カテゴリー別アーカイブ: 福祉

二人の百寿のお祝い

(百歳になられた谷藤さんと高橋さん)   この3月に、めでたく百歳に達したお二人(岩井川の谷藤さんと田子内の高橋さん)に村からのお祝いを届けた。 今年はさらにもう御一方百歳になられる方がおられるようです。 先日は米寿の方々7人にもお祝いを届けた。 皆さん元気そのもので、いろいろなお話を伺うことができた。 特に、百寿の方お二人は誠にお元気で、お顔の肌も艶があり驚くほどの元気さにはびっくりした。 しかもその記憶力の確かさにも驚かされた。 一諸に行った担当者の親御さんもしっかりと記憶しており、どうすればこんなに記憶がしっかりしているんだろうと思ってしまった。 よく言われることですが、一緒に暮らしていると同じことを何回も何回も話すので参ってしまう。お客さんなんか来られると昔話を繰り返すので、もういいからと閉口してしまうといったことをよく聞くことがあるし、私自身も自分の母親が百歳直前の99歳まで生きていたのでそうした経験があり、そうした言い方をしたこともある。 ところが今頃になって、あの当時もう少し聞いておけばよかったと思うことがたくさんあって後悔しているのもまた事実である。 「親孝行したいときには親は無し」ではないが聞きたいときには親は無しであることもあることからすると、なるべくめんどくさがらず聞いておいておいた方が良いように思えてならない。 このたびのお二人は、誠に穏やかなご性格のご婦人で、終始にこやかに話ができとてもうれしかった。お一人は私の母親も生前は大変ご懇意にしていただいた方で、そうした思いが一層強かったのかもしれない。この分だとまだまだお元気であると思ったところでした。 米寿の方の中には、私のすぐ近くで住んでおられる方もおり、サッパリ顔を見せないでと!気合いをかけられてしまった。 この分だと、何ぼになってもやられっぱなしだなー!

衰え知らぬ会長

  image (開会のあいさつで消費税増税による影響などの挨拶をする会長) 秋田県社会福祉協議会の評議員会があって出席した。 これには、出来るだけ欠かさず出ているが、実はこの会の会長の挨拶が実に私にとっては参考になるのである。 会長は佐々木満氏でもう90才を超えているのではないかと思いますが、まだまだお元気で、実にかくしゃくとしておられる。 今回もたまたまエレベーターでご一緒したら「おう元気か、雪はまだあるか?」ありますよーと応じたところ、あなたのところは東京に一番近いからな!ときました。なんでも特徴がなけりゃ駄目だよとのこと、雪が多くとも東京に近いという特徴ということかな? そんな冗談を言いながら、会長挨拶では、全くの原稿なしで約20分消費税増税による地方財政、福祉対策、年金対策、介護対策などその増税部分の活用、方向性について極めて細かに分かり易く示してくれた。 しかも、正確な数字をしっかりと示しながらの話しには、驚いてしまう。しかも何回も言うようであるが原稿なしである。 そういえば、会長が原稿を読んでの挨拶は聞いたことがないような気がする。 そこいら辺も大いに勉強になるところでもあります。 さすが経験豊富な官僚出身、政治家、的確な情報を持っておられるからこそこうした挨拶ができるんだなーと改めて感心するやら、衰え知らぬ会長の勉強意欲に感嘆したところでした。 これほど参考になる挨拶をしてくださる方はそんなにはおらないと感じている。 そのたびに良いもらえるものですから、私はこれからもできるだけその話を伺うためにも出席しようと思っている。

驚く成長

なるせ保育園の卒園式があった。 今年は15名のなかよしが元気に保育園から巣立った。 今年の卒業、卒園行事もこれが最後で、それぞれ工夫した節目の大事業が、保護者、お客さんをはじめ多くのかたがたに感動を与えて締めくくってくれた。 中でも、保育園の卒園式は何と言っても、保護者が初めて自分の手である家庭から保育園という全く新たな社会に送り、いわば他人の手によって育ててもらうわけで、それはそれはかなりの心労があった事でしょうし、心配で心配でならなかったことでしょう。 昨日の親子での呼びかけでも、「保育園に預けたその日に心配で心配で母さんが泣いてしまった」と正直に心情を吐露しておられた母さんもおられた。 それだけに、そんな子供たちがが元気に成長し、無事に保育園を卒園してくれたことで、ほとんどの保護者が涙涙の感動のひと時でもありました。 いつもの光景ながら、思わずこちらも目頭が熱くなりこみあげてくるものがった。 手のかかる子供であればあるほどその成長は著しく、感激もひとしおといった感じでもあることでしょう。 保護者主催の祝賀会にも出席させてもらったが、その場では、子育ての大切さや喜び、苦労とともにいろんな要望も出された。 こうしたことをお聞きするためにも、こうした懇親の場には極力直接出席することにしているし、大いに参考になり、考え方を聞くことのできる良い機会でもある。 この後の参考にしたい。 今どきの若い保護者の意見を直接聞くことのできる絶好の機会になっている。  

自殺予防を考える

村の自殺予防活動を展開している東成瀬村のぞみの会(会長・鈴木春一)では、昨日会結成以来4回目となる「東成瀬村のいのちを考える集い」を、~思いやりとつながりを確かめるために~のもとに開催された。 「自殺」という言葉についてなかなか正面からストレートに言い表すには難しいことであるように感じているが、それを真正面から取り上げ、その予防活動に真剣に取り組み、のぞみの会員が毎年少しずつではあるが増え続け、活動する仲間も活動しやすい環境になりつつあるように感じている。 さんの「くじけないで~100才の詩人 柴田トヨさんからのメッセージ~」が朗読された。聞く人たちを感動させてくれた。とても素晴らしい朗読であったし村には読み聞かせグループ「つくしんぼ」もあり、こうした形でこの運動を展開することもよいように感じた。 そのあと、劇団「わらび座」の「わらび座いきいきシアアター 笑顔予報は晴れのち晴れ」の公演があった。 劇を通して、「生」を考え、自殺予防に自然と結び付けていく構成の素晴らしが観客に感銘を与え、皆さん感激の様子であった。 それぞれの思いを胸に帰路に就いたが、おそらく今日あたりのお茶のみの会などではその話が話題になることでしょう。 昨日は、この集いのほか、交通安全協会東成瀬支部(支部長・鈴木国男)の総会でのあいさつ、スキー場ではマスターズスキー大会の第2戦とキッズレース第2戦などでのプレゼンターと結構走り回った。 キッズレースは最近関心が高まってきているとの、主催したスポーツ店の社長さんの話しであり、これからも継続を視野に具体的に検討しなければならないだろうと思う。

長谷川誠さん来庁

[祝い金に訪問した草の台中森の積雪状況、カーブミラーがすっぽりと隠れています)   (長谷川さんとと写真・座って撮るとこんなですが、立ってとるとすごい!) 昨日は「立春」で、昔から「寒の泣き別れ」とかと言って、立春に猛吹雪など大荒れになることがが多く、そんな天気になると「四十八門(かど)」つまり四十八日間、雪や吹雪など大荒れになることが多く、泣けるような天気になる、あるいは、四十八日も雪で苦労することになり、立春とはほど遠い天気になると言うことでしょうか、そんなにことを言われ、教えられたことを思い出した。 幸い午前中から午後にかけてはそんなにひどい荒れようではなくほっとしたのも事実でした。 日本列島にはこの冬 一、二番と言う寒波が襲来しているようだが、こちらはまだいい天気ではあるようです。 そんな一日、祝い金を回して村内の五つのご家庭を訪問した。誕生三名、そのうち三子目が1,二子目が1,第一子が一人でした。 皆さん元気で、すくすくと育っておりそれぞれのご家庭では、この雪の中でもどこか明るく、ほんのりとした雰囲気でした。 うれしいことです。 元気に育ってほしいと心から願いつつ、こうしたお子様の子育て環境の充実にがんばらなければと心か願ったところでした。 帰ったら、秋田ノーザンハピネッツプロバスケットボールチームの現役を引退したばかりのテクニカル・デレクターが東成瀬小学校での講演があっての帰りに役場を訪問してくださいました。 ノウザンハピネスへの応援と全県の小中学校でのスポーツ振興を願って、実際に子供たちと触れ合って、スポーツの楽しさと、普及をなさっておられるとのことでありがたいことです。 この後も、村のイベントなどには積極的にご協力してくださるとのことで、この715、16日のリーグ戦が横手市増田の体育館で行われるとのことで、その場に東成瀬小学校の全校児童を招待してくれるとのことでした。 プロリーグの生のプレーを観戦できることは素晴らしいことですし、楽しみにしていただきたいと思っています。 今回は、このチームの後援者である村の畜産にもご協力いただいている畜産関係の社長のご厚意によるもののようですが、今後ともこうした子供たちにプロの選手の実際のプレーをまじかに体験できることは素晴らしいことであると感じている。 ありがたいことであります。