予算を審議

(青空がすがすがしい、シンボルの学校松もでんとしている) (議会予算特別委員会での審議の模様){村議会からの写真提供} 平成27年度の村の予算を議会特別委員会(委員長・佐々木謙吉副議長)で審議された。 丸一日びっちり慎重に審議、この審議に当たっては我々執行部側からも答弁に支障をきたさないように担当者を含めて出席し、新年度の事業執行に向けてしっかりと対応しました。 主要な事業はかなり丁寧な資料を準備し、あらかじめ議会に提出しており、こうした資料も参考に質問があった。 特に重点事業である農業関係、畜産事業、未来プロ、学校給食センター、肉加工施設、雪対策、道路、用地取得など広範な事業の考え方などについての細やかな内容についても質問があり、理解していただいたところでした。 特に、各種事業の推進のため財源充当する基金取り崩しが、27年度はこれまでになく大きく、基金残高が11億円近くまで減少することになった。 それだけ新年度にかける村政運営の積極的な予算編成であり、地方創生関連事業と合わせてここ数年にない果敢な取り組みであることを理解していただきいと考えているところでもあります。 質問の中には財政運営の基本的な部分にも触れられる重要な質問もあり、当然のことながら我々としても、過去の財政運営のシュミレーションは、政治経済情勢あるいは社会情勢など激しい地方行財政が変化する中でその数値も大きく変化するものであり、柔軟に対応しなければならないことはお互いに理解しなければならないことであると考えている。 従って、今後の行財政運営に当たっては、そうした変化に常に対応できるように財政運営にも余裕を持った財源確保をするように心して対処していかなければならない事は、その任にあるものとしてしっかりと確認しておかなければならない。 それだけに、慎重かつ安定的な財政運営を心掛けつつ、積極的な対応もまた時として必要でもあると考えている。 積極予算編成をすることによる慎重さもまたより求められてくるといった背反性もあるのも事実である。 答弁に当たって考えの相違もあるのは当然のことながら、少し興奮してしまったこともあり、適切性を欠いていたのではないかとも反省している。落ち着いて冷静に対応できなければ行けないと言う思いが強い。 複雑な心境でもある。