる、秋田と同じで裏日本と称されているが、車窓からの眺めは、どことなく落ち着いた風景に感じられた。
福井では、珍しいネジの専門メーカーである福井鋲螺(びょうら)という会社、工場を視察した。
チェックも厳しいが、清潔な工場、最新設備の中で勤務中の職員の礼儀正しさに、職員教育の徹底ぶりがうかがわれた。
こうした、優良企業がこの他にも多く立地しているようですし、今後も長野新幹線、北陸新幹線の延伸を予測して積極的に攻めの方向であることが強く感じられた。
しかも、そのもつ技術力に絶対の自信を持っているようにも感じられた。
同時に、観光振興でも誘客に極めて具体的、積極的で北陸全体が協調しあっている姿勢も強く感じられた。
石川県全体が新幹線開業によって大きく変わろうとしているのも印象として強く、金沢駅前の賑わいなどは正しく圧倒されるようなおもいでもあった。
わが地域の栗駒も観光客の多くが首都圏が多かったのに、今年は減少している、やはり、こうした地域に動いた影響があるような見方もあるのも頷けた。
宣伝もうまい!
温泉、観光地、等は東北も決してひけをとらないし、シッカリト取り組まなければ、このままじり貧になっていくのではいけない思いも強くした。
頑張らなければいけません。
具体的に動きたい。
さあー、どうする?
長期的には矢張、交通アクセスの充実です!
北陸新幹線と同じように、秋田新幹線もフル規格の新幹線化、在来線つまり、奥羽本線の新幹線も当然強く要望するのも重要なことである。
先日の国会議員のセミナーで、その運動の重要性を挨拶で述べられていた、与党の国会対策委員長もおられることだし、この機会を逃がさず、タイミングよく打ち出すべきではないか。
東北全体で、日本の東北として協力し会わなければ、北陸全体が活気があるように、どんどん先にいかれてしまう。
黙ってはいられません!