大震災から5年

IMG_0454 東日本大震災から今日で5年になります。人それぞれに思い出す内容が違うものの、未だ持って仮設住宅生活を続けている被災者、それもかなわず他県に移住しつつある方など厳しい現実ガそこにはあることに、私たちはしっかりと胸に刻んでいかなければならないものと感じている。 我が家でも朝の食事の際に、当時のことを思い出しながらj話し合った。 保育園でこの春から年長組になる孫を連れて大曲に行っていた際にスーパーで地震にあったことや、ストーブがなく暖房に困ったこと、電池の買い置き、ローソクを使っての夕食など、次々に話が出た。 私も会議で秋田市の手形陸橋付近で地震に遭遇、大地のうねり、電柱と電線の大きなうねり、信号がストップし、住宅から飛び出てくる住人、会議の遅れと早めに会議が終わり、岐路についたが、高速はストップ、国道も大渋滞、役場に着いたら対策本部が手際よく活動していたこと、雨雪で寒く対応も大変だったことなど、次々に思い出された。 それ以後の対応は多くの方々のご協力でスムースに被災調査から被災地に対する支援など極めて順調に震災対策は進んだものと思っている。 秋田からの帰りは車にテレビがついていたことから途中電波状態の悪いところはあったものの、津波の押し寄せる光景はあまりにもリアルで見たこともない状況を全て見ることができたが、こんなことがあるのか、今見ている光景は実際にあることなのか、こんなことがあるのか!といったあまりにも恐ろしい光景であり、今でもそのテレビ映像が目に焼き付いている。 この大震災で1万5,894人も亡くなられました。心からご冥福をお祈り申し上げますとともに、今なお行方不明となられておられる方々も多く、ご家族の心痛はいかほどであろうと言葉もありません。 避難生活も長く心身ともに疲れ切っておられるであろうと思うとき、いろんな形での支援を今後も続けて行かなければならないと思っています。 5年前も三月とはいえ重たい雨雪で、被災地ではことのほか厳しかったことであろうと存じます。 ちょうど5年前も村議会の最終日でしたが、今年も今日が最終日、議会開会と同時に全員で被災者の方々に対し黙祷を捧げたところでした。 議会ではご提案申し上げた議案の全てを可決していただき閉会しました。 いよいよ28年度予算を効率的に執行し村の方々の生活向上に係わるように懸命の努力をしたいと思っているところであります。