爽風雲 のすべての投稿

冷え込みが厳しい

  一昨日から冷え込みが厳しく乾いた雪が降るようになった。 雨雪が降るようであればまだ、しばらくは根雪にはならないだろうと思っているが、このところの雪はふわふわした感じの雪で、朝ごはんの時も、孫たちが「わーきれいな雪」と言うくらいに優しい雪であった。 根雪になるときは、地面がしっかりと固まり、乾燥し降った雪が消えないくらいになると、いよいよ根雪となるのが私の「根雪」の判断基準である。 そう言ったところからすると今年はまだまだであるような気がする。 それでも、日曜日がわずかにお天気マークでそれ以外は、雪と曇りマークであるようだ。 土日も仕事があることも多く、出張のあった週末は、残務事務処理のため数時間の出勤をこのところ続けている。 重要な決裁案件は、メールと携帯電話で打ち合わせ済みであり、支障が出ることはほとんどないし、会議や訪問される方々の時間調整も問題がなくできているので、書類の決裁処理だけみたいであるが、これが結構ある。 それもそのはず、在庁時でさえ結構な決裁量であるのに、二日、三日、あるいは四日分となるとそれは結構な量となるので、出勤した時にすぐに次の仕事をこなすためには、そうした対応をするようにしている。 職員も、日直のほかに、衆議院選挙準備のために出勤している。 選挙が始まると、担当者は厳しい日程の中で順序良く開票作業まで間違いを許されない選挙事務にあたることになる。 冬の選挙は、候補者も大変であるが、事務担当も大変である。 それにしても、各党の公約がまだ具体的に出そろわない、しかもこの前の選挙までは「マニフエスト」と言わなければ、何か選挙の候補者でないとか、政党でないようなことが言われていたが、それがどうだろうか? 今回は全くマニフエストなどと言わなくなってしまった。政党も候補者も、学者も、メデイアも、触れなくなってしまった。 マニフエスト=約束を破ること、などと川柳で揶揄されるに及んではどこもそんな表現をしなくなったのであろうか。不思議なものですよねー。 衆議院選挙は熱くなってきているし、県内の1区、2区、3区とも日増しに激しくなってきている。 どうもどの選挙区も激戦なようで、県民も相当深刻に悩んでおられるようである。 そんな折、昨日比例東北単独候補者が名乗りを上げたようです。 なんだか3年前の選挙とその前の総選挙でも、そうした動きがあって、雪崩現象的に比例単独候補者が多数当選したケースがあり、今回もそうしたことが事前調査などである程度予想がつくと判断しているのかどうなのかは分かりませんが、ある程度予想してのことであれば興味のあるところではあります。 束の間の初冬の青空とわが村の風景ではりますが選挙戦は日増しに熱くなってきています。 国の方向を間違いない方向にしていただくための大事な選挙です。 しっかり考えてみたいものです。

いのちを考える集い

秋田県は自殺者数が全国ワースト1となってからなかなかこの順位から抜け出せないでいる。 全国的にも、毎年3万人を超える自殺者数が数字で示されている通り、深刻な状況にある。 自殺未遂者数を入れるとこれはとんでもない数値であり、極めて憂慮すべき状況であるようである。 こうしたことに危機感を強め、政府においても対策を取ってはいるものの、その要因が当然のように複雑であり、いろいろな要因が重なって不幸な結果に結びついているようである。 特に秋田県においてはワースト記録というありがたくない数値が示す通り、これは県民運動として取り組むべきことであるとして、県政の課題として取り組んでいる。 村でも、この自殺予防対策にあたっては何から取り組むべきかを対策を立てていたところであるものの、行政サイドからだけの働き掛けではなかなか難しいい側面があり、民間の方々を対象にした自主的な活動をしてくださる団体を組織していただいたところである。 その団体が東成瀬村「のぞみの会」(会長・鈴木春一)で会員数が21名になっておられるとのこと。 昨年は第1回目の「東成瀬村いのちを考える集い」を開き、会活動の紹介や相談活動、標語の募集、のぼり旗の作成など活動の実態を村の方々に知ってもらうようにした。 今年はその第2回目であり、秋田県国保連合会との共催での事業となった。 講演と実技指導を、心理面と体を動かすことによってストレス解消に結びつける指導をなさって、多くの実績を上げておられる水科江利子さんのユーモアあふれる講演で、会場は大いに盛り上がった。 手軽にできる運動によって、ストレスが解消できるようで、会場やる気満々の方々の熱気であふれていました。 思うには、悩みは誰しも持っているものであると思うし、それをどうして少なくし、悩みなどを相談できるようにするか、気づくか、そのための体を動かすことや、気持ちの切り替えには運動は絶対に必要であると思っているひとりである。 そんなことからすると、今回の講師は大変タイミングの良い講師であり、内容もとても分かりやすく、好評であったように思う。 とにかく、私たちの周囲にちょっとでも気になる方がおったときは、毎月第2と第4月曜日に相談所を開いていますので、相談や情報などはいつでもよいので電話なりで連絡してほしいと思います。  

治水大会でも勉強になった!

image 東京は曇り空、いつも泊まっているところが満室でしばらく利用していなかったので多少とまどった。 昨日の大会は治水大会で、道路整備の大会とは、また一味違った大会運営で、落ち着いた雰囲気の中での大会であった。 今大会では、水害に遭遇した経験、心構え、対応策、国、県、市町村、住民それぞれが互いに考えるべき課題、議論のあり方など非常に示唆に富んだ意見発表でこれはこれで昨日の道路整備とは違った深い意義があった。 和歌山市長さんは、防災行政無線は非常時には全く役くだたない!、避難指示の徹底をどうするか?防災意識の向上は不断の努力が必要!道路整備の必要性、FMラジオが有効である! 上流の治水対策が重要!などが意見として出された。 次に、鹿児島県湧水町町長さんからは、平成17年に合併して直ぐに、水害にみまわれ、更に翌年にもかって経験したことのない水害に遭遇、合併どころではなかった。とくに鹿児島県、宮崎県、熊本県の3県境に位置する町としては、複雑な立場にあり、しかも県管理の河川が多く、それが氾濫すると、何カ所かの狭隘部分が多く、しかもそこから取水する水利権の主張がでて、改修がこれまでも進めることがきなかった。 今回の水害でそうした水利権たけを主張していては、狭隘部分の改修を、含めて水害から流域全体を守ることが出来ないとする議論が住民から自発的に出され、多くの集会で活発に議論された。 ありがたかった。 そうしたことが契機になって、国交省の整備局もきびんに対応し、順調に改修計画が進み、具体的に進捗して市民を巻き込んだ運動となっており、慣行水利権も運命共同体的であり、協力し合って行かなければならないとの思いが強いようであった。 つまり、国や県に言う前に、自分達がなさなければならないことがあるのはないか、守るべきことがあるのでははないか、ということであった。 これは、我々も深く考えさせられることでもあるし、村の方々にも考えてもらいたいことでもあったに思えた。 また、整備局を地方移管するなど一体誰が望んでいるのか? 地方分権の名の下に、東京の論理、都市の論理で、広域連合移管などもってのほかで、地方を理解せず、これまでの政治の3層構造を無視するやり方には到底納得しかねるし、賛成できないとする意見で、満場が力強い拍手に包まれた。  国会議員席をはじめ来賓席はわずかに2人だけ! 

安全・安心の道づくりを求めて

image image image 全国道路利用者会議、道路整備促進期成会全国協議会、全国高速道路建設協議会、全国街路事業促進協議会など4団体合同の表記全国大会が、全国から多数の関係者が東京に集まり、熱い大会となった。 これまでも、多くの大会に参加したが、今回の大会は、最も形の変わった、内容の濃い大会であると感じた。 解散で衆議院議員が失職中で、各党の役職にある方々は、東京に残っておられるようで、その方が出席だった以外は、参議院議員議員のみの出席はやむなしであると思った。この大会が熱気のあるのは、司会が、福島県相馬市長の特徴ある司会であること、次に、会場の首長から次々に道路整備の必要性、重要性の意見が述べられ、司会である相馬市長の独特の差配で、多少独善的な異色の運営で盛り上がった。その意見に対し、国会議員からコメントを求める運営の仕方が変わっていることにあった。 その場にいる国会議員は大変であろうと思った。 会場は熱気一杯で他の大会と違うところであった。 内容的には、「コンクリートから人へ」批判と、解散直前に閣議決定した、地方整備局などを広域連合に移管する事が決定されたことについての、猛烈な反発であることであった。 地方整備局が3・11などで示されたテックホースなどの機動力、速効性、対応力などが大きく評価されており、何故そうした力を移管するのか、全く現状を判っていない。 絶対反対であるとする強い意見が会場をつつんだ。 このあと、7項目の決議がなされた。 ところで、全国から多くの大会参加者があったのに、秋田県からはなんだか少ないのが気になった。 我々の近くの秋田県と山形県の境にあるミキシングリンクとなっている区間の整備は重要であると思うが、山県からはたくさんの参加者があり、会場から意見発表などもあり盛り上がっていたのにです。 それでも副知事が出席されていましたし、財務大臣に直接面談の上この要望をされたそうで、大変よかったと思う。 我々は、参議院議員のみの要望活動となった。 会場は熱かったが、外はいよいよ師走近しの感じであった。

町村事務電算化共同事業協定締結

image image 町村事務の電算化が猛烈な勢いで進む中で、制度改正などのたびに、ソフトの改正が必要になり、そのたびごとに莫大な経費をかけてシステム変更をしなければならない。 それを自治体が個別にソフト会社に業務委託をしていたが、その額があまりにも大きくなり、苦慮していた。 これを何とか共同で処理をすることにより、経費の削減を図ろうとして、平成21年度から秋田県町村会がその共同化に向けて検討をしてきたところでした。 いろいろな曲折を経て、一部事務組合として発足することの協定がまとまり、橋口秋田県副知事と児玉町村議長会会長立会いの下に協定書に12町村長が署名をして正式に平成25年4月から「秋田県町村電算化協同事務組合」として発足することになった。 当面10%以上の経費削減に向けてスタートすることとなった。 それぞれの町村にとっては、独自の事務事業をしてきたことであるが、これからは一定の基準を設けて、事務事業をしていくことになる。 課題もあることでしょうが、この事業はしっかりと理解し合いながら着実に進展させていかなければならいと考えている。