決算委員会初日

23年度の村の決算がまとまり、議会から認定を受けるべく9月定例議会に提案した。 各会計とも黒字決算で終わることができまずはほっとしているところである。 なんと言っても膨大な予算を、村民福祉にどう役立てていくかという重大な使命を帯びているわけであり、予算策定から決算を経て一定の評価を下されるところから、予算審議の議会と決算審議の議会はしっかりと議論して、次の施策に向かっていかなければならない最も重要な議論の場となる。 村議会でも十分に決算内容を精査の上決算議会に臨むわけであり、我々もその内容については常に答えることができるような準備を怠ってはならないことになるのは当然である。 ところが、勉強不足か、研究不足なのか、答弁がしどろもどろであったり、自信のない説明が目立ち残念でならない。 所管することをしかりと研究したり、昨年とほぼ同じような質問であるようである内容について、研究していないのか確認していないのかどうか、どうも説明できていないことがあるようで、しっかりしなければ成らないと思った。 その場を終えればよいと思っているのではないであろうが、曖昧にしていることは決して良いことではない。 調べたら直ちに報告する姿勢が求められることになる。 後刻調べて報告するとしたならばその報告も、質問した議員だけにではなく、全体に報告することが必要であるはずである。 ここいらあたりが徹底していないきらいがあって、今年もまた反省からスタートした次第である。 決算は終わったことからと言っていてはいけません。 その内容をしっかりと反省し、次にはどんな施策を講じようかと言った議論であって欲しいし、我々もまた、そうした姿勢でこの決算審査に臨まなければならないと肝に銘じるべきである。 これは自分自身からそうした姿勢で、何かやるべき事がないか、改善するには何があるのか、何が求められているのかと言った思いで望みたいと思っている。 予算と決算が終わって始めてその成果が見えてくることを改めて確認したいものである。