行政施策と夏祭り
特別養護老人ホーム「幸寿苑」の夏祭りが行われた。
今年の夏は大量の餓の異常発生で夜間も街灯や門灯をつけている施設は、その掃除が朝になると大変な作業となっている。
夏祭りの舞台になるウィング車両にも餓が飛び込まないかと心配されたが、恒例のF歌劇団のボランテア出演が何とか熱演していただくことができてよかった。
それにしてもこうした自然界の異常は余りに多すぎるように感じてならない。
昨日は、地方自治行政の根幹に関わるような意見の相違があるような事態がありその意見調整に2時間近くも話し合ったが平行線であった。
人口規模での施策のありかたと共同化による負担のありかた並びに決定過程の多数決、行政効率などと、多様化する行政施策の需要にたいする対応、費用対効果など抱える課題は大きい。
しかし、我々の規模自治体は、それに組みすることなく独自の施策を強く展開すべきであることを改めて感じた日であった。
独自性なくして何のための自治体か?意義は?
虚しさを感じながらもそうした姿勢とは一線を画してもよい思いが強い。
世の流れと逆行しているのか?
いやそうではない!と信じて進みたい。
夏祭りであってもそうです、工夫してアットホームな催しをするなんてすばらしいんではないか!小さいから出来ることも多いのです。
それが今回の課題でもあったのです。
県内ではあるいは全国的な自治体でも普及が進んでいない独自住民サービスを行っていることが共同化事業とは相容れない、つまりカスタマイズが問題になったわけです。
確かにそうかもしれませんが、今後ほかの自治体も導入することもあるのではないかと思うのですが、現状ではそうした動きにおなっていない、わが村の場合戸籍謄抄本、住民票、印鑑証明などおよそ60%が利活用しているし便利であると評価されているし、早朝から午後9時まで利用できるようになっている、現在は必要な事業であり、これからも利用が増えることが予想されている。
まあ、小異を捨てて大同に付きましょうか。