カテゴリー別アーカイブ: 道路交通

大きな前進

image (石黒建設部長に要望) image (県議会議長、副議長、常任委員長に要望) 約半世紀にわたって運動を展開してきた「県道、横手・東成瀬線」の整備促進期成同盟会の要望会を横手市、東成瀬村の関係者と東成瀬村岩井川、横手市山内村三ツ又の地域代表者が出席して県庁の石黒建設交通部長や課長など関係幹部に通年通行を含めた要望を強く要望した。 これには、県会議員の鶴田、柴田、土谷、大関、佐藤の5名の議員が同席してくれて強力な運動になった。 なかなか運動が手詰まり状況であったが、議員さんがたの一般質問もあり、今年は具体的な動きになりそうな要望会となった。 当面、春山の試験除雪を4月4日から始め28日には終える予定であり、この間に、危険箇所、今後の対応など具体的に検討するなど大きく前進することとなった。 最終的には、路線変更を含めた要望に結びつけて行けるようにして参りたいと考えている。 県議会でも議長、副議長、建設常任委員長も要望し、極めて前向きにしかも具体的な提案もあり頼もしく感じたしだいでした。今後に向け話し合いをすることに対して出席者も確かな手応えを感じたものと思う。 この要望の前に、秋田高規格自動車道の4車線化の要望会にも同席させていただいた。 この席上、スマートインターを横手市山内PAキングに配置できるようにとの県会議員さんから提案があり、4車線化が国交省でも具体的に検討されており、タイミングとしてはいいチャンスではないかと感じた。 これらが具体化することにより、以前に構想として提案されていた13号線の幹線とと107号線と108号線とを結ぶ縦軸が観光、物流、の重要な交流幹線道として重要度を増してくるものと考えられる。 粘り強くこうした運動を展開することが、現下の経済状況、政府の財政出動の重要性からも強く推進されることに期待したいところです。 これまでの運動に大きな光明となった要望会でありました。

春山除雪要望

image (要望書を手交する。石黒建設秋田県建設部長に342号同盟会長代理の一関市副市長、東成瀬村長、佐藤横手市建設部次長) 国道342号線の整備要望に同盟会(会長・勝部一関市長)として秋田県庁の石黒建設部長に要望した。 村には国道342と397の幹線道路があるものの、冬季閉鎖が村のあらゆる交流の阻害要因となっている。 この課題は村にとっても周辺地域にとってもお互いに共通した解決すべき事項であるが、如何せん人工口集積率や、昨今の高速交通体系からすると、かなりの負い目になっている。 だからと言っていつまでもこのままでいいと言うものでもなく、その必要性や国土の均衡ある発展、あるいは観光立国としての方向が国策として強く示されるようになってきたことからすると、これからは、県際道路の整備は、こうした地域に多くの観光資源を有する地域にとっては強力な運動を展開すべきものと考えているところです。 細々とながら運動を粘り強く展開してきたところですが、その必要性、資源の発掘と紹介、連繋、周遊ルートファイブの研究等々やるべきことはたくさんあるが、着実に実現に向けて努力しなければならない。 取り敢えずは、冬季閉鎖期間の短縮と春山除雪のGW前の確実な閉鎖解除を強く要望したところです。 秋田・岩手両県の努力によってここ数年はGW前の解除が実現しつつあり、大きな経済効果をもたらしており、今後はこれら県境道路を結ぶ関係する交通アクセスの向上に期待したいところです。

奥羽新幹線の実現を

IMG_1368 新幹線の新庄から大曲までの延伸を求めて粘り強い運動を展開してきていた我々秋田県南地域、とくに湯沢雄勝、横手平鹿地域については、山形新幹線が新庄からのルートが酒田市方向に向かっているように感じており、その延長線上には羽越線の新幹線ルートになり得るような気配から、いささかその運動もトーンダウンしがちであった。 しかも、この運動や要望をしていても秋田県やJR東日本本社の意向に詳しい方々から伺っての話としてお聞きすると、どうも奥羽線の新幹線については計画にないのではないかといった話であった。 この計画実現となった場合にはJRとしてはその多くを県や沿線自治体に求めることになりかなりハードルが高いだろうとのことであったように感じている。 それに自治体が応えることができるのか、といったことから乗り気が薄いように感じていたところでした。 ところが、年末に行われた国会議員の国政報告会で政府与党の国会対策委員長から秋田新幹線を称して「あれが新幹線ですか?こんな新幹線見たことも聞いたこともない」といった疑問が投げかけれられ、早速国土交通省の担当局長さんに問いただし、検討を指示したようなお話を伺いました、同時に秋田県としてその実現に向けての運動を展開したらどうか、との極めて具体的な提言あり会場の皆さんからどよめきやら賛同の大きな声と拍手がわき起こりました。 会場には知事も国会議員、県議会議員も出席しておられ一様に驚きを持って歓迎すべき提言にこれまでの無力感を感じていた運動に一縷の光明を見いだしたところでした。 その後、県議会でこの発言に対する議論があるのかと期待していたところでしたが、質問の提出期限などの関係もあってか、何も具体的な話がなかったので残念に思っていたが、昨日の魁新報の社説で取り上げられていたので、これから具体的にこの課題に対しての世論が盛り上がるだろうと大いに期待しているところです。 ただ、「試される本気度」については、年頭記者会見でも述べておられるように、相当期間を要することであろうと思うが、それをどのように具体的に議論をし、実現に向けて我々も積極的に関わって行かなければならないものである。 新幹線化は沿線住民にとっては、日常の通学・通勤電車の運行とも係わってくることになりその理解と協力を得る必要性もありなかなか難しい課題も今後出てくることも予想されるが、これはそれぞれの自治体としても取り組まなければならないことにもなります。 秋田県にとっても大きな政策課題として浮上してきた報告会でありましたし、社説報道でした。

青空ものぞく

IMG_1366IMG_1367 しばらく雪マークの続く天候の中、今朝も見るからに軽い雪が降り続き、冷え込みも一段と厳しくなってきた。 テレビのお天気番組では、例年よりも約一ヶ月遅れの冬といった様相を報道していた。 昨日は遅れている秋田県南高規格幹線道路の山形と秋田県境の間の整備が整備区間となり具体的に工事が始まっており、その整備促進の要望に中央省庁を回った。 紹介国会議員の働きかけにより道路局長、財務省の公共事業担当の主計官などに直接説明でき会長である湯沢市長から要望書が手交された。 天気予報通り、東京も寒くどんよりとした天候から時折小雨が降り出す中を国会議員会館にも国会議員をお訪ねし要望してきた。 天候は全国的にこれから冬型と言うことで、なにやら心配になってきた。 そんな冬空の中、今朝は時折青空ものぞきほっとする感じでもあった。 この青空が応えられないほど美しく、気持ちも清々しくなる。 雪国に住んでよかったと思う時間でもある。 大寒までまだ1週間あまり、これからが本番である。

道路整備要望

DSC_2662[1] (要望書を前佛秋田県建設部技監に手渡す) image (昨夜はクリスマスイブなのに孫たちは半袖!) 国道397号線の整備要望に秋田県関係と国土交通省湯沢河川国道事務所を同盟会の役員会で訪問要望した。 会長が岩手県奥州市長ですが急な用務のため欠席となり秋田県では一番関連のある私が担当して要望した。 本来三桁国道は県管理の国道であるため、国土交通省は直接の所管ではないわけですが、整備や今後の道路行政のあり方などを検討するためには現状を知っていただくためにも必要と考えてあえて要望申し上げた次第でした。 実際、3.11の大災害の際もいわゆる現国土交通省徳山事務次官が先頭に立って実践した「櫛の歯作戦」(縦軸の国道幹線道路に対する横軸の道路の重要性とそれをいち早く確保しつつ災害復旧に迅速に対処した)で 三桁国道も大きな役割を果たしているところであり、その重要性は今後ますます増大していくことからもぜひ係わっていただきたいものとです。 県に対しては、通年通行のための調査検討と、春山除雪を早期に行い冬季閉鎖期間の短縮化を強く要望してきたところでした。 この路線には、胆沢ダムもあり更に今年9月には国道342号線の落橋した祭畦大橋付近から国道397号線の胆沢ダムサイト付近に通じる市道(延長約15km)が開通して、観光道路としても注目されており、村で建設中の成瀬ダム、増田の蔵(重伝建指定)、後三年の役、湯沢の酒蔵、七夕、横手の送り盆、西馬音内盆踊りなど多くの観光、史跡、イベントもありこれからますますこの路線は重要度を増してくるものと考えられる。 こうしたことを、秋田県に対しても要望して参ったところでした。秋田県としてもその重要性については理解して下さっているものの、全国的にも県際道路は多く、なかなか整備が進捗しないのが現実であり、春山除雪については関係者とよく連携して取り組んでいきたいとのコメントをいただきました。 いずれ、県際道路整備についてはこれからもあきらめることなく粘り強く国、県に理解をしていただくように機会があるたびに強く発信して参りたいと考えているところです。 高速道路網の整備は一定程度進捗しているのように感じているし、今度はいよいよこれまで我慢してきていた経済交流、観光交流、人的交流、太平洋、日本海の雇用促進などのためにもこうした道路網の整備にも視点を向けてよいのではないかと強く感じているところです。 昨夜はクリスマスイブ、ケーキの飾りを誰がとるか揉めています。しかも暑いのか半袖! 元気なものですが、やはり雪がないイブは感じがでませんなー。