カテゴリー別アーカイブ: 交通安全・防犯

救助の在り方

栗駒山系遭難対策協議会の総会が開かれた。 協議会の予算、決算額は30万円余りと人命救助をボランテア活動とする団体としては極めて少ないのであるが、警察、広域消防、森林管理事務所、消防団、山岳遭難救隊、交通安全協会さらには関係自治体なども含まれる幅広い活動団体で、毎年遭難防止と万一遭難した場合、救助に向かい無事安全に救出することはたびたびであり、その活動はあまり知られていないが、実は影の力として、関係する方々からは大きな存在として認められている。 しかしその活動については、ごく自然な形であり、一般的には知られていない。 報道などでは一般的に「警察、消防などが救出した」となっているようである。 今回の総会では、山菜取り、登山などの山岳遭難救助に当たっての極めて具体的な実態と予防と防止対策について提案され改めて具体的な対応についての話し合いがなされた。 県境に位置する栗駒山系の遭難は、行政圏域、所轄警察、消防など難しい問題もあるが、遭難という事態が発生した場合は迅速に人命救助にあたることを確認し合った。 この協議会には独自の衛星携帯電話が2基活動備品として配備されており、有効に機能していることも特筆すべきことであると思っている。 今年もそうした事故の発生時期となっている。 この会の厄介にならないように期待したいものである。

自殺予防を考える

村の自殺予防活動を展開している東成瀬村のぞみの会(会長・鈴木春一)では、昨日会結成以来4回目となる「東成瀬村のいのちを考える集い」を、~思いやりとつながりを確かめるために~のもとに開催された。 「自殺」という言葉についてなかなか正面からストレートに言い表すには難しいことであるように感じているが、それを真正面から取り上げ、その予防活動に真剣に取り組み、のぞみの会員が毎年少しずつではあるが増え続け、活動する仲間も活動しやすい環境になりつつあるように感じている。 さんの「くじけないで~100才の詩人 柴田トヨさんからのメッセージ~」が朗読された。聞く人たちを感動させてくれた。とても素晴らしい朗読であったし村には読み聞かせグループ「つくしんぼ」もあり、こうした形でこの運動を展開することもよいように感じた。 そのあと、劇団「わらび座」の「わらび座いきいきシアアター 笑顔予報は晴れのち晴れ」の公演があった。 劇を通して、「生」を考え、自殺予防に自然と結び付けていく構成の素晴らしが観客に感銘を与え、皆さん感激の様子であった。 それぞれの思いを胸に帰路に就いたが、おそらく今日あたりのお茶のみの会などではその話が話題になることでしょう。 昨日は、この集いのほか、交通安全協会東成瀬支部(支部長・鈴木国男)の総会でのあいさつ、スキー場ではマスターズスキー大会の第2戦とキッズレース第2戦などでのプレゼンターと結構走り回った。 キッズレースは最近関心が高まってきているとの、主催したスポーツ店の社長さんの話しであり、これからも継続を視野に具体的に検討しなければならないだろうと思う。

交通・防犯指導隊合同初出式

新春恒例の東成瀬村交通指導隊と防犯指導隊の合同初出式があった。 村内で行われる各種のイベントや諸行事での駐車場の交通整理や防犯対策に当たっていただいておられる隊員の方々には、ご家族の方々のご協力で大変なご協力をお願いしている。 イベントなどでは、自らそのイベントに参加したり観客として出かけたい場合もあるでしょうが、そのほとんどがそうしたボランテア活動で無理であり、申し訳なく思うこともあります。 初出式は、厳寒の中折からの豪雪とあって屋内での出初め式も検討したが、年1回の折角の初出式でもあり、隊長の一言で、びしっと外でやろうということになった。 この後、関係者がこれまた恒例の天神社での、新年の無事故と安全祈願などをそろってお願いをしたところでした。 最近は、飲酒運転も後をたたず、成績も芳しくありませんし、事業所荒らしなど我々が知らない犯罪も頻発しているようで、何とも歯がゆい思いがするこの頃ではあります。 新年こそは、そうした事故や事件とは無縁な一年であってほしいとの思いでしっかりと一同お詣りをしたところでした。  

はつらつと出初め

image image image 東成瀬消防団の出初め式が、団長以下120名の参加の下、はつらつと堂々の行進を来賓各位の点検を受け整列して始まった。 団員数は170名でありながらなかなか団員の確保が難しくなってきているようだ。 それでも、他の市町村に比較すると何とか定員は確保出来ているようです。 ここでも、行財政改革のもと定員削減が行われて、消防ポンプの操作要員確保も時として支障を来すこともあるなど課題も出てきているとのことである。 こうした、事態はひとつ消防のみならずあらゆる組織、団体などででてきていることを真剣に考える必要がありそうだ。 昨日もそうした課題を抱える中での出初めで、挨拶などでも消防活動の重要性が述べられていた。 最後の締めは、第2分団長の手締めで今年の無火災、団員、村の安寧を願っての力強い締めで締めくくった。 消防団の出初め式は新春の風物詩でもある。

年末年始の出動式

横手警察署管内の、年末年始の犯罪事故防止を呼びかける、関係者による出動式が行われた。 数年前にも出席し、普段から御難儀をかけている交通指導隊、防犯指導隊など交通安全、防犯予防に係わっておられる方々に対し激励とお礼を申し上げるべく出席した。 今回は横手市長さんは、折から議会開会中とあって、出席できなかったが、横手警察署長の事故概況、その対応策などについての話があり、関係者の皆さんもその安全運動の必要性強く認識されたものと思っている。 私からは、普段からの活動に謝意を表し、皆さんが活動しやすい環境を作るのが我々行政の分担であり、健康にご留意しがんばっていただきたい旨のご挨拶をさせていただいた。 出動式の最後はよこてレインボーパトロール隊長の藤本さんの力強い出動宣言で出発式を終えた。 その後、パトカーの先導で各地区からの指導車のパレードによって師走の市内に向けて出発した。