山村振興事業要望

総務省黒田財務局長へ要望

 山村振興連盟の理事会が開かれた。 これまでなかったようなくらいの活発な議論がなされた。 特に、鳥獣被害の課題が、イノシシ、鹿、猿、ツキノワグマ、に加えて、ハクビシン、アナグマなどの鳥獣被害が頻発していることが報告された他、イノシシの捕獲とその処分と焼却処分の課題があった。また山のみならず里山、住宅地にも際限なく繁殖している竹林の伐採と処分なども山村地域の課題となっていること。 また、植林した杉と天然杉と違って根の張り方が違って弱く、一定の樹齢になると倒壊しやすくなっており皆伐の必要性が指摘された。
 一方、TPPについての農業対策についての不満が意見としてだされたが、これに対して、会長の宮腰光宏さんから、抽象的な指摘でなく個個具体的に示さなければ回答のしょうがない、例えば、牛肉、豚肉であってもそれぞれに市場価格、関税の交渉によって一定の方向が示されており、不利な状況にないことが、極めて具体的に数字を示して回答ががあり、その説明の説得力には一定の理解も示された。
 これらを終えて、3班に分かれて各省庁に要望、私は総務省、国土交通省を担当した。総務省では、黒田財政局長には直接面談できた。 秋田県庁当時のお話などを含めてしたしく要望できた。 このあと、時間があったので日本で最も美しい村連合の事務局を訪問、審査員の方や、これから予定しているアンテナショップの地域を歩き、食事を兼ねて打ち合わせをした。