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会議と打ち合わせ


離島キッチン
村の地域おこし協力隊員として頑張ってもらった佐藤さんが、東京で「離島キッチン」を島根県海士町の観光協会と出資しあって開業した。
今年3月まで村の隊員として水戸市で離島キッチンと併せて東成瀬食堂を開いておりましたが、任期が満了したことによって水戸市の東成瀬食堂も閉店した。
佐藤さんはこうした離島や「村」にこだわった食材、人材を積極的に活用して首都圏で積極的に首都圏や大都市でのアンテナショップ的な活動と人材活用、観光客の紹介など交流の最前線で事業展開しようとしておられます。
先日会議終えてからの空き時間を活用して、実際のお客さんの入り込み状況、どんな町並み、人の動きなどを体験したく出かけてみた。その前にかねてから美しい村連合のサポーター会員である方のお店にも寄らせてもらった。
こちらは神田神保町にある落ち着いたマンションの一階部分の一部で開いているイタリアンのレストランにも寄らせていただきいろんな情報交換もしてきた。
高級感あるレストランでお客さんも多く、静かな雰囲気の中で食事を楽しんでおられた。
一方、「離島キッチン」は神楽坂の商店街からは少し内部に入ってはいるものの口コミでの宣伝ながら、若い人が中心で二階、三階部分のスペースで時間的には遅くなっていたものの、結構なお客さんでした。
この地域の別の場所に村を中心にした食材を活用した食事の提供、物産販売、村の情報発信基地としての出店を計画してみたいとの考え方で調査を進めているところであり、その下見をさせていただいたところでした。
すでに、離島キッチンは全国の村の食材活用、村出身の職員を採用し、正職員5名、アルバイト3人ぐらいで経営しており、新たな試みとして村の米を使った、おむすび、食材を使った食事の提供などを基本に、全国の村の食材活用によったお店にする計画で進めたいとのことであり、是非成功してもらいたいと思っているところです。
山村振興事業要望

山村振興連盟の理事会が開かれた。 これまでなかったようなくらいの活発な議論がなされた。 特に、鳥獣被害の課題が、イノシシ、鹿、猿、ツキノワグマ、に加えて、ハクビシン、アナグマなどの鳥獣被害が頻発していることが報告された他、イノシシの捕獲とその処分と焼却処分の課題があった。また山のみならず里山、住宅地にも際限なく繁殖している竹林の伐採と処分なども山村地域の課題となっていること。 また、植林した杉と天然杉と違って根の張り方が違って弱く、一定の樹齢になると倒壊しやすくなっており皆伐の必要性が指摘された。
一方、TPPについての農業対策についての不満が意見としてだされたが、これに対して、会長の宮腰光宏さんから、抽象的な指摘でなく個個具体的に示さなければ回答のしょうがない、例えば、牛肉、豚肉であってもそれぞれに市場価格、関税の交渉によって一定の方向が示されており、不利な状況にないことが、極めて具体的に数字を示して回答ががあり、その説明の説得力には一定の理解も示された。
これらを終えて、3班に分かれて各省庁に要望、私は総務省、国土交通省を担当した。総務省では、黒田財政局長には直接面談できた。 秋田県庁当時のお話などを含めてしたしく要望できた。 このあと、時間があったので日本で最も美しい村連合の事務局を訪問、審査員の方や、これから予定しているアンテナショップの地域を歩き、食事を兼ねて打ち合わせをした。
山村振興副会長会議

昨日は全国山村振興連盟(会長・宮腰光寛衆議院議員)で、会長代行、副会長8名による会議が開かれた。 今日開かれる理事会にかける議案の審議を中心に打ち合わせをおこなった。 特に、連盟の運営上、将来的には財源難が予測されていることから、前回の会議でもおおよそ了解していた5000円の値上げを提案し、30年度から実施する方向で協議され了解された。
会議では、奥田和歌山県北山村長が今期限りでご勇退されると言うことで挨拶があった。 BS朝日での取材があり、この放映が8月28日午後9時から10時54分にあるとのことで、内容はその引退の引き際の素晴らしさをドキュメンタリーにした番組だそうで、都知事との比較もあるのではないかとのことでしたが、それとは無関係な番組だそうです。
今朝は、そうした地方自治に携わるものの引き際、南海トラフ問題を抱えて、気力、体力、智力の総合的な判断、人口450人の村の将来、後任たる人材、議会のありかた、議員定数6人の削減、などなどかなり悩んだようですが、弧のいただきながら6月に最終判断をしたとのことで、8月5日の任期前に村長選挙を終えて後任に将来を託したいとのことであった。 ざっくばらんに心情をお聞きすることができた。
東京はどんよりしているものの比較的過ごしやすい天気です。今日も休日時間に追われる一日になりそうです。