健康には自信があった。
検診や人間ドッグも定期的に受けていたし、どちらかというと積極的な健康管理に努力している部類に入ると考えていた。
病気と言っても男子特有の「おしっこが」でにくいぐらいでの投薬を受けていることぐらいであった。従って自信を持って今年もと言うことで、診療所に整備した胃カメラと十二指腸カメラでの検診を受けたのが昨年の8月9日、ちょっと気になるので細胞を採って良いかと言うことでお医者さんから聞かれたので、どうぞと言ってほぼ10日ぐらいしての福島に出張中の仙台駅で、携帯電話が鳴った。
どうもごく初期ではあるが病巣があるようで、大きい病院で精密検査を受けるよう進められた。
と言うことは、かなり断定的に判断しなければならない細胞検査結果であるのかとお聞きしたら、ほぼ間違いないだろうといううことであった。
愕然とした。
直ちに精密検査をしなければ手遅れの状況であるかどうかを確認したら、いや、そうではない、全くの初期であり、いたずらに長引かせてはいけないが、2~3ヶ月は大丈夫と考えるが半年もしてからでは駄目ですよと言うことで、電話を切り、その後は悶々とした時間を過ごした。
大きな事業、行事を抱えて、それをしっかりと終結させてから手術に望んだところでした。
無事に10月25日に手術をしていただき、体に大きな傷をつけることなく成功した。
最近の医療技術の進歩はめざましく、体力的にもダメージを受けることなく、比較的短期間で公務に復帰できたことに多くの方々に感謝している。
入院期間は、数日をのぞいては、適宜連絡をいただき、公務に支障が出ないよう、指示もできたし、迷惑のかからないように努力したつもりであります。
これからも、健康管理にはより一層努力しなければと思っているところである。