いよいよ「解散総選挙」が遠のきつつあるように思えませんか?
のたりのたりと言うか、ああでもない、こうでもない、どうにもでもとれるような発言であったり、一見してはっきりと表現しているかのようにも感じられるが、よく考えてみると、そうでもない。
一体どっちなんだという「名言」なのか「性格」なのか、意識的にそうした表現をしているであろうとしか思えない言葉で、これまで乗り切って来られたそのすごい「粘り腰」みたいな感じでこれからも進んで行くように思えてならない。
そんな雰囲気が現実味を帯びてきたように感じられてならない。
「近いうちに解散」の表現を巡っては、3党合意で「税と社会保障の一体改革」関連法案を成立させた野党の一方の代表が総裁選から撤退し、一人にんまりとほくそ笑んでいるのであろうか。
その表現については「解散を約束をしていない」という言葉でもう全くとりつく島がない。
その表現について、今頃になっては、いろいろな解釈が成り立つように、一方ではその与党の幹事長が、その言葉はあまり気にしなくとも良い、とうそぶいておられる。
その幹事長が、内閣と与党の改造で幹事長として再選されるようであるに至っては、もうしっかりとそうしたレールの上を走り出しているとしか思われないように感じられて成らない。
折角奪取した政権を、そんなに簡単に手放したくはない一心であろうとは思いたくはありませんが、現実問題として、決まらない政治、ずるずると国民生活に影響を及ぼすような政治状況であってはならない事は当然としても、与野党とも来年度に向けてしっかりと予算を編成する必要性を強く感じてもらいたいことは確かである。
そこで、外交、防衛などをしっかりと考え、ただ単に「風」での選挙はごめん被りたい気持ちが強い。