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穀雨の始まり

昨日は24節気の内の「穀雨」の始まりで2週間ぐらいの期間があるそうです。 本来は、旧暦のつまりは簡単に言うと1か月遅れの穀雨であって、我々の地域ではも少し先のことであるが、間違いなく田んぼの畔も出て来たし、雨が農地を潤わせる季節になって来たことを感じさせてくれる。 午後には国会議員を囲む会があり出席した、来賓として首長経験者の国会議員もおいでになり親しく話すことができて大変参考になった。 政権与党、与党に近い野党、野党とそれぞれに微妙な力関係、意志疎通、付き合い、国会対策など裏話などをお聞きすると実に政界は意味深いものだなーと感じてしまう。 それによってどうのこうのと言うこととは別にしてです! やはり、国レベルで考えること、大局的見地からの意見、考え方も大いに参考にすべきであることを改めて感じた囲む会でした。 午前中の冬囲い整理のあとのお昼ご飯は、天気も良く外に座って孫たちとカップラーメン! うまかったなー!

成瀬川上流も春

もう少しで芽吹きが始まるであろう成瀬川上流部、「夢仙人大橋」から望む北の又(地元では北が沢)は次第に雪解けが進み山肌もあらわになってきている。 眼下に流れる沢の水もわずかな笹濁りながらも、いかにも清流といった感じで流れている。 この周囲の山肌の広葉樹林帯も、もうまもなく芽吹くよといった感じのただよう雰囲気で、我々を迎えてくれる。 この周囲一帯は見事な広葉樹林帯で栃が森森林生態保護地区として指定されている地区で、それが芽吹く頃の美しさは何ともいわれないくらい気持の安らぐ地域でもある。 春の芽吹き、夏の青さ、秋の紅葉と私たちにとっては宝であり、それこそ東成瀬村そのものである。 ところで、今年から秋田県では昭和30年代から始まった全県駅伝競走が交通事情などもあり中止されてから久しいのであるが、その復活版として今年の9月から全県持ち回りでの駅伝競走を実施することになったようである。 25市町村から選抜されたチーム編成により実施が決まったようである。さて、そこで我が村ではどうするのか? 小中学校、高校、一般からの男女選手によるチーム編成で、果たして選手を確保できるのか大変難しい課題が出てきた。 さてどうするか?これから急いでその対策に取りかからなければならない。 全県市町村が参加しての大会であり、スポーツ立県秋田を標榜する以上欠場するわけにはいかないだろうがこれは相当難儀をすることになる。 開催地は今年は秋田市が会場になるようであるが、今後は全県の市町村や地域などの持ち回りとのことであり、村が当番地になったらこの342号線の景色を見ながらの縦断するコースなんかどうだろうなどと言ったら、一笑に付されてしまった。そうだろうな。それよりも当面の対策が大事である。 昨日はそうしたことや、国民文化祭の実行委員会総会が行われ、原案が承認され今後具体的な実施に向けて、しっかりと対応していくことになる。この国文祭は昨年プレイベントも実施しある程度の見通しがついているものと思われるが、なお慎重に準備を手抜かりなく進めていくことになる。 是非成功させたいものであり、多くの方々からのご協力をお願いするところです。  

爽やかな集い

農林水産大臣と秋田県農業関係者との集いがあり、ご案内があったので出席した。 現農林水産大臣のお話は何回かお聞きすることがあったが、いつも感じていることの一つに、他の人や政党などの批判めいたことは一切なく、淡々ともっぱら政策論議、考え方方向性などを的確に示してくれていて、とても参考になるし爽やかさを感じる。 この方の人間性であり政治家としての資質なんであろうと感じている。 今回の話しでも、政府関係のいろんな諮問機関からの意見にも、どちらかというと「すぐやれ!」といった意見が多いようであるが、農業はそんなにすぐに成果が出るわけではなく、春夏秋冬一年一作によってやっと農業生産ができるのであって、少なくとも3年あるいは5年スパンで農業の方向性示したいとしている姿勢には同感を覚える。 つまり、コメの生産調整一つをとっても、減反政策をやめるのではなく、現状を理解しつつ平場と中山間地の農業のありかたなど地域にあった農業の在り方を取り入れていくためには、多様な施策が必要であり、そのための方向性を考え、この期間に示していくための施策とするものであるとしているとのことであった。 何よりも、この日本の国土を考えるとき、画一的な農業施策はどんなに優秀な農林水産省の職員であっても無理であり、県独自で考えたり議論し合ってより良い農業政策とする攻めの農業に取り組んでいきたいとするものであったように感じた。 一方、参議院議員の初めての集いもあり、これでの後援会長の挨拶もまたよかった。 議員の活動が「颯々として風が立つ」との言葉を引用して、誠に爽やかで颯爽と若さにあふれた精力的な活動に期待感がいっぱいであることを述べておられた。 大変短い挨拶ながら議員の活動、性格を見事にとらえた素晴らしい挨拶であった。 その影響か、来賓のあいさつも6人もおりながら、短く感情のあるそれぞれのあいさつでとても和やかな会場であったし、集いであった。 御本人の挨拶もいつものことながら、堂々としたもので、聞く人たちの心に響くものがった。 久しぶりに、気持ちの良い集いであった。

二人の百寿のお祝い

(百歳になられた谷藤さんと高橋さん)   この3月に、めでたく百歳に達したお二人(岩井川の谷藤さんと田子内の高橋さん)に村からのお祝いを届けた。 今年はさらにもう御一方百歳になられる方がおられるようです。 先日は米寿の方々7人にもお祝いを届けた。 皆さん元気そのもので、いろいろなお話を伺うことができた。 特に、百寿の方お二人は誠にお元気で、お顔の肌も艶があり驚くほどの元気さにはびっくりした。 しかもその記憶力の確かさにも驚かされた。 一諸に行った担当者の親御さんもしっかりと記憶しており、どうすればこんなに記憶がしっかりしているんだろうと思ってしまった。 よく言われることですが、一緒に暮らしていると同じことを何回も何回も話すので参ってしまう。お客さんなんか来られると昔話を繰り返すので、もういいからと閉口してしまうといったことをよく聞くことがあるし、私自身も自分の母親が百歳直前の99歳まで生きていたのでそうした経験があり、そうした言い方をしたこともある。 ところが今頃になって、あの当時もう少し聞いておけばよかったと思うことがたくさんあって後悔しているのもまた事実である。 「親孝行したいときには親は無し」ではないが聞きたいときには親は無しであることもあることからすると、なるべくめんどくさがらず聞いておいておいた方が良いように思えてならない。 このたびのお二人は、誠に穏やかなご性格のご婦人で、終始にこやかに話ができとてもうれしかった。お一人は私の母親も生前は大変ご懇意にしていただいた方で、そうした思いが一層強かったのかもしれない。この分だとまだまだお元気であると思ったところでした。 米寿の方の中には、私のすぐ近くで住んでおられる方もおり、サッパリ顔を見せないでと!気合いをかけられてしまった。 この分だと、何ぼになってもやられっぱなしだなー!

特産メニュー登場か

村の花は「やまゆり}である。 、ささげ豆やあずき汁にやまゆりの球根が入っていてそれ自体が甘みもあって結構おいしいいごちそうであった記憶がある。 我々が子供の頃は砂糖が結構貴重品で、今みたいに調理にはふんだんには使うことが出来なかったようで、球根自体に甘みがあったのでしょうかよく使われていたのではないかと思われる。 そこで、村の花の球根を使った料理ができないか研究してほしいとホテルブランの板場にお願いをしていたら、村の特産調理の際にも検討してくれたようで試作品ができた。 それが、今回職員の年度末懇談会のメニューに登場した。 イヤー嬉しかったなー。 こじんまりしたお茶碗に「ユリ根ごはん」としてデビュー。 村の米粉ご飯に白いユリ根をのせてその上にオオバを刻んで放して彩りと香ばしさを添えたとてもおいしい料理であった。 こうした形で、村の特徴を活用した調理を心がけることはとても大事であると思う。 ところで、もう一工夫するとすれば、ご飯とユリ根が同じ彩でここいら辺りが改良の余地があるのかなと感じたところでした。 今度はいつごちそうになれるのかな?