国語の力が衰えている

毎年文化庁の「国語に関する世論調査」の結果を新聞などでお目ににかかる。 そのたびに、愕然とすることが多い。 普段何気なく使っている言葉遣いや、言葉の意味、熟語の意味や使い方など、全く別の意味で使っていたり、書いたりしていることに気づき唖然とすることが多い。 正しい使い方をしているものと思って、解説を読むと違っているか、やや似た使い方をしているものの、適切ではないものも多いのである。 これが、文章にして表現する場合は辞典などを調べて書くことができるのであるが、会話だとこれができず、間違ったままで過ごしてしまうことになる。 従って、話している相手の方は、ははーこの人は間違った違い方をしているな。これぐらいの人間かと思ってしまうことになるのであろう。 これまで、相当間違った言葉づかいをしたままであるように思えて、冷や汗やら、「ざわっ」とした思いでいる次第である まして、このブログであっても、かなり間違った国語を使ってきているように思えてならない 言い訳めいているが、読み返しをしておればよいものを、いきなり書き込み、読み返しもせずに公開しているのが現状であり、これからは少し気を付けなければと思っているところである。 手書きの文章が最も良いのであるが、そうすると相当な時間を要するし、そうした余裕もないままいきなり文章にしてしまっているのが現状であり、細心の注意をしなければならないと思う。 同時に、手書きの文章もやっぱり大事にしなければならないと思う。 職員には、出張の復命書は必ず手書きの報告を求めているが、最近はごく一部の職員が守っているだけであり、ここいら辺りを徹底すべきか、ほかに何か、職員の国語力の維持のために良い手立てがないか相談してみたい。 私自身もそうした意味合いから、正しい国語の使い方に対する意識をより強めるよう心掛けなければならないという思いを強くしている。