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9月定例会議であいさつ

(村議会広報提供) 平成26年第8回東成瀬村議会(9月定例会議)が5日から16日までの日程で再開された。 定例会議の際には、私から村政運営の方針とこれまでの行政報告を行っており、今回も6月定例会議以降の報告、さらには今後の方向などの考え方を申し上げたところです。 要旨としては、村営福祉施設の特別養護老人ホーム「幸寿苑」の指定管理者制度の活用による運営方針を検討するべく検討には入っていることを述べ、さらに、給食センターを改築移転すべく具体的な調査検討のための補正予算を計上したこと、また、8月19日から24日まで秋田県町村会の町村長行政視察に参加した台湾情勢視察報告をさせて頂いた。 さらには、人口減少に悩む地方自治体としての対応策として、庁舎内に中堅若手職員によるプロジェクトチームを発足させ、すでに6回目の検討を行っていることを申し上げ、これまでの対応策の(在村者の流出抑制対策、村外からの交流、定住対策)検証作業を行い、さらに、子育て支援事業、雇用対策の検討、移住・定住の促進などについての具体的な検証作業を行ってきたこと。 こうした作業の成果をとりまとめ、今後は、子育て世代の女性と年齢層を対象に、その意向、考え方などを具体的に調査検討をし、今後の対策にしたい旨を申し上げたところでした。 おおむね年内にはとりまとめを終え、その具体的な対策に取りかかりたいと考えているところです。 このたびの議会には、報告、同意案件(教育委員の人事案件)、過疎地域自立促進計画の変更、補正予算、25年度決算案件など30議案をご提案している。議会の開会中には敬老会などもあり、かなりびっしりの日程での議案審議であり、しっかりと取り組んでいかなければならないと思っている。

成瀬ダム事業促進の総会

成瀬ダム事業の整備促進を働きかけてきた関係市町村と土地改良団体で組織する「成瀬ダム建設促進期成同盟会(会長・高橋横手市長)」の総会が開かれ提案された案件が原案どおり可決承認された。 この場で、村として、成瀬ダム事業からの利水はしないが、ダムサイト下流域の広大な面積の利活用対策として、流域の方々がこれまで一緒にこのダム建設に取り組んできた絆を強くしつつ、今後、未来につながるダムとして長くおつきあいしていく証としての植樹など具体的な計画を立てていくように提案した。 これはこれまでも提案してきたことであるが、ダム事業そのものについて具体的に進捗が思わしくなく、なかなかこうした提案にのって頂けなかったが、今度はかなり具体的に進捗するものと思っていることから再度提案し、議事録にも載せてもらった。 ところが、この総会には、そうした状況でありながら、首長さんたちの出席は少なく残念であった。 この後、同ダムの利水協議会も開かれこちらも全議案可決し承認された。 これに先立って、工事事務所長を講師に迎えて研修会が行われ、成瀬ダム事業の概要や東北地方の河川事業などの講演をして頂いた。 午前中は、村議会の臨時会が開かれ、2億7千774万円あまりの補正予算を審議して頂き可決して頂いた。 これは、選挙での提案していた事業(子育て対策の支援対策としての小中学校の給食費無料化、高校生の通学費助成など)や、産業の振興対策としての農作物生産支援、米粉対策、飼料米対策、飼料対策、農業関連事業、施設整備など広範な事業に対しての対策費を計上させて頂いた。 積み残していた政策経費の具体化でもあります。 この議会には、このほか、ミニライスセンターの建設契約案件、これに附設する設備施設の契約案件など6件と第3セクター関連の報告、農業委員の推薦などが議決され閉会した。 いよいよ各種事業が急ピッチで進むことになります。

一般質問を終える

議会2日目、午前中は2名の議員による一般質を受けた。 5期目の公約に掲げた3つの方針とその具体的な施策についての質問であり、かなりの時間がかかっても丁寧にお答えしなければならないと考えて、3本柱の施策の内、24項目にわたって具体的に私の考え方を述べさせていただいた。 ここでも中心になるのが「子育て環境の整備充実」であり、これが、人口減少対策にもつながるとしてかなりの時間を割いて説明させていただいた。 この施策については、具体的にはまだまだ詰めていかなければならない内容もあり今後具体的にその実施に向けて、精力的な作業を職員とともに進めていくこととしたい。 その作業が終わり次第、財源対策などを確認のうえできるだけ迅速に実現していきたいと考えている。 このほか、ごみ対策、農業施策の展開、通学路の安全確認などの質問があり、約2時間びっちりと一般質問の時間となった。 少し疲れた。 散歩道には、ガクアジサイが咲き乱れている。梅雨もまじかいのかな。

任期最初の議会

5期目の任期に入っての初めての議会、6月定例会議が開かれた。 初議会と言うこともあり、いつものことながら緊張しているもので、朝も早めに目覚め、新聞を2部一通りしっかりと読み、散歩に出かけた。 これが大事である。体調を確認し、声をしっかりと出せるように、口の運動である早口言葉をやり、全身を動かしながら、かわいい「ココア」に話しかけながら歩きつつ一日の行動を予想する。 田んぼもしっかりと根付き、優しい緑の苗が周囲の環境にしっかりと溶け込んでいる。 山の陰が水田に映し出され、水力発電用水路の水もきらきら輝きながら力強く流れている。 いつもの風景ながら、心の落ち着くいつもの散歩道である。 この自然に親しみながら、生活できる喜びは何物にも代えがたい喜びでもある。 今日もがんばろうと思うときである。 今日は、議会の一般質問が二人の議員からある。 任期最初とあって、お二人とも「選挙公約の実現とその政治姿勢」についての質問で、時間は結構要するかもしれません。 初心を忘れず、しっかりとお答えしなければならないと思う。  

横手・東成瀬線道路要望会

image 横手市山内の三又地区と東成瀬村岩井川地区の住民組織から立ち上がった主要地方道横手・東成瀬線の道路整備促進期成同盟会の秋田県庁要望会を行った。 冨田建設部長と県議会に対しての要望会で、通年通行とそれぞれの地区の部分改良など3項目を要望した。 部長からは着任以来3回目の熱い要望で内容については十分に理解している。 予算も厳しい中、最近は強靭化法もあり、少し風向きも変わって来ているようで、一気に通年化は無理であろうが、何らかの方向化が出来ないか検討させたいとの意向が示され、大きな成果と言う思いいがした。 これまでは、何せ県財政も厳しく「聞いて置く」だった気がしているのに比べると、大きな進展と言っても良いような感じであったと捉えたい。 それにしても、25年度は舗装道路の補修もなく、虚しい思いが地域の方々には強かったと思う。 これは我々にも責任があり、新年度はしっかりと強く要望して行かなくてはならないと考えている。 要望会を終えたそれぞれの地域の方々も少し晴れやかな気持ちで帰って頂けたように感じた。 良かった!