カテゴリー別アーカイブ: 政策

地域要望を聞く

毎年村内の各自治会、部落の要望事項をお聞きし、その課題解決をしてきている。 昨年からこの要望会を春と秋の年2回にしており、その春の会を開いた。 LED街灯要望から道路、水路の改修、豪雪による危険箇所改善要望、取水改良など広範に及ぶもので、これまても改善が進んでいるが、まだ実現できない事項は急がないといけない。 こんな形でどんどん進めていることから、要望事項も次第に本来的に行政が関わらなければならないのかな?と感じることもないわけでもない要望もあるように感じるのも現実である。 それでも無碍にビシャっと断ることもできないので丁寧に対応しなければ、普段から地域運営に頑張っておられる方に対して、その立場もしっかりと理解しなけれはならないことになるのも大事な対応策でもある。 意見交換が終わってから、懇親会ではじっくりとそのあたりを話し合って理解してもらうことになる。 その場で、また盛り上がって結局実施する事もあり面白いものです。 やっぱりこうした意見交換は大事ですなー!

年度末行事

    いよいよ年度末行事が佳境に入ってきた。 当然のように各種の団体、組織、協議会などの年度末の総会が連日開かれてくる。 仕方のないことではあるでしょうが、一日のうちに複数の会議に出ていただかなければならない方々も多く気の毒に感じることもあるし、申し訳ない気もする。 そうした中で、人事異動もまた大きな関心事であるし、それぞれの方々の挨拶も毎日のようにある。 昨日も、教職員の移動の合同挨拶会があり、10名の教職員から転出、ご退職の挨拶があった。 教育については村としても、重点施策として取り組んでおり、それに先生方も積極的に取り組んでくださり、大きなご貢献をいただいたところで、心からお礼を申し上げたところでした。 視察なども多く、心休まることの少なかった勤務であったかもしれませんが、本当にご難儀をかけましたし、その成果は着実に子供たちに植え付けられたものと確信しているところでした。 この後には、平成25年度東成瀬村功労者等表彰式が行われた。 自治功労賞、スポーツ賞(栄光賞、奨励賞)芸術文化賞などの分野で、26名と3団体に対し表彰をさせてもらった。 年々表彰を受けてもらえる対象が多くなっており、それだけ活躍される方々が増えてきていることに対し好ましい傾向であると感じている。 こうした活躍は、本人の今後にも励みになってもらえると思うし、その一方で、村の存在感にもつながるものと感じている。 これからもますます努力し頑張ってほしいと心かご期待申し上げたい、おめでとうございました。

横手・東成瀬線道路要望会

image 横手市山内の三又地区と東成瀬村岩井川地区の住民組織から立ち上がった主要地方道横手・東成瀬線の道路整備促進期成同盟会の秋田県庁要望会を行った。 冨田建設部長と県議会に対しての要望会で、通年通行とそれぞれの地区の部分改良など3項目を要望した。 部長からは着任以来3回目の熱い要望で内容については十分に理解している。 予算も厳しい中、最近は強靭化法もあり、少し風向きも変わって来ているようで、一気に通年化は無理であろうが、何らかの方向化が出来ないか検討させたいとの意向が示され、大きな成果と言う思いいがした。 これまでは、何せ県財政も厳しく「聞いて置く」だった気がしているのに比べると、大きな進展と言っても良いような感じであったと捉えたい。 それにしても、25年度は舗装道路の補修もなく、虚しい思いが地域の方々には強かったと思う。 これは我々にも責任があり、新年度はしっかりと強く要望して行かなくてはならないと考えている。 要望会を終えたそれぞれの地域の方々も少し晴れやかな気持ちで帰って頂けたように感じた。 良かった!

総合評価で「問題なし」

昨年末に財務省東北財務局秋田財務事務所から東成瀬村の財務状況のヒアリングを受け、財政資料等の提出し、村の財務状況を細かに分析していただきその評価をお示しいただくことができた。 昨日、その評価について直接秋田財務事務所長から資料を基に詳しく聞くことができた。 その結果は次のようであった。 ● 総合評価 債務償還能力(地方債等の債務の大きさと、その償還原資を獲得する能力)  問題なし 資金繰り状況(経常的な収支と積立金等の備えからみた資金余裕状況)    問題なし   ● 財務指標 債務の水準                               問題ない 償還原資の獲得状況                           問題ない 経常的な収支の余裕状況                         問題ない 資金繰りの余裕状況                           問題ない   ● 今後の見通しと留意点 債務償還能力                              留意すべき状況にはならない見通しである 資金繰り状況                              留意すべき状況にはならない見通しである   といった評価をいただいた。 この数値は秋田県の市町村の中では財政状況が安定しており、トップクラスの数値であるとのことであった。 我々は、こうした数値については常に留意し、財政運営を心掛けてきたところであり、市町村合併もせずに、単独村として懸命に努力をしつつ、できるだけ村民生活の向上のための行政投資をしてきたところであり、それなりの効果も表れてきているものと考えているところです。 そうした成果が今回の評価にもつながったものと考えているところであり、これに慢心することなくしっかりとした行財政運営をするようさらに努力をするようにしなければならないと考えているところである。 何はともあれ、公的な機関からこれだけの評価をいただいたことは正直なところ嬉しいしこれを励みとしてさらに頑張らなけばならないという思いを強くしたところです。  

農政課題で意見交換

国の農政が目まぐるしく変革する中で、数年前から農林水産省東北農政局長との直接意見交換する機会が設けられている。 これまでは、局長と直接話し合うなどの機会はほとんどなかったのであるが、複雑な農政問題、しかも課題も多くその理解の仕方にもかなりのかい離していることや、その理解度によっては、制度の活用も期待したような効果もなかったのではないかとも思われていたと感じている。 従って、そうした機会設けられても、市町村側でもそんなに期待もしなかった節がある。 しかし、回を重ねていくうちに、制度の充実、個別のケースなどについても直接意見交換ができ、しかも、その意見も本省にしっかりと伝えられことから、意義のある場となっている。 昨日も、2時間を超える時間みっちりと、新たな日本型農業の直接支払制度や農地の集積対策としての農地中間管理機構について話し合いが行われた。 私も、5項目にわたって意見を述べさせていただいたが、課題としては依然として残るのが、現在農政そのものが、どうしても平場対策を重視した施策は否めないように感じている。 この点についても、再質問の形で確認したが、なかなかその溝はうずまらないのが現実である。 政策としては、どうしてもそうならざるを得ないかもしれませんが、山間地の農地の保全、耕作放棄地対策としても重要であることはこれからも施策に反映されるようにめげずに求めていかなければならないと考えている。 この問題に対しては、あらゆる制度、多くの制度の中から「個別」に相談に応じてもらえるように道筋をつけておくことも今後は必要になってくるものと考えている。 新たな制度は、その制度の意図するところ、目的などをまず理解することが制度活用に重要であることも大事であり、まずそれから説明していくことも必要である。 小難しいい制度をいきなり読み上げ、説明してもなかなか理解は得られない、まずは、その制度が何のために作られているのかから入っていくことによって理解も得られやすいように感じた。 真剣な意見交換の場であった。