未来プロジェクトを提案

今年も何回かワラビをごちそうになった。 どこから収穫したのかは聞いていないが、村のワラビはまだ本格的ではないようである。 ワラビなどの山菜が一番早く出回るのが隣町の「増田の朝市」で大体の生育状況がわかるようであるが、そのためにはわざわざ出かけるか、あるいは知り合いの方々に聞くことになる。 いずれ、少し遅れがちではあるようである。 ワラビに先立ちゼンマイ採りがプロの間では始まったようで、朝の散歩の途中むしろなどにいっぱいに広げて天日干しをしているのが目についた。 これを見ると、ははー今日は一日天気がよいのだろうと思う。雨模様になるようだと決してこうした干し方はしないから、これは一つの生活の知恵でもあることになる。 それを見て、昨日の朝我が家のワラビ畑で今年初めてのワラビを収穫した。 やはり伸びが悪く、本格的ではなかったが食べ頃であった。 これからどんどん収穫ができることであろう。 今はまだ連れて行けないが、最盛期になったら孫たちにもワラビ採りをさせたいと思っている。 楽しみである。 そんな朝を過ごしてから、県庁で知事に対して、雪に特化した、秋田県との協働プログラムである「あきた未来づくりプロジェクト」のプレゼンテーションを行ってきた。 プロジェクトの名称は、「雪と共生する東成瀬”仙人郷”創造プロジェクト」であり、親雪・利雪・克雪の3点からしっかりと雪と向き合い、雪に親しみ、利用し、打ち克っていこうとするものです。 この雪に対する考え方は、どんなことがあろうとも我が村にとっては雪としっかりと向き合っていかなければならないわけであり、ならば、それをどう活用し、利用するか、親しんでいくかと言うことが非常に大きな課題であり、宿命みたいなものがある。 そんな悲壮感ではなく、明るくしっかりと取り組んでいく姿勢が必要であるように感じている。 県のご協力もいただきながら、具体化していきたいと考えているところである。総事業費は約4億円ぐらいになる見込みである。 おおよそご理解いただけたようで、今後具体的には25年度から約4カ年間の事業がスタートできる運びとなり、ほっとしているところである。