衰え知らぬ会長
(開会のあいさつで消費税増税による影響などの挨拶をする会長)
秋田県社会福祉協議会の評議員会があって出席した。
これには、出来るだけ欠かさず出ているが、実はこの会の会長の挨拶が実に私にとっては参考になるのである。
会長は佐々木満氏でもう90才を超えているのではないかと思いますが、まだまだお元気で、実にかくしゃくとしておられる。
今回もたまたまエレベーターでご一緒したら「おう元気か、雪はまだあるか?」ありますよーと応じたところ、あなたのところは東京に一番近いからな!ときました。なんでも特徴がなけりゃ駄目だよとのこと、雪が多くとも東京に近いという特徴ということかな?
そんな冗談を言いながら、会長挨拶では、全くの原稿なしで約20分消費税増税による地方財政、福祉対策、年金対策、介護対策などその増税部分の活用、方向性について極めて細かに分かり易く示してくれた。
しかも、正確な数字をしっかりと示しながらの話しには、驚いてしまう。しかも何回も言うようであるが原稿なしである。
そういえば、会長が原稿を読んでの挨拶は聞いたことがないような気がする。
そこいら辺も大いに勉強になるところでもあります。
さすが経験豊富な官僚出身、政治家、的確な情報を持っておられるからこそこうした挨拶ができるんだなーと改めて感心するやら、衰え知らぬ会長の勉強意欲に感嘆したところでした。
これほど参考になる挨拶をしてくださる方はそんなにはおらないと感じている。
そのたびに良いもらえるものですから、私はこれからもできるだけその話を伺うためにも出席しようと思っている。