花と被災地

image (寄贈されたキバナコスモスの押し花の額) 3・11の未曾有の地震と津波災害、更には原発の事故など今なおその復旧にはご苦労なさっておられるようです。 昨日も、過疎地域自立促進協議会の役員会で、同席した岩手県山田町の議長さんとお話をしていたら、今も仮設住宅での生活で、湿気とカビとの戦いであるが避難所生活でないことだけでも助かるとの話であった。 そんなおり、出張で出掛けるときの自然を眺め、花を見ることの出来る生活の素晴らしさをお聞きした。 我々は普段何気なく生活している環境をそうした厳しい環境にある方々にとっては強く心を打たれるのでしょう。 たまたま、帰りに読んでいた伊集院静さんのエッセーにも、被災地に思いを馳せ、草花の咲くべきに相応しい場所と、被災地における花が如何に心を癒してくれるかを鋭い視点でのべておられた。 そう言えば、災害発生当事、緊急避難、リフレッシュ避難などで村の宿泊施設を利用してくださった方々は500人を越えていたが、その方々に対して、押し花の栞を一人一人に私の家人がプレゼントしたことを思い出した。 涙を流して喜んで下さった表情が今なをまぶたに浮かぶ。 更に、家人が先日は、岩手県大槌町で今春に蒔いたキバナコスモスの花を押し花にして、小学校と中学校で製作指導をした。 ここには、大型の額を寄贈させて頂いたようです。 それぞれに、何気ない草花の美しさを感じとり、記憶にとどめておく心のゆとりはこうしたときにこそ我々の生活に求められることを感じた次第でした。 ちょっとした気配りとでも言えるのでしょうか? 伊集院静さんの視点も好きですなー!

全国過疎地域自立促進連盟理事会・総会

image image image 午前中には、連盟の理事会があり、この場で持ち回りの連盟監事に選出された。 午後の総会で正式に任命、二年間その役割を担うことになった。 総会の後には、国会と関係省庁に総会で決定された要望事項の要請活動をした。 会長は、島根県知事の溝口善兵衛氏でかつては、今は亡き佐々木喜久治秋田県知事も勤められていた役職で、昭和45年に議員立法で成立し、数次にわたる改訂を へて現行制度となった。 平成22年の改正では画期的とも言えるソフト事業も過疎対策事業として制度化され、我々もその趣旨を十分に理解して活用している。 ここ数年の農業法人設立にも大きく活用しているところであり、村の振興発展に多大な効果を発揮している。 これからも、言えるいろいろ工夫をして情報を集め、活用すべく努力しなければならないと考えている。 中央の情報はやはり大事である。 総会には、高市総務大臣、谷公一自民党過疎対策特別委員長も出席し、挨拶してくださいました。