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壮実大会で健康と交流

image 村内の壮年層が中心となって、普段あまりスポーツをする事が少ない世代の方々が集まって、これまでいろいろなスポーツを通じて交流を図ってきた。 最近はパークゴルフで楽しんでいる。 JA,教職員、商工会、議会、役場の5団体からそれぞれ10人から20人が参加し、賑やかに大会を開いた。 とにかく賑やかな集まりで、笑いが絶えない、大たたきをしたといっては笑い、ナイスプレに歓声と実に楽しい催しで、毎年参加者が増えている。 会場はジュネス栗駒パークゴルフ場 で、バラ園のバラも今年何回めかが咲き誇っていました。 それぞれの職場で中核的な方方ばかりであり、普段のストレス解消になったものと思っている。 こうした企画はどんどん進めてほしいはものです。  

道州制が選挙の争点か

「総選挙がいつになるのか?」と言った話題が多くなるようになってきた。 それと並行して、その争点に「道州制」がにわかに急浮上してきているようである。 それは、一つの政党を除いて、ほとんどの政党が推進する立場であることがわかり、すでに中央では、その議論が着実に進んでいるようであり、研究、勉強が進められているとの情報があった。 その要因の一つに、大阪を中心とした関西の「維新」が国政に進出する事を前提に、その政党と手を結び有利に次の選挙をしようとする思惑が重なり、その会の趣旨が「都」構想などを打ち出し、それに乗るために各党がにわかに「道州制」を議論しているとのことであるようだ。 道州制は全国の県を廃止し、10前後の道と州にまとめ、さらに市町村を、人口15万人から40万人程度の自治体に再編成する事による行政の効率化を図り、職員の削減、行政経費の効率化を図る構想であるようだ。 政治の世界はよくわからない。中央で考えている事が、これほどまで国民不在で議論されておることの現実がよく理解できない。 国政の問題や国会改革は全くなされておらないのに、国家財政を厳しくしてきたのが地方の問題であるかのごとく姿勢で、こうした議論を通じて、問題をすり替えをしているように思えてならない。これは一体どうしたことであろうか。 同時に、「都」構想などということでにわかに大阪の府知事や市長の意見がまかり通って、さすがに「都」とまではいかなかったがあわただしく法案の改正が成立するといった離れ業みたいな行動をしてみたりと、全く持って理解に苦しむ。 それもこれも、一部の意見に阿るとしか言いようがない政治の世界にはあきれてしまう。 大体において、そうした政党(?)はいつまで続くのであろうか、せいぜい次の選挙までが関の山ではないかとさえ一部では言われているではないですか。 そんなところに振り回されていて大丈夫なんでしょうか。選挙で勝つためにはしかたがないんでしょうかねー。 それはそれとして、間違いなく「道州制」はこれから大きな議論となる気配があるようであるし、われわれも。しっかりと勉強しなければならないと思っている。 地方自治の原点は我々市町村であって、市町村住民の自治、生活があってこそ国家が成り立つのであって、行政の効率効果のみで論じられるのは、はなはだ疑問を感じざるを得ない。 巨大な自治体が誕生して、どれほど住民の生活、福祉の向上が図ることができると考えているのであろうか。 文字通り「自治」ですから、「住民自らが治めるべき」であるとするのであろうか。 ならば政治の役割はなんであるのであろうか? 先日述べたマイナンバー法案もなんだか変な雲行きでもあるようである中で、国民のためになる「法案」を成立させてこそ本来の国会の役割であるはずであるのに、抗争に明け暮れている国会の姿勢には、しっかりしていただきたいものである。 外交も防衛も然りである。          

講演会から

新聞社の政経懇話会で、経済学者の佐藤隆三氏の講演会が企画された。 是非お目にかかってお話を聞きたいと思っていたが、なかなか機会がなく、やっと実現した。 先生は湯沢市高松のご出身で、一橋大学ご卒業後フルブライト留学生として留学し、最初1年であったのが成績優秀で長く大学にとどまり、博士号、さらにはその上のPh-Dr.も取得しておられる世界的な経済学者であられるようです。 恩師は日本の経済学の重鎮であられた中山伊知郎先生の弟子であられるとのことで、80才を越えられても矍鑠たるもので、鋭い視点からのアメリカ大統領選では世論調査のけいかなどからオバマ現大統領有力との見方をしておられた。 アメリカはどんな事があっても、先生が日米を通じてこの60年間両国で生活してきた経験からダメになることはあり得ない、と断定しておられた。 また、日本で話題になっている竹島、尖閣、北方領土問題には全く関心がない。 なぜなら、アメリカは激しい戦争で領土問題を解決ずみであるからである。 オスプレイは、部品から組み立てまで全てアメリカで調達しており、この問題では一歩も引かないだろうとのことであった。 沖縄も普天間もそうである。アメリカの国益に叶わなけれぱ、毅然とした外交姿勢をとるとのことであろうとおもった。その通りであろうと思う。本来外交とはそんなことであろうと思う。 日本の消費税論議については、はっきりと、今やるべきでない!と言明しでおられた。 日本経済学者は一体何を考えているんだ!とおっしゃておられたし、アメリカでもそうした見方が多いとのことであった。 失われた10年がやがて失われた20年になつてしまったんでは、取り返しがつかなくなってしまう、と随分と心配しておられた。 日本の国債発行高をギリシャなど欧米と比較して心配しているようだが、国内で調達している日本と欧米の外国からの借金とではまったく意味合いが違う その証拠に市場は日本の円を高く評価しているし、まだましであるとしていることがその証明でもある、とのことであった。 かなり力づけられる内容であったし、日本の政治家はもっと金を使い、経済学者はそれを後押しするような経済理論を構築しなければならない、だからといって、官僚や省庁の御用学者になってはならない。 とズバッと言っておられた。 先生ご夫妻は前日に、栗駒山荘に泊まられたようで、最後の方で、泊まった印象! 西日が当たって、エアコンがなかったので、40℃近くあったとか。まさか!換気してほしかった。 ロケーションは最高!山と林業の再生をしよう。 料理はすばらしかった! ありがとうございました。 奥様からも大変なお褒めをいただきました。 紅葉にもおいでいただくことにした。 奥様は厨房にまで入ってみられたようでした。 世界の料理を食されておられる方々ですから、大変な光栄でした。 image

病から1年迎える

健康には自信があった。 検診や人間ドッグも定期的に受けていたし、どちらかというと積極的な健康管理に努力している部類に入ると考えていた。 病気と言っても男子特有の「おしっこが」でにくいぐらいでの投薬を受けていることぐらいであった。従って自信を持って今年もと言うことで、診療所に整備した胃カメラと十二指腸カメラでの検診を受けたのが昨年の8月9日、ちょっと気になるので細胞を採って良いかと言うことでお医者さんから聞かれたので、どうぞと言ってほぼ10日ぐらいしての福島に出張中の仙台駅で、携帯電話が鳴った。 どうもごく初期ではあるが病巣があるようで、大きい病院で精密検査を受けるよう進められた。 と言うことは、かなり断定的に判断しなければならない細胞検査結果であるのかとお聞きしたら、ほぼ間違いないだろうといううことであった。 愕然とした。 直ちに精密検査をしなければ手遅れの状況であるかどうかを確認したら、いや、そうではない、全くの初期であり、いたずらに長引かせてはいけないが、2~3ヶ月は大丈夫と考えるが半年もしてからでは駄目ですよと言うことで、電話を切り、その後は悶々とした時間を過ごした。 大きな事業、行事を抱えて、それをしっかりと終結させてから手術に望んだところでした。 無事に10月25日に手術をしていただき、体に大きな傷をつけることなく成功した。 最近の医療技術の進歩はめざましく、体力的にもダメージを受けることなく、比較的短期間で公務に復帰できたことに多くの方々に感謝している。 入院期間は、数日をのぞいては、適宜連絡をいただき、公務に支障が出ないよう、指示もできたし、迷惑のかからないように努力したつもりであります。 これからも、健康管理にはより一層努力しなければと思っているところである。

安定するのはいつか

毎日の報道を見たり聞いたりしていると、いつになったらこの国は安定し落ち着いた政治状況になるのだろうかと暗澹たる思いになる。 その足下を見透かしたような外交攻勢は日増しに激しくなってくる。 解説者の意見を聞いていると、外国では、その政治姿勢、対応について次の行動、動きを予測し次々と攻勢をかけてくることも想定しておかなければならないのに、次の施策など現在の政治状況では到底考えられないとのべている。 北方領土、竹島、尖閣などでは、直ちに行動するではないにしろ日本の対応次第では次なる手段として、軍事力行使を前提とした圧力を当然想定しておるとのことで、そうしたことも考えないで、ただ単に、「固有の領土」であるのに、わざわざ「国旗」をたてに上陸したりして騒ぎ立てている。 もっと落ち着いた行動が必要であるとする意見も強いようである。 確かに、日本海を巡る隣国の発言は、誰が聞いても不愉快この上もないし、とんでもないことを言っているとしか思えない。 まして、日本国天皇に対する発言などは侮辱以外の何物でもないし、天皇と国家に対するものでもあり、これが民主国家と言えるのか呆れてしまうし、これが国家の代表の発言なのかと唖然とする。 それに呼応するかのような、上陸と行動が喝采を浴びている。そのグループは明らかにそうした行動によって寄付を集めている事は間違いないようで、どこにでもいる一部の人間なのでしょう。 それに対抗する日本人が、地方議員である事に対し、一部有識者からは行動が軽率ではないか?とする意見も強いようである。 ちょっと見た目には、怒り心頭に達した行動かもしれないが、それはちょっとどうなんでしょうか?そうした解説を聞いて感じた次第でした。 よくやった!と拍手喝采のむきもあろうかと思うが必ずしもそうではないようである。 少なくとも、そうした行動が、外国の軍事力行使の起爆力にならないような慎重な姿勢が望まれるように思う。 政府が、外交姿勢でもしっかりとした対応ができるためには、まずは「国政」が安定しなければ「強い外交」が期待できないことは明らかであり、そのためには今何が求められているのか、自ずと結論が出てくると考える。 税と社会保障などの関連法案は成立したが、施行まではまだ時間がかかる、次なる重要法案である「衆議院の定数是正」予算執行に係わる「国債法案」などの他、十分な審議も経ないまま国民に直接関係してくる「マイナンバー法案」などを3党合意を下に一気に成立させてしまう可能性があったが、ここにきてどうも雲行きが怪しくなってきた。 マイナンバー法案は我々もよく注意して勉強しなければならないと思っている。 課税客体の捕捉など税の公平性確保のためであるとすれば良いにしろ、そうではなく非常にその活用範囲が広く、そう簡単な問題ではないようである。 税制であっても、大企業の多くが連結制度の恩恵を受け非課税の恩恵を受け、さらに高額所得者の税制改正には決して踏み込まなかったりするのではないかと言われており、そうした審議についてはほとんど明らかにされていないし、報道にもついぞお目にかかれない。 ネットで公表しているとか、国会の委員会でしっかりと審議しているとのことで、はい!おしまいではいけません。こうした不満をどこにぶつけたらよいんでしょうねー。 さて、マイナンバー制を少し勉強をしようとしても、もうすでに法案として衆議院の内閣委員会で審議に入っているようですから、もうどうのこうのと言っても始まらないのでしょうか。 ここいらあたりは、しっかりと「安定」しているんですよ。 何もかもがずれているし、ピンボケも甚だしいように感じられてならない。 お盆休暇中の外交は全く手遅れで、全く相手にされない状況である。