安全・安心の道づくりを求めて
全国道路利用者会議、道路整備促進期成会全国協議会、全国高速道路建設協議会、全国街路事業促進協議会など4団体合同の表記全国大会が、全国から多数の関係者が東京に集まり、熱い大会となった。
これまでも、多くの大会に参加したが、今回の大会は、最も形の変わった、内容の濃い大会であると感じた。
解散で衆議院議員が失職中で、各党の役職にある方々は、東京に残っておられるようで、その方が出席だった以外は、参議院議員議員のみの出席はやむなしであると思った。この大会が熱気のあるのは、司会が、福島県相馬市長の特徴ある司会であること、次に、会場の首長から次々に道路整備の必要性、重要性の意見が述べられ、司会である相馬市長の独特の差配で、多少独善的な異色の運営で盛り上がった。その意見に対し、国会議員からコメントを求める運営の仕方が変わっていることにあった。
その場にいる国会議員は大変であろうと思った。
会場は熱気一杯で他の大会と違うところであった。
内容的には、「コンクリートから人へ」批判と、解散直前に閣議決定した、地方整備局などを広域連合に移管する事が決定されたことについての、猛烈な反発であることであった。
地方整備局が3・11などで示されたテックホースなどの機動力、速効性、対応力などが大きく評価されており、何故そうした力を移管するのか、全く現状を判っていない。
絶対反対であるとする強い意見が会場をつつんだ。
このあと、7項目の決議がなされた。
ところで、全国から多くの大会参加者があったのに、秋田県からはなんだか少ないのが気になった。
我々の近くの秋田県と山形県の境にあるミキシングリンクとなっている区間の整備は重要であると思うが、山県からはたくさんの参加者があり、会場から意見発表などもあり盛り上がっていたのにです。
それでも副知事が出席されていましたし、財務大臣に直接面談の上この要望をされたそうで、大変よかったと思う。
我々は、参議院議員のみの要望活動となった。
会場は熱かったが、外はいよいよ師走近しの感じであった。