12月村議会終わる
12日に招集された定例村議会が3日間の日程を終えて閉会した。
提出案件は、慎重審議のうえで全議案とも可決成立した。
報告、諮問案件や条例改正などの議案は19件であった。
この議案には、新たな温泉を掘削するための工事請負契約もあり、今年度内には温泉をうまく掘りあてていただくように大いに期待したいところであり、掘削個所は、ジュネス栗駒スキー場の駐車場の一画を予定している。
今年の冬工事でり、スキー客には多少のご不便をかけることになるかもしれませんが、ご協力をお願いしたいと思っています。
今回の議会では、新たな起業創出による雇用の場や、雇用の在り方、今後の方向など具体的な議論が活発になされた。これは大事な問題であり、しっかりと企業と就職者の信頼関係、継続して勤務あるいは雇用していくという双方の意識がしっかりとしなければならないと強く感じているところである。
秋田県町村会が立ち上げた「電算化共同事務組合」についても、住民にとってはわかりにくい問題であるが、近年の地方自治事務が電算化に大きくシフトしており、その経費もある意味で「天井知らず」の勢いで経費がかさんできており、この経費節減のためにやむにやまれず、共同化に踏み切ったところですが、これについても議会からは今後の方向などについての議論がなされたところでした。
町村が一致してこれに組合形式で取り組むのは、神奈川県についで秋田県であるようで、本来的には難しい問題であるかもしれませんが、秋田県全体で取り組んでもよい課題であったようにも思えるが、なかなか秋田県全体ではそこまで進むことができなかったのは多少残念ではあります。
特に、電算化することによる基幹部分の幹線設備などは、秋田県において整備してしかるべき課題ではなかったかと今でも思っている。
いかんせん、そうした知識もなく、難しい技術的な問題もあるでしょうが、そうであればあるほど、地方自治事務は規模の大きさこそ違え、同じ事務であるわけで、専門家がおられる県とか、大きな市が音頭をとって推進すればできそうな気もするんですが、これからでも門戸を開いているわけですから、ご検討いただければよろしいかと思うところです。
今定例会での一般質問では、市町村合併時の「まちづくり計画」策定とその後の決算額や事業内容についての議論が活発に行われました。
このほか、須川高原の交通渋滞、日本で最も美しい村連合事業、防災教育、新年度予算関係、事業の評価、成瀬ダムの村内への波及効果などの質問がなされ、それぞれの立場からの活発な議論となったと思っている。
こうした一般質問や議案審議の過程で、村政が活性化していけるように、お互いに切磋琢磨をし、議論を深めあっていきたいと思っている。
昨日は、衆議院選挙最終盤となり天気も少し落ち着いたところで、朝から候補者が村内を遊説しておられた。もう少しです、体に気を付けてもうひと頑張り頑張ってください。