爽風雲 のすべての投稿

遠のく解散?

いよいよ「解散総選挙」が遠のきつつあるように思えませんか? のたりのたりと言うか、ああでもない、こうでもない、どうにもでもとれるような発言であったり、一見してはっきりと表現しているかのようにも感じられるが、よく考えてみると、そうでもない。 一体どっちなんだという「名言」なのか「性格」なのか、意識的にそうした表現をしているであろうとしか思えない言葉で、これまで乗り切って来られたそのすごい「粘り腰」みたいな感じでこれからも進んで行くように思えてならない。 そんな雰囲気が現実味を帯びてきたように感じられてならない。 「近いうちに解散」の表現を巡っては、3党合意で「税と社会保障の一体改革」関連法案を成立させた野党の一方の代表が総裁選から撤退し、一人にんまりとほくそ笑んでいるのであろうか。 その表現については「解散を約束をしていない」という言葉でもう全くとりつく島がない。 その表現について、今頃になっては、いろいろな解釈が成り立つように、一方ではその与党の幹事長が、その言葉はあまり気にしなくとも良い、とうそぶいておられる。 その幹事長が、内閣と与党の改造で幹事長として再選されるようであるに至っては、もうしっかりとそうしたレールの上を走り出しているとしか思われないように感じられて成らない。 折角奪取した政権を、そんなに簡単に手放したくはない一心であろうとは思いたくはありませんが、現実問題として、決まらない政治、ずるずると国民生活に影響を及ぼすような政治状況であってはならない事は当然としても、与野党とも来年度に向けてしっかりと予算を編成する必要性を強く感じてもらいたいことは確かである。 そこで、外交、防衛などをしっかりと考え、ただ単に「風」での選挙はごめん被りたい気持ちが強い。

六十路の会

毎年、村内で還暦を迎えられた方々を対象にした「六十路の会」を開催してきた、今年も対象者65名を対象に希望者を募ったところ25名が参加し、久しぶりの再会から、同じ年で、村内で生活しているにもかかわらず同じ年であったことを初めて知るきっかけづくりになり、その後は親しく会話をしたりする友達になったりして、とっても良い機会になっていたことであったという話を聞くことが多い。 「六十路の会」という名称を付けたのは10年ぐらい前であったが、それ以前は秋田県の先進的事業地を視察するという「秋田県の記念日事業・先進地視察事業」の一環で始められ、そうした施設の入館料や視察のためのバス借り上げ料を秋田県が負担して行われていたのである。 当時は、対象者も多くまた、参加者も多く、大型バス5台以上も連ねての大事業であった。 その後県の負担もなくなり、しばらくは、村が負担してその事業を継続してきたところでしたが、「先進的事業」が色あせてもきたことから、独自に視察先を決めたり、参加者と相談をして事業内容を決めて、村内の事業を視察する内容に変更してきた。 これが結構好評で、続けられており、村内であってもなかなか見ることがないこともあり、半日を視察にあて、午後から懇親の場にしてきている。 今年の会もすっかち盛り上がり、約3時間ばっちり懇親を深めあっていた。   ◆ 昨日は、すっかり秋の気配が濃厚となりやはり、彼岸を中心にして気候は間違いなく訪れてくることがはっきりとわかる日となった。 この日、近隣のスポーツ少年団3チームによる、横手警察署増田幹部交番管轄の青少年健全育成少年野球大会が村の球場で開かれた。 久しぶりに子供たちの元気なユニホーム姿をまじかに見て、わくわくしてきた。 私が、スポ少の野球指導(?)をしていたころとはその技術といい、体力といいそれはそれは雲泥の差があり、さすが現代っ子の吸収力と指導力のすごさに改めて感心してしまった。 少ないメンバーの中で、しっかりと練習をし、大規模校と一歩も引けを取らない試合に成瀬っ子のたくましさを感じたところでした。 午後からの「六十路の会」でも孫さんがそのスポ少で活躍している話を聞き、すっかり盛り上がりました。 頑張れ成瀬っこ!

災害対応の教訓

3・11大震災における国土交通省東北整備局 徳山局長の対応についての評価が高くなってきている。 その教訓を中心とした講演を聞く機会が湯沢市であった。 銀行の主催で250名もの聴衆で会場はいっぱいであった。それだけ多くの方々が関心を持っておられたことの証であっただろうと思う。 局長は、仙台に赴任したのが大震災のあった1月に着任したばかりで、東北地方の地理も十分に明るくはなかったことでしょう。 そうしたハンデイを乗り越え、冷静にしかも、あとで判明したことであったようですが、有名な「徳山メモ」の存在が明らかになってきました。 このメモが、われわれ地方自治体におけるこうした災害時にも十分に活用することができる貴重な講演でありました。 整備局の災害対策の際に使用される部屋はかなり大きな部屋であり、そこには東北全体の河川やら道路などの状況がすべて把握できるビデをカメラが設置されており、海岸線の模様も映し出されることができるし、非常電源も完備され、飲用水、トイレの対応などかなりしっかりした対策が取られていることに、当然のこととはいえある意味で安心もした。 そうした状況下の中で、責任者としてのとるべき対応策が適切にしかもスピーデーのとることができた要因に、局長の技術者としての資質と同時に、冷静な判断を、その対策室に入る際に、メモとシャープペンシルを片手に入ると同時に、足るべき対応策をメモにして指示をし、あの緊急時に、しっかりと取られたことに対する講演内容は大いに参考になった。 今回の災害は、あとで分かったことですが、東北整備局長一人が対応できる一般的には権限を大きく超えており、まずは国土交通大臣あるいは本省局長の指示がなければできなかったことのようですが、それをいち早く東京から指示をするのではなく大臣が「現地のことはあなたにすべて任せる、責任は私が取るからしっかり対応しなさい」という大畠大臣からの指示に基づき、すべてのことにつて緊迫した状況の中で取り続け、およそ、20日間不眠不休で対応されたようです。 指示をした大臣も適切な対応であったことでしょうが、それを受けて、いかに緊急時とはいえ、ご自分の権限を越えた指示対応には相当大きなプレッシャーもあったことでしょう。普通であれば、予算がないからとか、これは支出するには無理があるなどと言ってなかなか役人としては取りえなかったのではないかと思う。 そこを、見事な決断と判断でこれだく迅速に、復旧にこぎつけたことは称賛に値するものである。 そういえば、その緊急時に直接現場に乗り込んだ方もおり、大混乱をしたこともありました。 そうしたこととは別に、復旧は進んだが復興の遅れは一体どうしたことでしょうか。 そうしたことを、あれこれ考えてみると、非常時における指示命令系統の一元化、あれこれ意見を述べることが果たしていかがなものかと思わざるを得ない。 その指示についても、大いに参考になることがあった今回の講演であはりました。

成瀬ダム検討会議

image   「第4回 成瀬ダム建設事業の関係地方公共団体からなる検討の場」が開催された。 この会議は、今年3月に予定されていたものでしたが、検証作業を慎重に進め、さらに住民の方々からのご意見などを広く募集し、それに対する比較検討など幅広く検討していた作業がまとまり、今回の会議にこぎ着けたものである。 膨大な作業の伴う検証作業で、あらゆる方向からの比較検討がなされたもので、その説明を受けて、秋田県、秋田市、大仙市、横手市、湯沢市、羽後町、東成瀬村の関係地方公共団体の首長が出席して。その検証結果について慎重に審議議論をした。 報告は、最終的な報告で、総合的な評価報告は「成瀬ダム案」による建設が有利であるとした評価報告を、全員一致で了承した。 その結果、「成瀬ダム案」で今後の手続きを進めることになる。 今後の計画は、学識経験を有する者からの「意見聴取」をお聞きし、その結果に基づき、本省において大臣が最終決定をする順序となることになるようです。 やっとここまできた、というか、手続きが進んできたし、この3年間全く、検証作業で大変な時間と、労力、膨大な作業に終始してきた。 何とか早い結論を、継続の決定を見て、本格着工になることを期待したいと思っているところである。

広域救助訓練

わが村の置かれている特徴的な地勢上の関係から、岩手県との遭難者救助訓練などは非常時の際には最も求められる対応策の一つである。 特に、岩手県奥州市とは、峠を越えると岩手県であり、山菜の宝庫としてあるいは、高山植物の宝庫としてしての焼石岳がり、毎年のように遭難者が出てきている現状から、今年もまた岩手県金ヶ崎広域消防署と秋田県湯沢雄勝広域消防署と合同訓練が開催された。 これには、秋田県の消防ヘリ「なまはげ」も参加し、救助者の搬送訓練もしていましたし、参加車両も10台を超えるものであった。 両消防署から総勢60人近くが参加し、総合的な事態を想定した合同訓練がきびきびと行われていました。 訓練後は、講評があり、山岳遭難などでの留意点、特にこの時期は「スズメバチ」の攻撃もありますし、「ウルシ」など一般的な対策ばかりでなく慎重な気配りが必要であるとの話しもあった。 確かに、山の中で活動ではおよそ想像もつかない危険もありますし、行動も大きく限定され、困難な事態も想定されることから、気苦労の多い作業が伴うわけで、本当に難儀をかけることになります。 それだけに、山にはいる方々は、くれぐれも慎重な行動をしていただきたいものである。   ★ 昨日は、平成26年に開かれる第29回国民文化祭東成瀬村実行委員会が開催された。 平成26年度の開催であるが、もうその準備にはいることになりました。 村では「全国方言フエステイバル」として参加希望をしており、おそらく初めての試みではないかと思っている。 「東成瀬村昔っこの会」(会長・佐々木 慶子さん)を中心にして、方言、昔話、日本で最も美しい村連合の活動、昔からの食文化、などを中心とした内容で企画していくこととしました。 今後、企画委員会などで具体的に構想を練って、進めていただくほか、今年、来年の開催地の視察なども計画していく必要もあるように感じている