二つの総会

成瀬ダム事業振興協議会と東成瀬村商工会の総会が開かれた。 毎年この時期に開催されておるもので、成瀬ダム事業振興協議会はダムの水源地の村としてその完成に向けて、地元としてあらゆる面での協力をしながら、その目的達成のために結成された団体で、これまでもダム事業応援団体としても各種の活動を展開してきたところである。 ところが、前政権でのダム事業凍結により成瀬ダムも事業見直しの対象となり約3年間、各種の調査事業など見直し作業によって、完全に3年ぐらいは遅れたようであるが、やっと現政権になって事業継続が決定され、予算も約35億円ぐらいが計上される見込みで、こうした団体も少しは運動に明るさが見えたように感じているのではないだろうか。 具体的な事業内容は明らかにされてはいないが、本体着工に向けた事業の調査事業が中心になるようであり、同時に準備工事に向けた作業用工事などが具体化していくものと考えられるようである。 本体着工が遅れた分、それに向けた調査事業は慎重にならざるを得ないだろうし、かなりの調査事業が必要でもあるようで、時間もかかるのではないかと思う。 調査が順調に進み、工事が具体化していくことを願っている。 つづいて開催された商工会の総会は、この春に設立50周年を迎え、次の50年に向けて意欲的に取り組んでいく総会となった。 提案型事業や地域活性化に向けた計画も示され、さらには新たな取り組みも企画され村政にとってもその事業推進には積極的な支援の必要性を感じた総会となった。