困窮児童の学力

IMG_0665 先日日刊紙に「困窮児童の学力支援」の見出しの記事があった。 ぜんこくがくりょく・学習状況調査の成績が低かった全国の公立小中学校計約1000校に、学習支援を行う専任教員やカウンセラーを増員配置することを決めた。家庭の経済力による学力格差を解消するためで、来年度予算の概算要求な関連経費を盛り込む。との内容であった。 更に、小6と中3を対象に実施した学力テストの際、児童生徒の保護者約4万人の所得や学歴などを併せて調査した。その結果、応用力を測る小6の算数bでは、家庭の年収(税込み)1500万円以上の児童の平均点正答率は、71・5%だったが、200万円未満の児童は45・7%にとどまるなど、定収入の家庭ほど学力が低い傾向が見られた。 そんな調査もしたのかと思って記事を読んだのですがその反面何か違和感を覚えた。 その対策は結構であるし、教員やカウンセラーの配置も結構なことであるが、家庭の年収によっても確かに関連性はあるかもしれませんが、翻って我が村の家庭の収入を考えたとき、果たしてそんなに高額の収入家庭がどれだけあるだろうか、疑問に感じた。 この学力問題はそんなところにあるのかどうなのか? 少人数学級の具体化とか教員配置の充実などを違った視点からの検討がより求められているのではないだろうか? 教員やカウンセラーの充実配置、は大賛成であると同時に現場からの声が反映されるような議論が必要に感じた次第でした。

桜の芽も膨らむ

IMG_0663 秋田にも桜の季節が近づきつつあるようで、千秋公園の開花予想もだされ、いよいよといった感じである。 仙人郷の東成瀬村も今年は少し早い開花になるのではないだろうか。 役場前周辺の桜並木もがかすかに膨らんできており、生命の胎動が激しくなりつつあるように感じられる。 山菜の季節ももうすぐそこに来ている。 先日「コゴミ」をたくさんいただき、どこから取ってきたのだろうと聞いたら、日本海沿いの県南部からのものであった。 少し固かったがとても美味しかった。役場観測地点の積雪計ももう積雪ゼロとなったことでしょう。

歓送迎会

image (転出の挨拶) image                 (黄色の帽子をかぶった新一年生) image image                 (下校風景) 年中行事のひとつに「教職員」の転出、転入の伴う歓送迎会が、小中学校PTAの主催によって開催されている。 今年は昨日開催され、県北に異動になった先生は別にしてほとんど参加しての盛大な歓送迎となった。 転出された先生は新任地での様子を交えての挨拶、新たに赴任してくれた先生方は新たな強い決意で児童生徒の指導に当たる抱負をのべてくれていました。 どうぞよろしくお願いします。 参加した父兄も大半が子供たちのこととあって、ご夫婦での参加が多く、あちこちで担任の先生方との意見交換に花を咲かせていました。 昨日は、小学校でTV取材もあったとかで、今月中にまだ数回の取材があって、何でも全国版のニュースエブリーとかで特集を組んでの放映されるとのこと。 楽しみにしていたい。

時ならぬ雪

DSC_0261[1]           (冠雪した花桃) IMG_0662             (雪をかぶった福寿草) 昨朝と今朝は、すっかり春を感じていたのに、時ならぬ雪に 見舞われた。 そろそろ雪が溶けて乾いてきた畑の耕起の準備をしようかと思っていたところであったが、残念ながら少し先延ばしになった。 花芽もでて、花も咲き出したが今朝は福寿草も雪の中からぽつんと出ている様子がけなげなしい。 花桃にかぶった雪とバックの青空が映えて微妙なコントラストも見応えのある風景でした。

力強い成瀬の流れ

IMG_0643 IMG_0642 これから成瀬川は日に日に水かさを増し力強い流れとなって下流に潤いを与えてくれる。 静かな優しい清流が、笹濁りとなってくる。 こうした流れと語り合いながら一定の距離を散策して歩く楽しみもある。 成瀬川にはたくさんの橋もかかっており、その周辺からの流れにもいろいろな表情がある。 しかも時間によっても変化があり、その変化を確認する楽しみもある。 それにしても、今朝は雪が降っていた。 ほとんどの人たちは冬タイヤから夏タイヤに交換したであろうにと思うが、珍しいことでもないのが気象の変化でもある。 木々の芽も大きく膨らみつつあり、成瀬の四季はいよいよ春本番を迎える。