大きな評価の産業祭
47回目を数える東成瀬村産業祭が好天の中で開催され多くの参観者でにぎわった。
今年からは会期を一日短くしての開催であったが、もしかしてこの計画に苦情もあるのではと思っていたが、会場をくまなく回って村の方々とお話をしてみたが全くそういった苦情もなく、みんな楽しそうに、語り合い、出品物を見、健康展にも立ち寄って気軽に検査を受け、食育研究会での試食、成瀬ダム展示コーナー、雪下ろし作業事故防止展、ペレットストーブ展示、餅まき、抽選会、心相談コーナーなど多様な企画に次々に立ち寄りにぎわっていた。
出品物の合計は416点で例年とほぼ同じでしたが、数年前は300点台であったのがこの数字になっていることは驚きでもある。
特に穀物類が多く出品されているのが特徴であり、地域ごとにも関心のある地域とそうでない地域が大きく分かれてしまっているところに課題があるようにも思った。
農作物の栽培はどこの地域でもたくさん作っておりその栽培技術は高く、関係者の方々の努力によって出品はできることと思われるので、今後そうした呼びかけを督励していただきたいと思う。
審査好評では、そうした出品物の特徴、村の特徴にも触れていただきながら、村の方々の農業に対する意欲を高く評価するものであったし、JA組合長さんからもミニ種苗交換会に匹敵するくらいの出品であることに驚きの声のあいさつがあった。
こうした地域特性を出した農業は今後も積極的に推進していく必要性を強く感じた産業祭でもあった。
関係者の皆さんに心からお礼を申し上げたい。